TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025101791
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023218806
出願日
2023-12-26
発明の名称
動画像符号化装置、復号装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
19/59 20140101AFI20250701BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】同一のシーケンスで縮小率が異なるピクチャサイズで符号化、復号した場合において、復号側で同一のピクチャサイズに画像解像度変換処理を行うための情報を提供する。
【解決手段】動画像伝送システム1において、動画像復号装置30は、適応的に解像度を変更した符号化データを復号して復号画像を生成する画像復号装置31と、復号画像の解像度を変更する画像解像度変換処理装置61と、画像解像度変換処理装置61を動作させるための位相表示情報を復号する補助拡張情報復号装置91を備え、補助拡張情報が存在しない場合の位相表示情報の推定値を有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
適応的に解像度を変更した符号化データを復号して復号画像を生成する画像復号装置と、復号画像の解像度を変更する画像解像度変換処理装置と、
前記画像解像度変換処理装置を動作させるための位相表示情報を復号する補助拡張情報復号装置を備え、
前期補助拡張情報が存在しない場合の位相表示情報の推定値を有することを特徴とする動画像復号装置。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
適応的に画像を等倍か縮小する画像縮小処理装置と、
適応的に解像度を変更した画像の符号化データを生成する画像符号化装置と、
前記画像縮小処理装置を動作させるための位相表示情報を作成する補助拡張情報生成装置と、
前記の位相表示情報を符号化する補助拡張情報符号化装置を備え、
前期補助拡張情報が存在しない場合の位相表示情報の推定値を有することを特徴とする動画像符号化装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、動画像符号化装置、復号装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
動画像を効率的に伝送または記録するために、動画像を符号化することによって符号化データを生成する動画像符号化装置、および、当該符号化データを復号することによって復号画像を生成する動画像復号装置が用いられている。
【0003】
具体的な動画像符号化方式としては、例えば、H.264/AVCやH.265/HEVC(High-Efficiency Video Coding)方式などが挙げられる。
【0004】
このような動画像符号化方式においては、動画像を構成する画像(ピクチャ)は、画像を分割することにより得られるスライス、スライスを分割することにより得られる符号化ツリーユニット(CTU:Coding Tree Unit)、符号化ツリーユニットを分割することで得られる符号化単位(符号化ユニット(Coding Unit:CU)と呼ばれることもある)、及び、符号化単位を分割することより得られる変換ユニット(TU:Transform Unit)からなる階層構造により管理され、CU毎に符号化/復号される。
【0005】
また、このような動画像符号化方式においては、通常、入力画像を符号化/復号することによって得られる局所復号画像に基づいて予測画像が生成され、当該予測画像を入力画像(原画像)から減算して得られる予測誤差(「差分画像」または「残差画像」と呼ぶこともある)が符号化される。予測画像の生成方法としては、画面間予測(インター予測)、および、画面内予測(イントラ予測)が挙げられる。
【0006】
非特許文献1の最新の動画像符号化方式では、符号化画像(ピクチャ)の解像度を動的に変更できるRPR(Reference Picture Re-sampling)と呼ばれる方式が採用されている。
【0007】
また、非特許文献2では、動画像符号化及び復号の技術として画像の性質や、表示方法、タイミングなどを符号化データと同時に伝送するための補助拡張情報SEI(Supplemental Enhancement Information)メッセージが規定されている。画像の解像度を変更した時の画素の位相情報を示した位相表示SEIメッセージ(Phase Indication SEI message)が存在する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0008】
ITU-T Rec. H.266 "Versatile video coding"
ITU-T Rec. H.274 V3 "Versatile supplemental enhancement information messages for coded video bitstreams"
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
非特許文献1で開示されている動画像符号化方式では、符号化ピクチャのピクチャサイズを変更し、解像度を動的に変更できるRPR(Reference Picture Re-sampling)と呼ばれる方法が採用されている。また、非特許文献2の位相表示情報は、SEI(補助拡張情報)であるため、必ず送らなければならない情報ではない。位相表示SEIが存在しない場合、縮小と
拡大の位相表示情報が送信側と受信側であっていないと、同一のシーケンスで縮小率が異なるピクチャサイズで符号化、復号した場合、復号側で同一のピクチャサイズに画像解像度変換処理をした時に、解像度が変化するタイミングで、画像が時間的にずれてしまうという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様に係る動画像復号装置は、
適応的に解像度を変更した符号化データを復号して復号画像を生成する画像復号装置と、復号画像の解像度を変更する画像解像度変換処理装置と、
前記画像解像度変換処理装置を動作させるための位相表示情報を復号する補助拡張情報復号装置を備え、
前期補助拡張情報が存在しない場合の位相表示情報の推定値を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
携帯端末保持具
1か月前
個人
音響装置
1か月前
日本精機株式会社
投影システム
2か月前
日本無線株式会社
音声通信方式
1か月前
サクサ株式会社
中継装置
今日
キヤノン株式会社
通信装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
13日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
電気興業株式会社
無線中継器
20日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
日本精機株式会社
画像投映システム
2日前
ヤマハ株式会社
信号処理装置
13日前
キヤノン電子株式会社
モバイル装置
今日
個人
補聴器のイヤピース耳穴挿入具
1か月前
株式会社シグマ
撮像素子及び撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
リオン株式会社
電気機械変換器
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
日本放送協会
映像伝送システム
1か月前
キヤノン株式会社
通信システム
28日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮影システム
1か月前
株式会社ヴィーネックス
カメラ
1か月前
シャープ株式会社
電子機器
1か月前
エルメック株式会社
信号伝送回路
1か月前
株式会社クーネル
音響装置
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
29日前
株式会社国際電気
無線通信システム
1か月前
個人
外部ヘッダ変換通信装置および通信網
13日前
テックス通信株式会社
電話システム
2日前
株式会社オーディオテクニカ
受光器
今日
株式会社バッファロー
無線通信装置
1か月前
シャープ株式会社
画像読取装置
2か月前
キヤノン株式会社
移動体
27日前
続きを見る
他の特許を見る