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公開番号
2025105947
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2025076535,2021001374
出願日
2025-05-02,2021-01-07
発明の名称
搬送装置
出願人
株式会社前川製作所
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
B65G
47/31 20060101AFI20250703BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】被搬送物の長手方向を搬送方向と一致させる際に、隣り合うトレー同士が互いに干渉することを防止して、被搬送物を次工程に向けて好適に搬送することのできる搬送装置を提供する。
【解決手段】
搬送装置1は、フリーザーFから搬出された被搬送物Tが搬送方向に搬送されるとともに、被搬送物の長手方向の長さよりも大きい幅を備える第1搬送コンベア10と、第1搬送コンベアの下流側に、第1搬送コンベアに連続して配置されるとともに、被搬送物の長手方向の長さよりも短い幅を備える第2搬送コンベア20と、第2搬送コンベアの幅方向に隣り合うように配置される第3搬送コンベア30と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
処理庫から搬出された被搬送物を次工程に搬送する搬送装置であって、
前記処理庫から搬出された前記被搬送物が搬送方向に搬送されるとともに、前記被搬送物の長手方向の長さよりも大きい幅を備える第1搬送コンベアと、
前記第1搬送コンベアの下流側に、前記第1搬送コンベアに連続して配置されるとともに、前記被搬送物の前記長手方向の長さよりも短い幅を備える第2搬送コンベアと、
前記第2搬送コンベアの幅方向に隣り合うように配置される第3搬送コンベアと、
前記第1搬送コンベア上を移動する前記被搬送物に対してエアーを吐出することによって、前記被搬送物を、前記幅方向において、前記第3搬送コンベア側から前記第2搬送コンベア側へ向けて移動させる移動部と、
前記第1搬送コンベアの、前記移動部によって前記被搬送物が移動される側に設けられる第1ガイド部と、を有し、
前記第1搬送コンベアの第1搬送速度は、前記第2搬送コンベアの第2搬送速度より遅く、
前記第2搬送コンベアの前記第2搬送速度は、前記第3搬送コンベアの第3搬送速度より早い、搬送装置。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記第1搬送コンベアの下流に設けられ、前記被搬送物が接触することによって、前記被搬送物の前記長手方向を前記搬送方向と一致させる第2ガイド部をさらに有する、請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記第2ガイド部において停止された前記被搬送物を検知する検知部と、
前記第2ガイド部において停止された前記被搬送物を前記第2搬送コンベアから排出する排出部と、をさらに有する、請求項2に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記第2搬送コンベアの前記第2搬送速度は、前記第1搬送コンベアの前記第1搬送速度の2倍以上である、請求項1~3のいずれか1項に記載の搬送装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、冷凍麺類は、麺を茹でて冷水で冷却した後、麺の塊をトレーに投入し、フリーザーによって冷凍されることによって製造されている。これに関連して、例えば下記の特許文献1には、冷凍麺を冷凍するフリーザーが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-121827号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような処理庫から搬出された被搬送物(冷凍麺が配置されたトレー)は、次工程に搬送されて、次工程では例えば、麺類をトレーから分離させる脱パン処理が行われる。一般的に、次工程に向けて被搬送物を搬送するにあたって、搬送方向が被搬送物の長手方向と一致するように、処理庫から搬出される。しかしながら様々な要因によって、被搬送物の長手方向が搬送方向に対して傾斜して処理庫から搬出される場合がある。このように被搬送物の長手方向が搬送方向に対して傾斜した場合、次工程に向けて被搬送物を好適に搬送することができない虞がある。
【0005】
また、被搬送物の長手方向を搬送方向と一致させたとしても、隣り合うトレー同士が近すぎる場合、被搬送物の長手方向を搬送方向と一致させる際に、隣り合うトレー同士が互いに干渉して、次工程に向けて被搬送物を好適に搬送することができない虞がある。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために発明されたものであり、被搬送物の長手方向を搬送方向と一致させる際に、隣り合うトレー同士が互いに干渉することを防止して、被搬送物を次工程に向けて好適に搬送することのできる搬送装置、搬送方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成する本発明に係る搬送装置は、処理庫から搬出された被搬送物を搬送する搬送装置である。搬送装置は、前記処理庫から搬出された前記被搬送物が搬送方向に搬送されるとともに、前記被搬送物の長手方向の長さよりも大きい幅を備える第1搬送コンベアと、前記第1搬送コンベアの下流側に、前記第1搬送コンベアに連続して配置されるとともに、前記被搬送物の前記長手方向の長さよりも短い幅を備える第2搬送コンベアと、前記第2搬送コンベアの幅方向に隣り合うように配置される第3搬送コンベアと、前記第1搬送コンベア上を移動する前記被搬送物に対してエアーを吐出することによって、前記被搬送物を、前記幅方向において、前記第3搬送コンベア側から前記第2搬送コンベア側へ向けて移動させる移動部と、前記第1搬送コンベアの、前記移動部によって前記被搬送物が移動される側に設けられる第1ガイド部と、を有する。前記第1搬送コンベアの第1搬送速度は、前記第2搬送コンベアの第2搬送速度より遅く、前記第2搬送コンベアの前記第2搬送速度は、前記第3搬送コンベアの第3搬送速度より早い。
【発明の効果】
【0008】
上述の搬送装置によれば、第2搬送コンベアの第2搬送速度は、第3搬送コンベアの第3搬送速度より早いため、長手方向が搬送方向に対して傾斜した状態で、第2搬送コンベアおよび第3搬送コンベアに到達した被搬送物は、第2搬送コンベアおよび第3搬送コンベアの搬送速度差によって被搬送物の長手方向が搬送方向と一致するように回転する。さらに、第1搬送コンベアの第1搬送速度は、第2搬送コンベアの第2搬送速度よりも遅いため、第1搬送コンベアから第2搬送コンベアに移動する際に、互いに隣り合う被搬送物同士が離間する。以上から、被搬送物の長手方向を搬送方向と一致させる際に、隣り合う被搬送物同士が互いに干渉することを防止して、被搬送物を次工程に向けて好適に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る搬送装置を示す概略平面図である。
本実施形態に係る搬送装置の移動部から吐出するエアーによって、被搬送物がY方向の下側に移動する様子を示す図である。
本実施形態に係る搬送装置の搬送方法を説明するための概略平面図であって、被搬送物の長手方向が搬送方向と一致する場合を示す図である。
長手方向が搬送方向に対して傾斜した被搬送物が、第2搬送コンベアおよび第3搬送コンベアにおいて、長手方向が搬送方向と一致するように回転する様子を示す図である。
3つの被搬送物が第1搬送コンベアから第2搬送コンベアに移動する際に、互いに隣り合う被搬送物同士が離間する様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態を、図1、図2を参照しつつ説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。本実施形態では、搬送装置1が搬送する被搬送物Tとして、冷凍麺が配置されたトレーを例に挙げて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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