TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025163740
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024067225
出願日2024-04-18
発明の名称硬貨処理装置
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07G 1/00 20060101AFI20251023BHJP(チェック装置)
要約【課題】精査動作時間の短縮化を図ること。
【解決手段】入金口12より入金された硬貨の真偽及び金種を識別し、正貨として識別された硬貨を一時保留部22に一時保留した後に金種毎に複数の収納庫24に収納する一方、出金指令によって任意の収納庫24から繰り出された硬貨を出金搬送部25にて搬送させて出金口14より出金させる硬貨処理装置10であって、各収納庫24に収納された硬貨の枚数を計測する精査指令が与えられた場合に、精査対象の収納庫24から繰り出された硬貨を、一時保留部22及び出金搬送部25に一時的に保留し、一時保留部22に保留された硬貨を再度収納庫24に計数しつつ収納させた後に、出金搬送部25に保留された硬貨を一時保留部22に保留させてから再度収納庫24に計数しつつ収納させる制御部40を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
入金口より入金された硬貨の真偽及び金種を識別し、正貨として識別された硬貨を一時保留部に一時保留した後に金種毎に複数の収納庫に収納する一方、出金指令によって任意の収納庫から繰り出された硬貨を出金搬送部にて搬送させて出金口より出金させる硬貨処理装置であって、
各収納庫に収納された硬貨の枚数を計測する精査指令が与えられた場合に、精査対象の収納庫から繰り出された硬貨を、前記一時保留部及び前記出金搬送部に一時的に保留し、前記一時保留部に保留された硬貨を再度収納庫に計数しつつ収納させた後に、前記出金搬送部に保留された硬貨を前記一時保留部に保留させてから再度収納庫に計数しつつ収納させる制御部を備えたことを特徴とする硬貨処理装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記精査指令が与えられた場合に、精査対象の一の収納庫から繰り出された該当金種の硬貨を前記一時保留部に一時的に保留させた後に、精査対象の他の収納庫から繰り出された別の該当金種の硬貨を前記出金搬送部に一時的に保留させることを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記精査指令が与えられた場合に、精査対象の複数の収納庫から繰り出させた硬貨を前記一時保留部及び前記出金搬送部に一時的に保留させることを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項4】
前記出金搬送部は、正回転駆動する場合に前記硬貨を前記出金口に近接するように搬送させる一方、逆回転駆動する場合に前記硬貨を前記出金口から離隔するように搬送させるものであり、
前記制御部は、前記精査指令が与えられた場合に、前記出金搬送部を前記正回転駆動させて前記硬貨を前記一時保留部に一時的に保留させた後に、前記出金搬送部を前記逆回転駆動させて前記硬貨を該出金搬送部に一時的に保留させることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の硬貨処理装置。
【請求項5】
前記出金搬送部は、前記出金口に近接するに従って漸次上方に傾斜する態様で延在していることを特徴とする請求項4に記載の硬貨処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、硬貨処理装置に関し、より詳細には釣銭機として適用される硬貨処理装置の改良に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗には、自動釣銭機として硬貨処理装置が設置されている。この硬貨処理装置は、通常、POSレジスタ装置等の上位装置に接続されており、上位装置からの指令に応じて硬貨の入出金動作を行うものである。また硬貨処理装置では、待機状態において上位装置からの精査指令に従って、収納庫に収納された硬貨の在高を精査する精査動作を行う(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6801426号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記硬貨処理装置においては、精査指令が与えられた場合に、精査対象の一の収納庫から繰り出された硬貨を、一時保留部に一時的に保留し、一時保留部に保留された硬貨を再度一の収納庫に計数しつつ収納させた後に、精査対象の他の収納庫から繰り出された硬貨を、一時保留部に一時的に保留し、一時保留部に保留された硬貨を再度他の収納庫に計数しつつ収納させていた。つまり、従来の硬貨処理装置では、精査対象の収納庫が複数ある場合に、収納庫毎に硬貨を一時保留部へ一時保留させた後に収納庫に収納させていたので、精査動作に要する時間が長大化していた。
