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公開番号
2025087317
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201886
出願日
2023-11-29
発明の名称
フリーザ
出願人
株式会社前川製作所
代理人
SSIP弁理士法人
主分類
F25D
17/08 20060101AFI20250603BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】フリーザ内の冷気の流れの圧損を低減する。
【解決手段】本開示の少なくとも一実施形態に係るフリーザは、被冷却物を搬送するためのコンベアと、被冷却物を冷却するための冷気を冷却するための熱交換器と、熱交換器で冷却された前記冷気が流入するチャンバと、コンベアの側方で上下方向に流れる前記冷気の庫内流路を内部に有するハウジングと、ハウジングの側面の開口を塞ぐように設けられる扉と、を備える。扉は、扉の閉状態において、ハウジングの外表面と扉の内面とが当接するように、開口の外側に設けられる。庫内流路の一部は、開口によって形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被冷却物を搬送するためのコンベアと、
前記被冷却物を冷却するための冷気を冷却するための熱交換器と、
前記熱交換器で冷却された前記冷気が流入するチャンバと、
前記コンベアの側方で上下方向に流れる前記冷気の庫内流路を内部に有するハウジングと、
前記ハウジングの側面の開口を塞ぐように設けられる扉と、
を備え、
前記扉は、前記扉の閉状態において、前記ハウジングの外表面と前記扉の内面とが当接するように、前記開口の外側に設けられ、
前記庫内流路の一部は、前記開口によって形成される、
フリーザ。
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【請求項2】
前記庫内流路は、前記コンベアの幅方向の側方に流出した前記冷気を前記熱交換器に導くための流路である、
請求項1に記載のフリーザ。
【請求項3】
前記庫内流路は、前記コンベアの幅方向の両側に流出した前記冷気を前記熱交換器に導くための流路である、
請求項2に記載のフリーザ。
【請求項4】
前記熱交換器は、前記コンベアの上方に位置する、
請求項1乃至3の何れか一項に記載のフリーザ。
【請求項5】
前記チャンバは、前記コンベアの上方、又は、前記コンベアの少なくとも往路部分よりも下方の少なくともいずれか一方に位置する、
請求項1乃至3の何れか一項に記載のフリーザ。
【請求項6】
前記チャンバからの前記冷気を吹き付けるための冷気噴出部、
を備え、
前記チャンバは、前記コンベアの上方に位置する上チャンバと、前記コンベアの少なくとも往路部分よりも下方に位置する下チャンバとを含み、
前記冷気噴出部は、前記上チャンバから前記冷気を噴出するための上側冷気噴出部と、前記下チャンバから前記冷気を噴出するための下側冷気噴出部とを含み、
前記上チャンバと前記下チャンバとを連通させる連通ダクト、
を備える、
請求項1乃至3の何れか一項に記載のフリーザ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、被冷却物、特に食品を冷却又は冷凍可能なフリーザに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
被冷却物、特に食品を冷却又は冷凍可能なフリーザとして、搬送用のコンベアベルトの往路部分に載置された被冷却物を冷気によって冷却又は冷凍可能なフリーザが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2012/001797号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば特許文献1に記載のフリーザでは、被冷却物を冷却した後の冷気は、搬送用のコンベアベルトの幅方向の一方側に流れた後、該一方側のハウジングの側面に沿って上方に流れ、送風機に吸引されるようになっている。そのため、フリーザの設置スペースの省スペース化が求められる中、フリーザの小型化のために幅方向の寸法を小さくしようとすると、被冷却物を冷却した後の冷気が該一方側のハウジングの側面に沿って上方に流れる際の流路が狭くなってしまい、冷気の圧損が大きくなってしまう。
【0005】
本開示の少なくとも一実施形態は、上述の事情に鑑みて、フリーザ内の冷気の流れの圧損を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の少なくとも一実施形態に係るフリーザは、
被冷却物を搬送するためのコンベアと、
前記被冷却物を冷却するための冷気を冷却するための熱交換器と、
前記熱交換器で冷却された前記冷気が流入するチャンバと、
前記コンベアの側方で上下方向に流れる前記冷気の庫内流路を内部に有するハウジングと、
前記ハウジングの側面の開口を塞ぐように設けられる扉と、
を備え、
前記扉は、前記扉の閉状態において、前記ハウジングの外表面と前記扉の内面とが当接するように、前記開口の外側に設けられ、
前記庫内流路の一部は、前記開口によって形成される。
【発明の効果】
【0007】
本開示の少なくとも一実施形態によれば、フリーザ内の冷気の流れの圧損を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係るフリーザを搬送方向の上流側から下流側に向かって見たときの内部構造を模式的に示す図である。
一実施形態に係るフリーザを搬送方向の上流側から下流側に向かって見たときの内部構造を模式的に示す図である。
一実施形態に係るフリーザを側方から見たときの内部構造を模式的に示す図である。
一実施形態に係るフリーザを側方から見たときの内部構造を模式的に示す図である。
図4におけるI-I矢視に相当する断面における冷気の流れを説明するための図である。
図4におけるI-I矢視に相当する断面における冷気の流れを説明するための図である。
図3におけるII-II矢視に相当する断面における冷気の流れを説明するための図である。
図1におけるIII-III矢視に相当する断面における冷気の流れを説明するための図である。
開放位置にある扉、開閉機構、及び枠部材の斜視図である。
閉塞位置にある扉、開閉機構、及び枠部材の斜視図である。
図1から図7に示したフリーザとは各機器の配置などが異なるフリーザについて説明するための模式的な構成図である。
図1から図7に示したフリーザとは各機器の配置などが異なるフリーザについて説明するための模式的な構成図である。
図1から図7に示したフリーザとは各機器の配置などが異なるフリーザについて説明するための模式的な構成図である。
図1から図7に示したフリーザとは各機器の配置などが異なるフリーザについて説明するための模式的な構成図である。
図1から図7に示したフリーザとは各機器の配置などが異なるフリーザについて説明するための模式的な構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本開示の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本開示の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
【0010】
図1は、一実施形態に係るフリーザを搬送方向の上流側から下流側に向かって見たときの内部構造を模式的に示す図であり、後述する図4におけるI-I矢視に相当する図である。
図2は、一実施形態に係るフリーザを搬送方向の上流側から下流側に向かって見たときの内部構造を模式的に示す図であり、図3におけるII-II矢視に相当する図である。
図3は、一実施形態に係るフリーザを側方から見たときの内部構造を模式的に示す図であり、図1におけるIII-III矢視に相当する図である。
図4は、一実施形態に係るフリーザを側方から見たときの内部構造を模式的に示す図であり、図1におけるIV-IV矢視に相当する図である。
(【0011】以降は省略されています)
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