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公開番号2025123136
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2024019035
出願日2024-02-09
発明の名称冷却装置
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類F25D 21/04 20060101AFI20250815BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】オフに設定された送風機の回転駆動の異常検出をオンに設定する際の作業負担を軽減することが可能な冷却装置を提供する。
【解決手段】この冷却装置100は、内部に冷却空間Sを含み、冷却空間Sに配置された商品を冷却する冷却装置本体1と、冷却空間S内の空気を冷却する冷凍サイクル2と、冷却装置本体1の外表面1aに設けられ、外表面1aに空気を送るとともに、冷却装置本体1に接続可能な送風機3と、送風機3の回転駆動の異常を検出する異常検出がオンに設定されている場合に、送風機3の回転駆動の異常を検出する制御部4とを備え、制御部4は、送風機3が冷却装置本体1に接続された場合に、オフに設定された異常検出をオンに設定するように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
内部に冷却空間を含み、前記冷却空間に配置された商品を冷却する冷却装置本体と、
前記冷却空間内の空気を冷却する冷凍サイクルと、
前記冷却装置本体の外表面に設けられ、前記外表面に空気を送るとともに、前記冷却装置本体に接続可能な送風機と、
前記送風機の回転駆動の異常を検出する異常検出がオンに設定されている場合に、前記送風機の回転駆動の異常を検出する制御部とを備え、
前記制御部は、前記送風機が前記冷却装置本体に接続された場合に、オフに設定された前記異常検出をオンに設定するように構成されている、冷却装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記送風機は、前記送風機が設けられた前記冷却装置本体の前記外表面の結露の発生を抑制するように構成されている、請求項1に記載の冷却装置。
【請求項3】
前記送風機は、前記冷却装置本体に含まれる端子に接続可能なように構成され、
前記制御部は、
前記端子を介した信号に基づいて前記送風機の回転駆動の異常を検出する前記異常検出がオンに設定されている場合に、前記送風機の回転駆動の異常を検出するとともに、
前記送風機が前記端子に接続された場合に、前記端子に接続された前記送風機についてオフに設定された前記異常検出をオンに設定するように構成されている、請求項1に記載の冷却装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記冷却装置本体に接続された前記送風機の回転駆動が検出されたことに基づいて、オフに設定された前記異常検出をオンに設定するように構成されている、請求項1に記載の冷却装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記冷却装置の電源がオフからオンに切り替えられた場合に、前記冷却装置本体に接続された前記送風機の回転駆動が検出されたことに基づいて、オフに設定された前記異常検出をオンに設定するように構成されている、請求項4に記載の冷却装置。
【請求項6】
前記送風機は、前記冷却装置本体に予め接続された第1送風機と、前記冷却装置本体に追加で接続される第2送風機とを含み、
前記制御部は、前記第2送風機が前記冷却装置本体に接続された場合に、前記第2送風機に対してオフに設定された前記異常検出をオンに設定するように構成されている、請求項1に記載の冷却装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記第2送風機が前記冷却装置本体に接続された場合に、前記第1送風機に対してオンに設定されているか否かにかかわらず前記異常検出をオンに再設定するように構成されている、請求項6に記載の冷却装置。
【請求項8】
前記制御部による前記異常検出の設定を切替え可能な操作部をさらに備え、
前記制御部は、前記冷却装置本体に接続された前記第2送風機の接続が解除された場合に、オンに設定した前記異常検出を、前記操作部の操作入力に基づいてオフに設定するように構成されている、請求項6に記載の冷却装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、冷却装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、冷却装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、冷却庫が開示されている。冷却庫は、冷凍装置によって内部の冷凍室が冷却される冷却庫本体を備える。