TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025163721
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2024067182
出願日
2024-04-18
発明の名称
硬貨処理装置
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G07D
9/04 20060101AFI20251023BHJP(チェック装置)
要約
【課題】奥行き寸法の小型化を図ること。
【解決手段】入金口21より入金された硬貨の真偽及び金種を識別し、正貨と識別された硬貨を下方に落下させて一時保留部24に一時保留した後に金種毎に複数の収納庫28に収納する一方、出金指令によって任意の収納庫28から繰り出された硬貨を出金搬送部30にて搬送させた後にリフトアップ部32により上方に搬送させて出金口33より出金させる硬貨処理装置10であって、一時保留部24は、入金口21及び出金口33よりも下方側であって収納庫28よりも上方側に配置され、かつ正貨と識別されて下方に落下された硬貨を一時保留する第1の一時保留庫24aと、収納庫28に並設され、かつ第1の一時保留庫24aから下方に落下された硬貨を一時保留する第2の一時保留庫24bとを備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
入金口より入金された硬貨の真偽及び金種を識別し、正貨と識別された硬貨を下方に落下させて一時保留部に一時保留した後に金種毎に複数の収納庫に収納する一方、出金指令によって任意の収納庫から繰り出された硬貨を出金搬送部にて搬送させた後にリフトアップ部により上方に搬送させて出金口より出金させる硬貨処理装置であって、
前記一時保留部は、
前記入金口及び前記出金口よりも下方側であって前記収納庫よりも上方側に配置され、かつ正貨と識別されて下方に落下された硬貨を一時保留する第1の一時保留庫と、
前記収納庫に並設され、かつ前記第1の一時保留庫から下方に落下された硬貨を一時保留する第2の一時保留庫と
を備えたことを特徴とする硬貨処理装置。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
入金指令が与えられた場合には、前記第1の一時保留庫に一時保留された硬貨を前記第2の一時保留庫に搬送させる一方、返金指令が与えられた場合には、前記第1の一時保留庫に一時保留された硬貨を前記リフトアップ部に搬送させて前記出金口より返金させる制御部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、各収納庫に収納された硬貨の枚数を計測する精査指令が与えられた場合に、精査対象の収納庫から繰り出された硬貨を前記第2の一時保留庫に一時的に保留し、前記第2の一時保留庫に保留された硬貨を再度収納庫に計数しつつ収納させることを特徴とする請求項2に記載の硬貨処理装置。
【請求項4】
前記第1の一時保留庫における硬貨通路は、高さ寸法が最も外径の小さい硬貨の外径よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の硬貨処理装置。
【請求項5】
前記第1の一時保留庫は、
正回転駆動する場合に一時保留する硬貨を前記硬貨通路の出口に向けて搬送する一方、逆回転駆動する場合に一時保留する硬貨を前記出口から離隔するよう搬送する搬送機構と、
前記硬貨通路の出口に近接する個所に配設され、該個所における硬貨の有無を検出する第1検出部と、
前記硬貨通路の出口から離隔する個所に配設され、該個所における硬貨の有無を検出する第2検出部と
を備え、
前記制御部は、前記搬送機構を正回転駆動及び逆回転駆動させることにより、前記第1の一時保留庫における残留硬貨の有無を判定することを特徴とする請求項4に記載の硬貨処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、硬貨処理装置に関し、より詳細には釣銭機として適用される硬貨処理装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、釣銭機として適用される硬貨処理装置は、入金口に入金された硬貨を識別し、正貨と識別された硬貨を一時保留部で一時保留した後に振分部にて金種毎に振り分け、金種毎に設けられた収納庫に収納するものである。この硬貨処理装置は、外部の装置等から釣銭払出要求である出金指令が与えられた場合に、要求金額に相当する硬貨を該当する収納庫から繰り出させ、出金搬送部により出金口まで搬送して払い出すものである(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-71662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述したような硬貨処理装置においては、収納庫が金種毎に設けられているので、取り扱い金種が6つの場合、前後方向に沿って6つの収納庫が並設されることとなる。