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公開番号2024150372
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2023063786
出願日2023-04-10
発明の名称パウチ補助具
出願人個人
代理人
主分類B65D 33/36 20060101AFI20241016BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】柔軟なパウチを安定して持つことができ、パウチの内容物を零さず、飛散させずに、内容物の残留を軽減して注入する容器に注ぐことができる補助具を開発すること。
【解決手段】パウチを収納する本体1と把手2からなり、本体1は、収納口1-Eと、誘導部3と、収納部4とで構成し、収納口1-Eは、パウチを収納部4に挿入するために、本体1の一部を開口して設け、誘導部3は、本体1内部から延長する誘導部3の誘導補助部4-Aで、パウチの内容物を容器に注ぐために、本体1の一端に設け、収納部4は、内容物の入ったパウチを収納するために、本体1内部に形成し、誘導補助部4-A上部から延長する本体1は、長手方向と短手方向のいずれかを、パウチの長手方向と短手方向のいずれかより長く設けた構成として、把手2は、本体に設けた収納口1-Eと誘導部3の機能を妨げない位置に設けたことを特徴とするパウチ補助具。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
パウチを収納する本体と把手からなり、本体は、収納部と、収納口と、誘導部とで構成し、収納部は、内容物の入ったパウチを収納するものであって、本体内部に形成し、その内部の長手方向と短手方向のいずれかを、パウチの長手方向と短手方向のいずれかより長く設けて、収納口は、パウチを収納部に挿入するものであって、本体の一部を開口してパウチを挿入できるように設け、誘導部は、誘導部で形成した誘導補助部を介して、パウチの内容物を注入する容器に導いて注ぐものであって、本体の一端に設けて、把手は、本体に設けた収納口と誘導部の機能を妨げない位置に設けていることを特徴とするパウチ補助具。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
パウチの内容物を絞り出すために、本体の一部に、本体の外側と内側を連絡する切り込み状の絞り部を設け、その絞り部の一端が、本体に設けた誘導部の先端とは反対の誘導部に達している構成とし、把手は、本体に設けた収納口と、誘導部と、絞り部の機能を妨げない位置に設けていることを特徴とする請求項1に記載のパウチ補助具。
【請求項3】
ポンプ支持部を、誘導部上方の本体に設けたことを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれかに記載のパウチ補助具。
【請求項4】
絞り部を備えた絞り具を、使用時に絞り部の一端が、本体に設けた誘導部の先端とは反対の誘導部に接するように、可動式に設けたことを特徴とする請求項1及び請求項3のいずれかに記載のパウチ補助具。
【請求項5】
収納部の長さ調整ができることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3及び請求項4のいずれかに記載のパウチ補助具。
【請求項6】
パウチ補助具を組み立て式にしたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4及び請求項5のいずれかに記載のパウチ補助具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パウチ内部の内容物を排出するために使用する補助具に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
これまで、レトルト食品のパウチの中身を絞り出すためには、2本の箸を隙間なく手に持ち、その隙間にレトルト食品のパウチを挟んでパウチを移動させるか、箸を移動させ中身を絞り出すか、パウチの端からパウチを丸めて中身を絞り出していた。また、洗剤、漂白剤、シャンプーやリンスなどの詰替え用パウチの詰替えをするためには、それらのパウチの注ぎ口を、詰替えるボトルの注入口に接触させ直接詰替えをし、または、漏斗などを使用し詰替えていた。
【0003】
しかし、レトルト食品は、粘性のあるものや、粘性があり固形物を含むものが多く、内容物がパウチ内部に残留してしまう。
【0004】
また、洗剤、漂白剤、シャンプーやリンスなどには、粘性のあるものが多く素早く移し替えることができないし、パウチの内部に内容物が残留してしまう。そして、洗剤、漂白剤、シャンプーやリンスなどが入ったパウチは柔軟なものが多く、パウチ内部の液体を、ボトルの注入口から零さずに詰替えることが困難であった。
【0005】
そこで、このような状況を改善するために、例えば、特開2016-98040号公報に記載されているように、レトルト食品のパウチを絞るものや、実用新案登録第3107258号公報、特開2007-76668号公報に記載されているように、柔軟なパウチを安定して持つことができるようにしたものや、特許第7153154号公報に記載されているように、容易にパウチから絞り出しができるような構成が考案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-98040号公報
実用新案登録第3107258号公報
特開2007-76668号公報
特許第7153154号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
この特開2016-98040号公報に記載されているレトルトパウチ絞り具では、柔軟なパウチを支えることができないため、絞り出す際にパウチの内容物が飛び散る危険性があり、実用新案登録第3107258号公報、特開2007-76668号公報に記載されているパウチ保持カバーや詰替え補助袋は、柔軟なパウチを支えるものであり、場合によっては内容物の押出しができるが、押し出すだけではパウチ内部の内容物の残留量が多くなってしまう。そして、特許第7153154号公報に記載されている内容物排出装置では、パウチを絞るので内容物の残留はほぼ無くなるが、構成が複雑でコストがかかる。
【0008】
手頃なコストで、柔軟なパウチを安定して持つことができ、パウチの内容物を零さず、飛び散らさずに絞り出して、パウチの内容物の残留を軽減して、注入する容器に注ぐことができるようなものは今まで開発されていなかった。
【0009】
そこで、本発明者は手頃なコストで、柔軟なパウチの内容物の残留を軽減し、注入する容器へ安定して排出ができるようなパウチ補助具はできないかと考えた。
【課題を解決するための手段】
【0010】
パウチを収納する本体と把手からなり、本体は、収納部と、収納口と、誘導部とで構成し、収納部は、内容物の入ったパウチを収納するものであって、本体内部に形成し、その内部の長手方向と短手方向のいずれかを、パウチの長手方向と短手方向のいずれかより長く設けて、収納口は、パウチを収納部に挿入するものであって、本体の一部を開口してパウチを挿入できるように設け、誘導部は、誘導部で形成した誘導補助部を介して、パウチの内容物を注入する容器に導いて注ぐものであって、本体の一端に設けて、把手は、本体に設けた収納口と誘導部の機能を妨げない位置に設けていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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