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公開番号
2025120976
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-19
出願番号
2024016062
出願日
2024-02-06
発明の名称
介護用コップ
出願人
個人
,
個人
代理人
主分類
B65D
25/06 20060101AFI20250812BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】
従来までの介護用コップは要介護者のADLに合わせて違う形状のものが必
要であった。
【解決手段】
この発明の介護用コップは、ストロー付き容器本体として使用する第1の使用状態と、ストローの下端を筒部の中間位置まで伸ばして吸い飲みとして使用する第2の使用状態と、容器本体蓋体を外し前記蓋体を容器本体の側面に取付けてコップとして使用する第3の使用状態とを選択可能とすることで、
上記課題を解決している。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
有底で上端に開口部が形成された容器本体と、前記容器本体の前記開口部の蓋となり上面に持ち手となる把持部が形成された蓋体と、前記容器本体の前記開口部の下方位置に設けられ外方向に突出し先端に形成された開口部から挿入されたストローを摺動自在に保持する筒部とを備え、前記ストローの上端を前記筒部から突出させるとともに前記ストローの下端を前記容器本体の底面近傍まで収納させたストロー付き容器本体として使用する第1の使用状態と、吸い飲みとして使用する第2の使用状態と、前記容器本体の前記開口部から前記蓋体を外し前記蓋体を前記容器本体側面に取付けて持ち手としコップとして使用する第3の使用状態とを選択可能としたことを特徴とする介護用コップ。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記容器本体は、第1の使用状態の時に底面となる前記筒部の突出面に対し対面する面及び第2の使用状態の時に底面となる前記開口部に対面する面を平面とした請求項1に記載の介護用コップ。
【請求項3】
前記容器本体は立方体又は直方体に形成されており、前記側面の左側を上り傾斜させて設けられるとともに前記筒部の軸心は前記のいずれかの前記容器本体の側面と平行に形成されている請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の介護用コップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は自力で飲み物を摂取するのが多少困難な高齢者や被介護者の介護にて飲み物を摂取する事ができる要介護者に対し、用いる介護用コップに関するものである。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から要介護者が飲食する際に使用する介護用コップの提案は多くなされている。しかし要介護者のADLの変化に合わせて「持ち手付きコップ」「ストロー付き介護用コップ」「吸い飲み」等色々な種類があり、心身の状態に合わせて変化し対応する事ができる介護用コップはこれまでなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-326655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の介護用カップは高齢者や乳幼児に対して、ストローを使って吸引をするのに適したカップになっており、把手を持つことでマグカップとして使用する事ができるものであるが、容器本体を横にした際には内容物がストローを通って外部に出ない構造になっており、自力で吸引ができない要介護者にとっては内容物が流れ出ない為、水分摂取することができず、吸い飲みとしての機能はないという事になります。つまり上記の発明品では要介護者のADLに合わせて他の介護用コップが必要であり、全ての要介護者に対応できないという問題点があります。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の介護用コップは、有底で上端に開口部が形成された容器本体と、前記容器本体の前記開口部の蓋となり上面に持ち手となる把持部が形成された蓋体と、前記容器本体の前記開口部の下方位置に設けられ外方向に突出し先端に形成された開口部から挿入されたストローを摺動自在に保持する筒部とを備え、前記ストローの上端を前記筒部から突出させるとともに前記ストローの下端を前記容器本体の底面近傍まで収納させたストロー付き容器本体として使用する第1の使用状態と、吸い飲みとして使用する第2の使用状態と、前記容器本体の前記開口部から前記蓋体を外し前記蓋体を前記容器本体の側面に取付け前記蓋体に設けられた取付具を前記容器本体の側面に取付けて持ち手としコップとして使用する第3の使用状態とを選択可能としたことを特徴とする。