【0005】
本発明は、上記に実情に鑑みて、精査動作時間の短縮化を図ることができる硬貨処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る硬貨処理装置は、入金口より入金された硬貨の真偽及び金種を識別し、正貨として識別された硬貨を一時保留部に一時保留した後に金種毎に複数の収納庫に収納する一方、出金指令によって任意の収納庫から繰り出された硬貨を出金搬送部にて搬送させて出金口より出金させる硬貨処理装置であって、各収納庫に収納された硬貨の枚数を計測する精査指令が与えられた場合に、精査対象の収納庫から繰り出された硬貨を、前記一時保留部及び前記出金搬送部に一時的に保留し、前記一時保留部に保留された硬貨を再度収納庫に計数しつつ収納させた後に、前記出金搬送部に保留された硬貨を前記一時保留部に保留させてから再度収納庫に計数しつつ収納させる制御部を備えたことを特徴とする。
【0007】
また本発明は、上記硬貨処理装置において、前記制御部は、前記精査指令が与えられた場合に、精査対象の一の収納庫から繰り出された該当金種の硬貨を前記一時保留部に一時的に保留させた後に、精査対象の他の収納庫から繰り出された別の該当金種の硬貨を前記出金搬送部に一時的に保留させることを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記硬貨処理装置において、前記制御部は、前記精査指令が与えられた場合に、精査対象の複数の収納庫から繰り出させた硬貨を前記一時保留部及び前記出金搬送部に一時的に保留させることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記硬貨処理装置において、前記出金搬送部は、正回転駆動する場合に前記硬貨を前記出金口に近接するように搬送させる一方、逆回転駆動する場合に前記硬貨を前記出金口から離隔するように搬送させるものであり、前記制御部は、前記精査指令が与えられた場合に、前記出金搬送部を前記正回転駆動させて前記硬貨を前記一時保留部に一時的に保留させた後に、前記出金搬送部を前記逆回転駆動させて前記硬貨を該出金搬送部に一時的に保留させることを特徴とする。
【0010】
また本発明は、上記硬貨処理装置において、前記出金搬送部は、前記出金口に近接するに従って漸次上方に傾斜する態様で延在していることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

富士電機株式会社
駆動回路
4日前
富士電機株式会社
冷却装置
1か月前
富士電機株式会社
搬送機構
1か月前
富士電機株式会社
溶接装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
17日前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
自動販売機
11日前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
エンコーダ
1か月前
富士電機株式会社
回路遮断器
1か月前
富士電機株式会社
電磁接触器
1か月前
富士電機株式会社
電磁接触器
1か月前
富士電機株式会社
自動販売機
2か月前
富士電機株式会社
半導体装置
2か月前
富士電機株式会社
電磁接触器
1か月前
富士電機株式会社
電磁接触器
1か月前
富士電機株式会社
電磁接触器
1か月前
富士電機株式会社
ショーケース
27日前
富士電機株式会社
自動販売装置
18日前
富士電機株式会社
商品収納装置
27日前
富士電機株式会社
学習システム
13日前
富士電機株式会社
分析システム
2か月前
富士電機株式会社
金銭処理装置
12日前
富士電機株式会社
硬貨処理装置
4日前
富士電機株式会社
硬貨処理装置
4日前
富士電機株式会社
冷却システム
1か月前
富士電機株式会社
飲料抽出装置
6日前
富士電機株式会社
ショーケース
2か月前
富士電機株式会社
電力変換システム
1か月前
富士電機株式会社
電力変換システム
2か月前
富士電機株式会社
半導体モジュール
20日前
富士電機株式会社
チャンネルベース
1か月前
富士電機株式会社
ガス処理システム
7日前
富士電機株式会社
半導体モジュール
10日前
続きを見る