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公開番号2025088522
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203277
出願日2023-11-30
発明の名称冷蔵庫
出願人アクア株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F25D 23/00 20060101AFI20250604BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】ハーネスが折り曲げられるように大きく屈曲されることを回避可能な冷蔵庫を提供すること。
【解決手段】内部に貯蔵室が形成される断熱箱体11と、断熱箱体11に支持された回転軸112を中心に回転可能に支持され、回転軸112を中心に回転することにより、貯蔵室の前方開口を開閉可能な断熱扉16と、断熱箱体11から断熱扉16へ延びて電気を供給するハーネス90と、を備え、ハーネス90は、回転軸112の内部を通されずに回転軸112に巻き付くように配置される冷蔵庫1である。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
内部に貯蔵室が形成される断熱箱体と、
前記断熱箱体に支持された回転軸を中心に回転可能に支持され、前記回転軸を中心に回転することにより、前記貯蔵室の前方開口を開閉可能な断熱扉と、
前記断熱箱体から前記断熱扉へ延びて電気を供給するハーネスと、を備え、
前記ハーネスは、前記回転軸の内部を通されずに前記回転軸に巻き付くように配置される冷蔵庫。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記ハーネスを前記回転軸に巻き付けた状態に配置する配置部品を備える請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記配置部品は、前記回転軸の周囲に配置され前記ハーネスが載置されるスロープを有するハーネス載置部を有する請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記配置部品の上面には、前記回転軸の軸心位置とは異なる位置に配置された軸心を有し前記ハーネスが巻き付けられる軸部が設けられている請求項3に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記回転軸の軸心方向において、前記断熱扉側に延びる前記ハーネスの部分は、前記配置部品の上側に位置して、前記軸部に巻き付くように配置され、前記断熱箱体側に延びる前記ハーネスの部分は、前記配置部品の下側に位置して、前記回転軸に巻き付くように配置され、
前記配置部品の上側と前記配置部品の下側とは、前記スロープにより接続されている請求項4に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記ハーネスと、前記回転軸及び前記軸部との間には、空間が形成される請求項5に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
内部に貯蔵室が形成される断熱箱体に対して、断熱箱体に支持された回転軸を中心として回転して、貯蔵室の前方開口を開閉する断熱扉を有する構成の冷蔵庫が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-071930号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の従来の冷蔵庫では、断熱扉に設けられた電気製品へ電気を供給するために、断熱箱体から断熱扉へ延びるハーネスが配線される。ハーネスは、断熱扉の回転軸の内部を通されて断熱箱体から断熱扉へ延びる。
【0005】
しかし、このような構成においては、断熱扉に設けられる電気製品の数が増えて、ハーネスにおけるワイヤの本数が多くなりハーネスが太くなると、回転軸の内部を通されたハーネスは、断熱扉の開閉に伴い、折り曲げられるように大きく屈曲されることになる。このため、ハーネスの屈曲を抑えて断線を防ぐための構成が求められていた。
【0006】
本開示は、ハーネスが折り曲げられるように大きく屈曲されることを回避可能な冷蔵庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本開示は、内部に貯蔵室が形成される断熱箱体と、前記断熱箱体に支持された回転軸を中心に回転可能に支持され、前記回転軸を中心に回転することにより、前記貯蔵室の前方開口を開閉可能な断熱扉と、前記断熱箱体から前記断熱扉へ延びて電気を供給するハーネスと、を備え、前記ハーネスは、前記回転軸の内部を通されずに前記回転軸に巻き付くように配置される冷蔵庫に関する。
【0008】
(1)の冷蔵庫によれば、ハーネスは、回転軸の内部を通されずに回転軸に巻き付くように配置される。このためハーネスは緩やかに巻き付けられて湾曲させられるため、折り曲げられることを回避することが可能となる。このため、ハーネスが損傷して断線することを抑えることが可能となる。
【0009】
(2)前記ハーネスを前記回転軸に巻き付けた状態に配置する配置部品を備える(1)に記載の冷蔵庫。
【0010】
(2)の冷蔵庫によれば、冷蔵庫の製造時に、配置部品によりハーネスが所定の位置に配置可能であるため、ハーネスを回転軸に巻き付けた状態とする作業を行うときに、作業を行う作業者によって巻き付けた状態が変わることを回避することができる。この結果、冷蔵庫の製造時における、作業者による組み付けのばらつきを抑えることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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