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公開番号
2025107997
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2024001543
出願日
2024-01-10
発明の名称
画像形成装置および画像読取装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250715BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ケーブルに損傷が生じるおそれを低減しながら内部空間を効率的に利用する画像形成装置及び画像読み取り装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、画像読取装置100と、画像読取装置の上側に設けられ、貫通孔を有する筒状部材CYが取り付けられた原稿搬送装置200とを備え、画像読取装置は筒状部材が挿入される上下方向に貫通した挿入孔IHを有し、原稿搬送装置は、筒状部材が挿入孔に沿って上下方向に移動することにより、画像読取装置に対して上下方向に移動する。挿入孔の下端部は、下方へ向かうにつれて筒状部材から離れていく傾斜面INを有し、さらに、原稿搬送装置の内部から貫通孔を経由して画像読取装置の底面に沿って配線されるケーブルCA1を備え、原稿搬送装置が画像読取装置に対して上方に移動した場合、筒状部材およびケーブルが引き上げられて、ケーブルが傾斜面に沿って配線されるように移動する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
画像読取装置と、
前記画像読取装置の上側に設けられた原稿搬送装置と、を備え、
前記原稿搬送装置には貫通孔を有する筒状部材が取り付けられており、
前記画像読取装置は前記筒状部材が挿入されるように上下方向に貫通した挿入孔を有し、
前記原稿搬送装置は、前記筒状部材が前記挿入孔に沿って上下方向に移動することにより、前記画像読取装置に対して上下方向に移動可能であり、
前記挿入孔の下端部は、下方へ向かうにつれて前記筒状部材から離れていく傾斜面を有し、
前記原稿搬送装置の内部から前記貫通孔を経由して前記画像読取装置の底面に沿って配線されるケーブルをさらに備え、
前記原稿搬送装置が前記画像読取装置に対して上方に移動した場合、前記筒状部材および前記ケーブルが前記貫通孔に沿って引き上げられて、前記ケーブルが前記傾斜面に沿って配線されるように移動する、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記画像読取装置の底面には、前記ケーブルを前記底面に沿って配線されるように係止する係止部が設けられた、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記傾斜面は、底面視において、前記筒状部材と前記係止部との間に設けられた、
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記原稿搬送装置が前記画像読取装置に対して上方に移動していない場合には、前記ケーブルおよび前記筒状部材は、前記貫通孔に沿って引き上げられておらず、前記傾斜面の上端は、縦断面視において、前記筒状部材の上端と前記筒状部材の下端との間の高さに位置付けられている、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記原稿搬送装置が前記画像読取装置に対して上方に移動していない場合には、前記ケーブルおよび前記筒状部材は、前記貫通孔に沿って引き上げられておらず、前記筒状部材の下端は、前記傾斜面の上端よりも下側に位置付けられている、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記原稿搬送装置が前記画像読取装置に対して上方に移動した場合には、前記ケーブルおよび前記筒状部材が前記貫通孔に沿って引き上げられることにより、前記筒状部材の下端は、前記傾斜面の上端以上の高さ位置であって、かつ、前記貫通孔の上端以下の高さ位置へ移動する、
請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記原稿搬送装置が、前記画像読取装置に対して上方へ移動していない場合には、前記ケーブルおよび前記筒状部材は、前記貫通孔に沿って引き上げられておらず、前記ケーブルは、前記傾斜面に沿って配線されることなく、前記傾斜面の下端の高さ位置よりも下側の高さ位置まで前記筒状部材に沿って配線される、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記傾斜面は、前記挿入孔の上端と下端との間の位置から前記画像読取装置の前記底面まで前記係止部に近づくように傾斜している、
