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公開番号2025107397
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2025078785,2021124976
出願日2025-05-09,2021-07-30
発明の名称冷蔵庫
出願人アクア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F25D 23/06 20060101AFI20250710BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】効果的に小冷蔵室の低温化および恒温化を達成できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫10は、冷蔵室12と、冷蔵室12に送風される空気が冷却器により冷却される冷却室115と、冷蔵室12の内部で区画されたチルド室20と、冷蔵室12の内部で区画され、チルド室20の下方に配設された野菜室30と、チルド室20と野菜室30とを区画する区画壁21と、を具備する。ここで、区画壁21は、冷蔵室12を冷却した空気が冷却室115に帰還する帰還風路22と、帰還風路22とチルド室20との間に配設される断熱層23と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
冷蔵室と、
前記冷蔵室に送風される空気を冷却器により冷却する冷却室と、
前記冷蔵室の内部で区画されて成る第1小冷蔵室と、
前記冷蔵室の内部で区画され、前記第1小冷蔵室の下方に配設される第2小冷蔵室と、
前記第1小冷蔵室と前記第2小冷蔵室とを区画する区画壁と、を具備し、
前記区画壁は、上方板部材と、下方板部材と、前記上方板部材と前記下方板部材により挟み込まれた断熱層と、前記区画壁内において前記冷蔵室を冷却した空気が前記冷却室に帰還する帰還風路と、を有し、
前記帰還風路は、上下方向に沿って伸びる縦風路と、水平方向に沿って伸びる横風路と、を有し、
前記縦風路の一部は、前記断熱層の一辺の切欠部に形成されることを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記上方板部材に前記冷蔵室を冷却した空気を流入させる上面開口が形成され、
前記上面開口は、前記断熱層の前記切欠部の上方側に配設させることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記横風路は、前記断熱層の下面と前記下方板部材との間に間隙として形成され、
前記横風路内の空気は、前記下方板部材に形成された下面開口を通じて前記冷却室に帰還することを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記横風路は、前記断熱層の下面と前記下方板部材との間に間隙として形成され、
前記第1小冷蔵室はチルド室であり、
前記第2小冷蔵室は野菜室であることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記区画壁の後方に、前記チルド室を冷却した空気が前記冷却室に帰還するためのチルド室帰還風路が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記チルド室内の温度は、-2℃以下であることを特徴とする請求項5に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫に関し、特に、冷蔵室の内部に小冷蔵室を備えた冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、特許文献1に記載されたような、冷蔵室の内部に収納容器が配置された冷蔵庫が知られている。ここでは、冷蔵室の最下部にチルド容器が収納されている。送風機が送風した空気は、冷蔵室の後方側に形成された送風路を経由して冷蔵室に供給される。一方、送風路に送風された空気の一部は、冷蔵室を経由せずに、チルド容器に送風され、肉等の被収容物に直接冷風が供給される。このようにすることで、チルド容器の容器内温度は、冷蔵室の庫内温度よりも低くされ、例えば0℃程度とされる。これにより、チルド容器に収納された肉等の食品を保存することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-44687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前述した特許文献1に記載された冷蔵庫では、小冷蔵室の低温化および恒温化の観点から改善の余地があった。
【0005】
具体的には、小冷蔵室は、冷却室により冷却された空気が流入することで冷却される。また、小冷蔵室を冷却した空気は、小冷蔵室の近傍を経由し、冷却室に帰還する。一方、冷蔵室全体を冷却した高温の空気が冷却室に帰還する際に、小冷蔵室の近傍を通過すると、帰還する空気により小冷蔵室が昇温されてしまう。これにより、小冷蔵室の低温化および恒温化が阻まれてしまう課題があった。
【0006】
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、効果的に小冷蔵室の低温化および恒温化を達成できる冷蔵庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態にかかる冷蔵庫は、冷蔵室と、前記冷蔵室に送風される空気を冷却器により冷却する冷却室と、前記冷蔵室の内部で区画されて成る第1小冷蔵室と、前記冷蔵室の内部で区画され、前記第1小冷蔵室の下方に配設される第2小冷蔵室と、前記第1小冷蔵室と前記第2小冷蔵室とを区画する区画壁と、を具備し、前記区画壁は、上方板部材と、下方板部材と、前記上方板部材と前記下方板部材により挟み込まれた断熱層と、前記区画壁内に前記冷蔵室を冷却した空気が前記冷却室に帰還する帰還風路と、を有し、前記帰還風路は、上下方向に沿って伸びる縦風路と、水平方向に沿って伸びる横風路と、を有し、前記縦風路の一部は、前記断熱層の一辺の切欠部に形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の本実施形態に係る冷蔵庫によれば、効果的に小冷蔵室の低温化および恒温化を達成できる冷蔵庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る冷蔵庫の内部構成を示す側方断面図である。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、箱状収納部を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、箱状収納部を示す分解斜視図である。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、チルド室を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、チルド室を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、区画壁を上方から見た斜視図である。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、区画壁を下方から見た斜視図である。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、チルド室およびその周辺部を示す側方断面図である。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、区画壁の構成を詳細に示す分解斜視図である。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、下方板部材を詳細に示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10を図面に基づき詳細に説明する。本実施形態の説明では、同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。また、以下の説明では、上下前後左右の各方向を用いて説明するが、左右とは冷蔵庫10を前方から見た場合の左右である。
(【0011】以降は省略されています)

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