内部の冷凍室が冷却されることに伴って冷却庫本体の底面も冷却されることに起因して、冷却庫本体の底面に結露が生じるのを抑制するために、冷却庫本体の底面には、冷却庫本体の底面に沿うように送風する送風機が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-221193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1には明記されていないが、送風機による送風が停止した場合、冷却装置本体の底面に結露が生じるおそれがあるため、冷却装置の制御部により送風機の回転駆動の異常を検出する異常検出が行われている。また、送風機は、設置環境によって必要に応じて後付けされる場合がある。この場合、送風機が冷却装置本体に接続される前において、送風機の回転駆動の異常の誤検出を防止するために、異常検出はオフに設定されている。そして、送風機が冷却装置本体に接続される際に、ユーザにより操作部に入力作業が行われることに基づいて異常検出はオンに設定される。しかしながら、送風機が冷却装置本体に接続される際に、ユーザにより操作部に入力作業を行うことにより異常検出をオンに設定する必要があるため、ユーザの作業負担を軽減することが困難である。そのため、オフに設定された送風機の回転駆動の異常検出をオンに設定する際の作業負担を軽減することが望まれている。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、オフに設定された送風機の回転駆動の異常検出をオンに設定する際の作業負担を軽減することが可能な冷却装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による冷却装置は、内部に冷却空間を含み、冷却空間に配置された商品を冷却する冷却装置本体と、冷却空間内の空気を冷却する冷凍サイクルと、冷却装置本体の外表面に設けられ、外表面に空気を送るとともに、冷却装置本体に接続可能な送風機と、送風機の回転駆動の異常を検出する異常検出がオンに設定されている場合に、送風機の回転駆動の異常を検出する制御部とを備え、制御部は、送風機が冷却装置本体に接続された場合に、オフに設定された異常検出をオンに設定するように構成されている。
【0008】
この発明の一の局面による冷却装置では、上記のように、冷却装置本体の外表面に空気を送るとともに冷却装置本体に接続可能な送風機と、異常検出がオンに設定されている場合に送風機の回転駆動の異常を検出する制御部とを備え、制御部は、送風機が冷却装置本体に接続された場合に、オフに設定された異常検出をオンに設定するように構成されている。これにより、送風機が冷却装置本体に接続される際に、ユーザにより操作部に操作入力することなく、オフに設定された異常検出をオンに設定することができる。そのため、オフに設定された送風機の回転駆動の異常検出をオンに設定する際の作業負担を軽減することができる。また、制御部により自動的に送風機の回転駆動の異常検出をオンにすることができるので、オフに設定された送風機の回転駆動の異常検出をユーザがオンに設定し忘れたことに起因して、送風機が冷却装置本体に接続された後に、送風機の回転駆動の異常検出がオフに設定されたままになることを抑制することができる。
【0009】
上記一の局面による冷却装置において、好ましくは、送風機は、送風機が設けられた冷却装置本体の外表面の結露の発生を抑制するように構成されている。このように構成すれば、オフに設定された送風機の回転駆動の異常検出をオンに設定する際の作業負担を軽減することができるとともに、送風機により上記外表面に空気を送ることにより上記外表面の結露の発生を効果的に抑制することができる。
【0010】
上記一の局面による冷却装置において、好ましくは、送風機は、冷却装置本体に含まれる端子に接続可能なように構成され、制御部は、端子を介した信号に基づいて送風機の回転駆動の異常を検出する異常検出がオンに設定されている場合に、送風機の回転駆動の異常を検出するとともに、送風機が端子に接続された場合に、端子に接続された送風機についてオフに設定された異常検出をオンに設定するように構成されている。このように構成すれば、送風機が端子に接続される際に、ユーザにより操作部に操作入力作業を行うことなくオフに設定された異常検出をオンに設定することができる。そのため、オフに設定された送風機の回転駆動の異常検出をオンに設定する際の作業負担を容易に軽減することができる。また、上記のように構成すれば、送風機を端子に接続する前において回転駆動の異常を示す信号が端子に入力されることを防止する短絡カプラを端子に接続することにより送風機を端子に接続する前と後とのいずれにおいても異常検出をオンに設定したままにする場合と異なり、短絡カプラを用いる必要がない。そのため、部品点数を削減することができる。また、上記場合と異なり、短絡カプラの着脱作業がないため、作業負担を軽減することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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