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公開番号2025163864
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024067443
出願日2024-04-18
発明の名称制御装置、制御方法
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類E05B 47/00 20060101AFI20251023BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】鉄道車両のドアの施錠時や解錠時の騒音を抑制することが可能な技術を提供する。
【解決手段】一実施形態に係るドア制御装置80は、鉄道車両1のドア10側に設けられるロックホール32Aに所定の付勢力の作用で挿入されることによりドア10の施錠状態を実現する車体側のロックピン31と、所定の付勢力に抗してロックピン31をロックホール32Aから離れる方向に移動させる推力を電気的に発生させ、ドア10の解錠状態を実現するソレノイド34とを有する施錠装置30の動作を制御する。そして、ドア制御装置80は、ドア10の解錠時において、推力を弱めるようにソレノイド34を制御する。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
第1の部材と、
前記第1の部材に近づく移動に応じて、前記第1の部材との間の所定の位置関係が成立することで、鉄道車両のドアの施錠状態を実現する第2の部材と、
前記ドアの施錠時において、前記第1の部材に近づくように前記第2の部材を移動させる第1の力を発生させる第1の力発生部と、
前記ドアの解錠時において、前記第1の力に抗する第2の力を発生させ、前記第2の部材を前記第1の部材から離れるように移動させることで前記ドアの解錠状態を実現する第2の力発生部と、を有する、
施錠装置の動作を制御する制御装置であって、
前記ドアの解錠時において、前記第2の力を弱めるように前記第2の力発生部を制御する、
制御装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記解錠時において、前記第2の力をゼロの状態から相対的に高い状態に移行させた後に、前記第2の力を相対的に低い状態に弱めるように、前記第2の力発生部を制御する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記第2の部材との間の機械的作用により前記第2の部材の動作に応じた切り替わり動作を行うスイッチ部の、前記ドアの施錠状態に対応する第1の信号を出力する状態から前記ドアの解錠状態に対応する第2の信号を出力する状態への切り替わりの前に、前記第2の力を弱めるように前記第2の力発生部を制御する、
請求項1又は2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記第2の部材との間の機械的作用により前記第2の部材の動作に応じた切り替わり動作を行うスイッチ部の、前記ドアの施錠状態に対応する第1の信号を出力する状態から前記ドアの解錠状態に対応する第2の信号を出力する状態への切り替わりに応じて、前記第2の力を弱めるように前記第2の力発生部を制御する、
請求項1又は2に記載の制御装置。
【請求項5】
前記第2の部材の位置に合わせて、前記第2の力を弱めるように前記第2の力発生部を制御する、
請求項1又は2に記載の制御装置。
【請求項6】
前記第2の部材の位置に応じた前記第2の力発生部に作用する負荷の変化に合わせて、前記第2の力を弱めるように前記第2の力発生部を制御する、
請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
前記第2の力発生部は、ソレノイドであり、
前記ソレノイドの電流値に基づき、前記第2の部材の位置に応じた前記ソレノイドに作用する負荷の変化を判断し、前記第2の力を弱めるように前記ソレノイドを制御する、
請求項6に記載の制御装置。
【請求項8】
前記ソレノイドの電流をフィードバック制御し、前記第2の力を相対的に高い状態に移行させ、その後、フィードバックゲインを弱めると共に、一定の電流を維持するように前記ソレノイドの電流をフィードバック制御し、その制御状態で前記ソレノイドの電流が所定基準に対して相対的に大きく変化すると、前記ソレノイドの電流をフィードバック制御し、前記第2の力を相対的に低い状態に弱める、
請求項7に記載の制御装置。
【請求項9】
第1の部材と、
前記第1の部材に近づく移動に応じて、前記第1の部材との所定の位置関係が成立することで鉄道車両のドアの施錠状態を実現する第2の部材と、
前記ドアの施錠時において、前記第1の部材に近づくように前記第2の部材を移動させる第1の力を発生させる第1の力発生部と、
前記ドアの解錠時において、前記第1の力に抗する第2の力を発生させ、前記第2の部材を前記第1の部材から離れるように移動させることで前記ドアの解錠状態を実現する第2の力発生部と、を有する、
施錠装置の動作を制御する制御装置であって、