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記原稿搬送装置の内部から前記筒状部材の前記貫通孔を経由して前記画像読取装置の底面に沿って配線される他のケーブルをさらに備え、
前記原稿搬送装置が前記画像読取装置に対して上方に移動した場合、前記筒状部材および前記他のケーブルが前記貫通孔に沿って引き上げられて、前記他のケーブルが前記傾斜面に沿って配線されるように移動し、
前記傾斜面は、前記ケーブル用の第1傾斜面と前記他のケーブル用の第2傾斜面とを仕切るリブを有する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記筒状部材は、前記貫通孔内において前記ケーブルが配線される配線方向に沿って前記貫通孔を第1貫通孔と第2貫通孔とに仕切るように延びる仕切壁を有する、
請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置および画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、下記の特許文献1に開示されているように、画像形成装置の開発が行われている。画像形成装置は、画像読取装置、原稿搬送装置、およびケーブルを備えている。
【0003】
画像読取装置は、原稿に描かれた画像を読み取る。原稿搬送装置は、画像読取装置の上側に画像読取装置に対して開閉可能に設けられている。原稿搬送装置は、画像読取装置へ原稿を搬送する。ケーブルは、原稿搬送装置の内部の電子部品から画像読取装置の縦方向に延びる筒状部材の貫通孔を経由して画像読取装置の下側の電子部品まで延びる。このケーブルは、原稿搬送装置が画像読取装置に対して上方へ移動したときに、筒状部材に沿って引き上げられる。そのため、ケーブルには、撓み部が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-057611号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
画像読取装置には、画像読取装置を貫通する筒状部材と画像読取装置の底面との間に直角の角部が存在する。そのため、ケーブルは、その直角の角部に沿って配置されていると、引き上げられたときに、直角の角部に強く押し付けられる。それにより、ケーブルは、直角の折れ曲がりに起因して損傷するおそれがある。
【0006】
そのため、ケーブルの折れ曲がりによる損傷が抑制されるように、ケーブルが方向変換する位置にケーブルの撓み部が形成されている場合がある。この場合、この撓み部の存在により、画像読取装置が画像搬送装置に対して上方へ移動することにより、ケーブルが筒状部材の貫通孔に沿って縦方向に引き上げられたときに、ケーブルが直角の角部に強く押し付けられることが抑制されている。そのため、ケーブルの引き上げに起因した損傷が抑制される。
【0007】
しかしながら、画像読取装置を貫通する筒状部材と画像読取装置の底面との間のケーブルに撓み部が形成されていると、その撓み部が画像読取装置の下側へ垂れ下がってしまう。そのため、画像読取装置の下側の画像形成装置の内部空間に他の部品を設けることができない。その結果、画像形成装置の内部空間を効率的に利用することができない。
【0008】
以上から分かるように、上記した画像形成装置によれば、ケーブルに損傷が生じるおそれを低減できても、その内部空間を効率的に利用することができない。さらに画像形成装置の小型化が困難となる。
【0009】
本開示は、上述の問題に鑑みなされたものである。本開示の目的は、ケーブルに損傷が生じるおそれを低減しながら、内部空間を効率的に利用することができる画像形成装置および画像読取装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の画像形成装置は、画像読取装置と、前記画像読取装置の上側に設けられた原稿搬送装置と、を備え、前記原稿搬送装置には貫通孔を有する筒状部材が取り付けられており、前記画像読取装置は前記筒状部材が挿入されるように上下方向に貫通した挿入孔を有し、前記原稿搬送装置は、前記筒状部材が前記挿入孔に沿って上下方向に移動することにより、前記画像読取装置に対して上下方向に移動可能であり、前記挿入孔の下端部は、下方へ向かうにつれて前記筒状部材から離れていく傾斜面を有し、前記原稿搬送装置の内部から前記貫通孔を経由して前記画像読取装置の底面に沿って配線されるケーブルをさらに備え、前記原稿搬送装置が前記画像読取装置に対して上方に移動した場合、前記筒状部材および前記ケーブルが前記貫通孔に沿って引き上げられて、前記ケーブルが前記傾斜面に沿って配線されるように移動する。
(【0011】以降は省略されています)
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