そして、一時保留部が収納庫の前方側に配設されるとともに、その一時保留部よりも前方側に入金口や出金口が設けられている。そのため、硬貨処理装置における奥行き寸法が大きくなってしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、奥行き寸法の小型化を図ることができる硬貨処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る硬貨処理装置は、入金口より入金された硬貨の真偽及び金種を識別し、正貨と識別された硬貨を下方に落下させて一時保留部に一時保留した後に金種毎に複数の収納庫に収納する一方、出金指令によって任意の収納庫から繰り出された硬貨を出金搬送部にて搬送させた後にリフトアップ部により上方に搬送させて出金口より出金させる硬貨処理装置であって、前記一時保留部は、前記入金口及び前記出金口よりも下方側であって前記収納庫よりも上方側に配置され、かつ正貨と識別されて下方に落下された硬貨を一時保留する第1の一時保留庫と、前記収納庫に並設され、かつ前記第1の一時保留庫から下方に落下された硬貨を一時保留する第2の一時保留庫とを備えたことを特徴とする。
【0007】
また本発明は、上記硬貨処理装置において、入金指令が与えられた場合には、前記第1の一時保留庫に一時保留された硬貨を前記第2の一時保留庫に搬送させる一方、返金指令が与えられた場合には、前記第1の一時保留庫に一時保留された硬貨を前記リフトアップ部に搬送させて前記出金口より返金させる制御部を備えたことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記硬貨処理装置において、前記制御部は、各収納庫に収納された硬貨の枚数を計測する精査指令が与えられた場合に、精査対象の収納庫から繰り出された硬貨を前記第2の一時保留庫に一時的に保留し、前記第2の一時保留庫に保留された硬貨を再度収納庫に計数しつつ収納させることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記硬貨処理装置において、前記第1の一時保留庫における硬貨通路は、高さ寸法が最も外径の小さい硬貨の外径よりも小さいことを特徴とする。
【0010】
また本発明は、上記硬貨処理装置において、前記第1の一時保留庫は、正回転駆動する場合に一時保留する硬貨を前記硬貨通路の出口に向けて搬送する一方、逆回転駆動する場合に一時保留する硬貨を前記出口から離隔するよう搬送する搬送機構と、前記硬貨通路の出口に近接する個所に配設され、該個所における硬貨の有無を検出する第1検出部と、前記硬貨通路の出口から離隔する個所に配設され、該個所における硬貨の有無を検出する第2検出部とを備え、前記制御部は、前記搬送機構を正回転駆動及び逆回転駆動させることにより、前記第1の一時保留庫における残留硬貨の有無を判定することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
富士電機株式会社
集積回路
1日前
富士電機株式会社
搬送機構
2か月前
富士電機株式会社
駆動回路
1か月前
富士電機株式会社
溶接装置
2か月前
富士電機株式会社
冷却装置
2か月前
富士電機株式会社
冷却装置
1日前
富士電機株式会社
電磁接触器
1か月前
富士電機株式会社
電磁接触器
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
2か月前
富士電機株式会社
パネル構造
1日前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
電磁接触器
1か月前
富士電機株式会社
自動販売機
1か月前
富士電機株式会社
電磁接触器
1か月前
富士電機株式会社
エンコーダ
1か月前
富士電機株式会社
回路遮断器
1か月前
富士電機株式会社
電磁接触器
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
15日前
富士電機株式会社
パネル構造
1日前
富士電機株式会社
自動販売機
2日前
富士電機株式会社
半導体装置
2か月前
富士電機株式会社
半導体装置
2日前
富士電機株式会社
半導体装置
2か月前
富士電機株式会社
電磁接触器
9日前
富士電機株式会社
硬貨処理装置
1か月前
富士電機株式会社
自動販売装置
1か月前
富士電機株式会社
飲料抽出装置
1か月前
富士電機株式会社
ショーケース
1か月前
富士電機株式会社
冷却システム
2か月前
富士電機株式会社
飲料供給装置
1日前
富士電機株式会社
硬貨処理装置
1か月前
富士電機株式会社
金銭処理装置
1か月前
富士電機株式会社
学習システム
1か月前
富士電機株式会社
商品収納装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体モジュール
1か月前
続きを見る
他の特許を見る