又、本発明の介護用コップにあっては、前記容器本体は、第1の使用状態の時に底面となる前記筒部の突出面に対し対面する面及び第2の使用状態の時に底面となる前記開口部に対面する面を平面としているのが望ましい。
又、本発明の介護用コップにあっては、前記容器本体は立方体又は直方体に形成されており、前記側面の左側を上り傾斜させて設けられるとともに前記筒部の軸心は前記のいずれかの前記容器本体の側面と平行に形成されているのが望ましい。
【発明の効果】
【0006】
本発明の介護用コップは、有底で上端に開口部が形成された容器本体と、前記容器本体の前記開口部の蓋となり上面に持ち手となる把持部が形成された蓋体と、前記容器本体の前記開口部の下方位置に設けられ外方向に突出し先端に形成された開口部から挿入されたストローを摺動自在に保持する筒部とを備え、前記ストローの上端を前記筒部から突出させるとともに前記ストローの下端を前記容器本体の底面近傍まで収納させたストロー付き容器本体として使用する第1の使用状態と、吸い飲みとして使用する第2の使用状態と、前記容器本体の前記開口部から前記蓋体を外し前記蓋体に設けられた取付具を前記容器本体の側面に取付けて持ち手としコップとして使用する第3の使用状態とを選択可能としたことを特徴とするものであるから、要介護者のADLの変化に合わせて使用する事ができる効果がある。更に、三変化にした事でテーブル上や、ベットサイド上、外出先等色々な場面で使用することができるという第1の使用状態と、第2の使用状態と、第3の使用状態とを選択可能としたので、要介護者にとっては自身の体調に合わせて使い道を選択する事ができる為、自分で飲むことによってADLの改善できる効果がある。更に、病院や施設等の要介護者が多く居る場合でもそれぞれの介護度に合わせてストロー付きコップ、吸い飲み、持ち手つきコップ等の準備をする必要がなくコストの削減と介護労力を削減できる効果がある。
又、請求項2のように、前記容器本体は、第1の使用状態の時に底面となる前記筒部の突出面に対し対面する面及び第2の使用状態の時に底面となる前記開口部に対面する面を平面としているものは、それぞれの用途に合わせて底面を変える事で、ストロー付きコップ、吸い飲み、持ち手つきコップに変更できるという効果がある。
又、本発明の介護用コップにあっては、前記容器本体は立方体又は直方体に形成されており、前記側面の左側を上り傾斜させて設けられるとともに前記筒部の軸心は前記のいずれかの前記容器本体の側面と平行に形成されているものは、吸い飲み形態として使用する際に本体から飲み物が零れにくくなり、被介護者が要介護者に飲み物を飲ませる際には容器本体を傾けるだけで要介護者の口内に飲み物を入れる事ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の介護用コップの全体図である。
同上の介護用コップのストロー付きコップの図である。
同上の介護用コップの吸い飲みの図である。
同上の介護用コップの持ち手付きコップの使用時の図である。
同上の介護用コップの使用図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下本発明を実施するための形態について、図1乃至図5及び表1を参照して説明する。
【実施例】
【0009】
介護用コップAは、有底で上端に開口部2が形成された容器本体3と、容器本体3の開口部2の蓋となり上面に持ち手となる把持部1が形成された蓋体7と、容器本体3の開口部2の下方位置に設けられ外方向に突出し先端に形成された開口部2から挿入されたストロー5を摺動自在に保持する筒部4とを備え、ストロー5の上端を筒部4から突出させるとともにストロー5の下端を容器本体3の底面3a近傍まで収納させたストロー付き容器本体として使用する第1の使用状態と、吸い飲みとして使用する第2の使用状態と、容器本体3の開口部2から蓋体7を外し蓋体7に設けられた取付具6を前記容器本体の側面3bに取付けて持ち手としコップとして使用する第3の使用状態とを選択可能としている。
【0010】
容器本体3は立方体に形成されているが、第1の使用状態の時に底面となる筒部4の突出面に対し対面する面3c及び第2の使用状態の時に底面となる開口部2に対面する面3dを平面としており、側面の左側を上り傾斜させて設けられるとともに筒部4の軸心4aは筒部4のいずれかの側面と平行に形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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