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公開番号2025101758
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023218709
出願日2023-12-26
発明の名称発光装置及び表示装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H05B 45/18 20200101AFI20250701BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】低温時に消費電力を抑制可能な発光装置及び表示装置等の提供。
【解決手段】 発光装置は、1または複数の半導体発光素子を有する発光ユニットと、発光ユニットに電力を供給する電力供給ユニットと、発光ユニットを駆動する駆動素子を有する駆動部と、発光ユニットの温度を取得する温度取得部と、発光ユニットの温度に基づいて、発光ユニットを流れる電流の振幅を決定し、振幅を駆動部に出力する制御部と、を含み、駆動部は、制御部から取得した振幅に基づいて、電力供給ユニットが発光ユニットの一端に供給する電圧を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
1または複数の半導体発光素子を有する発光ユニットと、
前記発光ユニットに電力を供給する電力供給ユニットと、
前記発光ユニットを駆動する駆動素子を有する駆動部と、
前記発光ユニットの温度を取得する温度取得部と、
前記発光ユニットの温度に基づいて、前記発光ユニットを流れる電流の振幅を決定し、前記振幅を前記駆動部に出力する制御部と、
を含み、
前記駆動部は、
前記制御部から取得した前記振幅に基づいて、前記電力供給ユニットが前記発光ユニットの一端に供給する電圧を制御する発光装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記制御部は、
前記発光ユニットの温度が温度閾値未満である場合、前記発光ユニットの温度が前記温度閾値以上である場合に比べて、前記振幅を小さくする制御を行う発光装置。
【請求項3】
請求項2において、
前記制御部は、
前記発光ユニットの温度に基づいて、前記電流の前記振幅及びデューティーを決定し、前記電流の前記振幅及び前記デューティーを前記駆動部に出力し、
前記駆動部は、
前記制御部から取得した前記振幅及び前記デューティーに基づいて、前記電力供給ユニットが前記発光ユニットの一端に供給する前記電圧を制御する発光装置。
【請求項4】
請求項3において、
前記制御部は、
前記発光ユニットの温度が前記温度閾値未満である場合に、前記発光ユニットの温度が前記温度閾値以上である場合に比べて、前記デューティーを大きくする制御を行う発光装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか一項において、
前記駆動部は、
前記駆動素子に印加される電圧である第2電圧に基づいて、前記電力供給ユニットが前記発光ユニットの一端に供給する前記電圧を制御する発光装置。
【請求項6】
請求項1乃至4のいずれか一項において、
複数の前記発光ユニットを有し、複数のエリアに区分される発光部を含み、
前記温度取得部は、前記複数のエリアのそれぞれについて前記発光ユニットの温度を取得し、
前記制御部は、前記複数のエリアのそれぞれについて前記駆動部に出力する前記振幅を決定する発光装置。
【請求項7】
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発光装置を含む表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置及び表示装置等に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子を含む発光装置が知られている。例えば特許文献1には、LEDの駆動素子の損失を低減する発光装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-242477号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発光素子の順方向電圧は、低温時には高温時に比べて大きくなる。従って従来手法では、低温時は高温時に比べて、発光素子に供給する電圧が増加するため、発光装置の消費電力が大きくなる。
【0005】
本開示のいくつかの態様によれば、低温時に消費電力を抑制可能な発光装置及び表示装置等を提供できる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、1または複数の半導体発光素子を有する発光ユニットと、前記発光ユニットに電力を供給する電力供給ユニットと、前記発光ユニットを駆動する駆動素子を有する駆動部と、前記発光ユニットの温度を取得する温度取得部と、前記発光ユニットの温度に基づいて、前記発光ユニットを流れる電流の振幅を決定し、前記振幅を前記駆動部に出力する制御部と、を含み、前記駆動部は、前記制御部から取得した前記振幅に基づいて、前記電力供給ユニットが前記発光ユニットの一端に供給する電圧を制御する発光装置に関係する。
【0007】
本開示の他の態様は、上記の発光装置を含む表示装置に関係する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
発光装置の構成例を示す図である。
駆動部の構成例を示す図である。
制御部の構成例を示す図である。
発光ユニットの温度と電流の振幅倍率の関係例である。
発光素子の順方向電圧の温度特性を説明する図である。
高温時に発光素子を流れる電流波形の例を示す図である。
低温時に発光素子を流れる電流波形の例を示す図である。
制御部の構成例を示す図である。
発光ユニットの温度と電流の振幅倍率及びデューティー倍率の関係例である。
高温時に発光素子を流れる電流波形の例を示す図である。
低温時に発光素子を流れる電流波形の例を示す図である。
本実施形態における発光ユニットの温度と電流の振幅及びデューティーの関係例を示す図である。
本実施形態における発光ユニットの温度と輝度の関係例を示す図である。
本実施形態における発光ユニットの温度と発光ユニットに供給される電圧の関係例を示す図である。
比較例における発光ユニットの温度と電流の振幅及びデューティーの関係例を示す図である。
比較例における発光ユニットの温度と輝度の関係例を示す図である。
比較例における発光ユニットの温度と発光ユニットに供給される電圧の関係例を示す図である。
発光装置を含む表示装置の外観構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本実施形態について図面を参照しつつ説明する。図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本開示の必須構成要件であるとは限らない。
【0010】
1.システム構成例
図1は、本実施形態の発光装置100の構成例を示す図である。発光装置100は、発光ユニット110、駆動部120、電力供給ユニット130、制御部140及び温度取得部150を含む。ただし発光装置100の構成は図1の例に限定されず、一部の構成を省略する、あるいは他の構成を追加する等の種々の変形実施が可能である。なお、構成の省略や追加等の変形実施が可能である点は、図2等の後述する図においても同様である。
(【0011】以降は省略されています)

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