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公開番号2025083251
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023206496
出願日2023-11-20
発明の名称楽ちんハンド
出願人個人
代理人
主分類B65G 7/12 20060101AFI20250523BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】段ボール箱に入った重いものを、いかに簡便に持ち運びできるかという課題に対して、ほとんど手間なく使えるサポート用品を提示したものである。
【解決手段】本発明品は、重い段ボール箱を持ち上げ移動させるための左右2つで1セットの段ボール箱差し込み用の持ち手で、段ボール箱に直接差し込み刃を突き入れることで、両手で安全に重い段ボール箱を持てるような構造になっている。なお、差し込み刃は持ち手・ガイド板と一体化することで、段ボール箱に突き刺しやすい構造になっているため、非力な高齢者でも使い勝手が良い。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
本発明は、重い段ボール箱を持ち上げ、移動させるため、右手用・左手用の２つで１セットの「段ボール箱・差し込み器具」である。段ボール箱に直接「差し込み刃」１を突き入れることで、両手で安全に段ボール箱を持てるような構造になっている。
続きを表示（約 270 文字）【請求項２】
刃の部分は空けた段ボール荷重により、負荷がかかるので、その負荷を分散するために、「差し込み刃付け根」４の面積がなるべく広くとれる構造とする。
【請求項３】
突き入れた刃を、より安定させるため、突き入れた後に、くるりと本品を９０度下に傾けること［図２・図３矢印］により、ガイド版が段ボールを左右から挟む形となり、また同時に、刃（差し込み部）自体が折り返され真上を向くため、荷重が「差し込み刃」１の［付け根］４に集中し［図１］、より安定感を伴いながら持ち上げやすい構造へと変化する。［図２⇒図３］

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明品を段ボール箱の外側から左右一つずつ、突き入れ、その部分「差し込み刃」１の［付け根］４部分を力点としながら、板状の「持ち手」３［図１・図２・図３］に指先を引っかけることで、両手指先に荷重が均等に掛り、重いものが持ち上げられやすい仕組みとなっている。
続きを表示（約 1,400 文字）【０００２】
なお、「差し込み刃」１は「持ち手」３、「ガイド板」２と一体化することで、段ボール箱に突き刺しやすい（力を入れやすい）構造となっているため、非力な高齢者でも使い勝手がよい。
【０００３】
本品は、より強固な持ち手を形成するため、差し込み刃の枚数を２つ以上備える可能性もある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
最近多く見受けられるのは、段ボール箱の両側に手持ち用の穴が空けられており、そこに手を入れるタイプである。このタイプには２種類あり、当初より穴が空いているもの、あるいは穴が空けやすいようミシン目を施しているものに分けられる。また、穴あけ加工など施していないシンプルな段ボール箱に対しては、荷物ひも等を２か所以上巻き付け、そのひもを吊るすことのできる手持ちフックを用いる方法が一般的であるが、この方法では荷を縛る手間がかかるうえ、荷物ひもや持ち手が必要になってしまう。
【０００５】
いずれにせよ、穴あき加工を施していないシンプルな段ボール箱も数多く流通しており、重い荷の場合はそれらの移送には体力が伴う。一般家庭では丈夫な段ボール箱を、他の用途に転用してしまうことも多く、このような持ちにくい段ボール箱は、相当量利用されていると考えられる。
【０００６】
例えば、スーパーで２リットルの飲料水６本入り（段ボール入り）を購入し、その段ボール箱に持ち手用の穴が空いていなかった場合、マイカーに運び入れるにも、かなりの力が必要になる。また、菜園で採れた野菜をダンボール詰めて知り合いなどに宅配便で送るときなど、まずは宅配業者に引き取りに来てもらうことも考えられるが、それだと費用が掛かってしまう。配送費用を節約するためには、自分で配送業者の事務所に持ち込むことが最も一般的であるが、その場合は、まずマイカーへ荷を持ち込み、それを配送業者の事務所でまた降ろさなければならない。この作業は特に高齢者には辛い作業となってしまう。このような作業に対して、いかにラクにして重いものを持ち上げやすくし、移送をサポートできるのが、本発明品である。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明品は、重い段ボール箱を持ち上げ、移動させるための左右２つで１セットの「段ボール箱・差し込み器具」で、段ボール箱に直接差し込み刃を突き入れることで、両手で安全に重い段ボール箱を持てるような構造になっている。
【０００８】
なお、重い段ボール箱の荷重に耐えるよう、負荷のかかる差し込み刃の根元は、なるべく広い面積がとれるような形状の構造とする。
【発明の効果】
【０００９】
本品は、簡単に段ボール箱に取り付け・取り外しが可能で、何回でも繰り返し使用できるため、ムダもない。一度本品を使用した段ボール箱には、差し込み刃を抜いた後に穴が空いてしまうが、再度、その箱を使用する際には、再びこの穴に差し込み刃を入れることで、再使用も可能である。
【００１０】
差し込み刃は持ち手、ガイド板と一体化することで、段ボール箱に突き刺しやすい（力を入れやすい）構造となっているため、非力な高齢者でも使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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