前記ドアの施錠時において、前記第2の力発生部を制御し、前記第2の部材に対する前記第1の力発生部の作用を弱めるように前記第2の力を発生させる、
制御装置。
【請求項10】
前記ドアの閉動作中において、前記第2の力発生部を制御し、前記第2の部材が前記第1の部材と前記所定の位置関係を成立させるように移動することが可能な状態になる前に、相対的に高い前記第2の力を発生させ、前記第2の部材が前記第1の部材と前記所定の位置関係を成立させるように移動することが可能な状態になると、相対的に低い前記第2の力を発生する状態に移行させる、
請求項9に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置等に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、鉄道車両のドアの施錠時や解錠時に生じる騒音を低減する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-142880号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、緩衝材によって、解錠時に生じる部品同士の衝突による衝撃を吸収することで騒音低減を図っている。そのため、ある程度の効果は見込めるものの、部品同士の接触により生じる衝撃自体を抑制することはできず、その効果には限界がある。
【0005】
そこで、上記課題に鑑み、鉄道車両のドアの施錠時や解錠時の騒音を抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示の一実施形態では、
第1の部材と、
前記第1の部材に近づく移動に応じて、前記第1の部材との間の所定の位置関係が成立することで、鉄道車両のドアの施錠状態を実現する第2の部材と、
前記ドアの施錠時において、前記第1の部材に近づくように前記第2の部材を移動させる第1の力を発生させる第1の力発生部と、
前記ドアの解錠時において、前記第1の力に抗する第2の力を発生させ、前記第2の部材を前記第1の部材から離れるように移動させることで前記ドアの解錠状態を実現する第2の力発生部と、を有する、
施錠装置の動作を制御する制御装置であって、
前記ドアの解錠時において、前記第2の力を弱めるように前記第2の力発生部を制御する、
制御装置が提供される。
【0007】
また、本開示の他の実施形態では、
第1の部材と、
前記第1の部材に近づく移動に応じて、前記第1の部材との所定の位置関係が成立することで鉄道車両のドアの施錠状態を実現する第2の部材と、
前記ドアの施錠時において、前記第1の部材に近づくように前記第2の部材を移動させる第1の力を発生させる第1の力発生部と、
前記ドアの解錠時において、前記第1の力に抗する第2の力を発生させ、前記第2の部材を前記第1の部材から離れるように移動させることで前記ドアの解錠状態を実現する第2の力発生部と、を有する、
施錠装置の動作を制御する制御装置であって、
前記ドアの施錠時において、前記第2の力発生部を制御し、前記第2の部材に対する前記第1の力発生部の作用を弱めるように前記第2の力を発生させる、
制御装置が提供される。
【0008】
また、本開示の更に他の実施形態では、
第1の部材と、
前記第1の部材に近づく移動に応じて、前記第1の部材との間の所定の位置関係が成立することで、鉄道車両のドアの施錠状態を実現する第2の部材と、
前記ドアの施錠時において、前記第1の部材に近づくように前記第2の部材を移動させる第1の力を発生させる第1の力発生部と、
前記ドアの解錠時において、前記第1の力に抗する第2の力を発生させ、前記第2の部材を前記第1の部材から離れるように移動させることで前記ドアの解錠状態を実現する第2の力発生部と、を有する、
施錠装置の動作を制御する制御方法であって、
前記ドアの解錠時において、前記第2の力を弱めるように前記第2の力発生部を制御する、
制御方法が提供される。
【0009】
また、本開示の更に他の実施形態では、
第1の部材と、
前記第1の部材に近づく移動に応じて、前記第1の部材との所定の位置関係が成立することで鉄道車両のドアの施錠状態を実現する第2の部材と、
前記ドアの施錠時において、前記第1の部材に近づくように前記第2の部材を移動させる第1の力を発生させる第1の力発生部と、
前記ドアの解錠時において、前記第1の力に抗する第2の力を発生させ、前記第2の部材を前記第1の部材から離れるように移動させることで前記ドアの解錠状態を実現する第2の力発生部と、を有する、
施錠装置の動作を制御する制御方法であって、
前記ドアの施錠時において、前記第2の力発生部を制御し、前記第2の部材に対する前記第1の力発生部の作用を弱めるように前記第2の力を発生させる、
制御方法が提供される。
【発明の効果】
【0010】
上述の実施形態によれば、鉄道車両のドアの施錠時や解錠時の騒音を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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