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公開番号
2025089732
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204541
出願日
2023-12-04
発明の名称
冷蔵庫
出願人
アクア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F25D
23/02 20060101AFI20250609BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】省スペースの構成で、断熱扉をユーザが手で押すことにより、途中で止まることなく断熱扉を完全に閉じることができる冷蔵庫を提供すること。
【解決手段】内部に貯蔵室が形成される断熱箱体と、貯蔵室の前方開口を閉鎖し、前後方向に引き出し可能に設けられる断熱扉20と、貯蔵室の内部に配置され、断熱扉20と共に引き出される収納容器15と、断熱扉20の後面に取りつけられ、前後方向に延びるレール22と、断熱箱体の内面に設けられ、レール22を前後方向に移動可能に支持するレール支持部112と、を備え、レール支持部112は、レール22を前方向に向かって上方向に傾斜させる位置関係で支持する冷蔵庫である。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に貯蔵室が形成される断熱箱体と、
前記貯蔵室の前方開口を閉鎖し、前後方向に引き出し可能に設けられる断熱扉と、
前記貯蔵室の内部に配置され、前記断熱扉と共に引き出される収納容器と、
前記断熱扉の後面に取りつけられ、前後方向に延びるレールと、
前記断熱箱体の内面に設けられ、前記レールを前後方向に移動可能に支持するレール支持部と、を備え、
前記レール支持部は、前記レールを前方向に向かって上方向に傾斜させる位置関係で支持する冷蔵庫。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記レールに設けられ、前記レールを前方向に移動させたときに所定の位置で前記レール支持部に当接して、前記レールの前方向への移動を阻止するストッパと、
前記断熱扉が引き出されて全開とされたときの全開位置に前記レールが位置しているときに、前記レール支持部に関して前記ストッパとは反対側の位置において前記レール支持部に当接可能に前記レールから出没可能な突起部と、を備える請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記突起部は、前記レールの貫通孔を貫通して配置され、板バネの自由端に固定され、前記板バネの基部が前記レールに固定されることにより、前記レールから出没可能に構成される請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記板バネの自由端は、前記板バネの基部に対して前方向の位置にある請求項3に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記レール支持部は、ローラーにより構成される請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前方向に引き出された前記断熱扉が後方向へ移動してゆき前記貯蔵室の前方開口を閉鎖する直前に、前記断熱扉の後方向への移動を減速させる減速装置を備える請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項7】
前記減速装置は、エアダンパーにより構成される請求項6に記載の冷蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
内部に貯蔵室が形成される断熱箱体に対して、断熱扉と共に引き出される収納容器を備える冷蔵庫が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。断熱扉には一対のレールの前端部が固定されており、レールは、断熱箱体に対して回転可能に支持されたローラーにより、断熱扉と一体で、冷蔵庫の前後方向へ移動可能に支持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-184969号公報
特許第3824017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の従来の冷蔵庫では、断熱扉及び収納容器を引き出した状態から、断熱扉を元に戻して閉じる方向へ押した後に、途中で止まってしまい、断熱扉を完全に閉じることができないことがあった。また、途中で止まらない機械的な構造を設ける場合には、レールと断熱箱体との間に当該構造を設ける必要があるが、この間の部分は、スペースに余裕がなく、別途、機械的な構造を設けることは困難であった。
【0005】
本開示は、省スペースの構成で、断熱扉をユーザが手で押すことにより、途中で止まることなく断熱扉を完全に閉じることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示は、内部に貯蔵室が形成される断熱箱体と、前記貯蔵室の前方開口を閉鎖し、前後方向に引き出し可能に設けられる断熱扉と、前記貯蔵室の内部に配置され、前記断熱扉と共に引き出される収納容器と、前記断熱扉の後面に取りつけられ、前後方向に延びるレールと、前記断熱箱体の内面に設けられ、前記レールを前後方向に移動可能に支持するレール支持部と、を備え、前記レール支持部は、前記レールを前方向に向かって上方向に傾斜させる位置関係で支持する冷蔵庫に関する。
【0007】
(1)の冷蔵庫によれば、レール支持部は、レールを前方向に向かって上方向に傾斜させる位置関係で支持するため、断熱扉が開いている状態のときに、断熱扉を把持するユーザが手を放すことのみにより、自重により断熱扉を後方向へ移動させることが可能となり、断熱扉を全閉位置へ確実に移動させることが可能となる。また、これを可能とする構成を、省スペースで実現することが可能となる。
【0008】
(2)前記レールに設けられ、前記レールを前方向に移動させたときに所定の位置で前記レール支持部に当接して、前記レールの前方向への移動を阻止するストッパと、前記断熱扉が引き出されて全開とされたときの全開位置に前記レールが位置しているときに、前記レール支持部に関して前記ストッパとは反対側の位置において前記レール支持部に当接可能に前記レールから出没可能な突起部と、を備える(1)に記載の冷蔵庫。
【0009】
(2)の冷蔵庫によれば、ストッパにより、レールが全開位置よりも前方向に移動してしまい、収納容器、断熱扉、及び、レールが、断熱箱体から外れて落ちてしまうことを防止することが可能となる。更に、レール支持部が突起部に当接することにより、収納容器、断熱扉、及び、レールが、全開位置にある状態を維持することが可能となる。
【0010】
(3)前記突起部は、前記レールの貫通孔を貫通して配置され、板バネの自由端に固定され、前記板バネの基部が前記レールに固定されることにより、前記レールから出没可能に構成される(1)に記載の冷蔵庫。
(【0011】以降は省略されています)
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