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公開番号2025168146
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024106506
出願日2024-06-30
発明の名称棒状体収容容器
出願人個人
代理人
主分類B65D 83/02 20060101AFI20251030BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】収容する棒状体の取り出し易い構造、詰替え易さ、コンパクトになる構造の棒状体収容容器を提供する。
【解決手段】箱状の棒状体収容容器1内を分割部材で2つに分割し、上側に位置する収容部においては、容器本体10の取り出し面に上部取出し口130aや下部取出し口140a、中央操作口150aを設け、傾斜する傾斜面によって、綿棒が取り出し面下部に向けて案内され、中央操作口150aにて棒状体の姿勢を調整し上部取出し口130aや下部取出し口140aより取り出す。綿棒の詰替えは、市販の綿棒パッケージ品を詰替え補助シートに移し替え、前面詰替え口部から配設し、取り出し面蓋30aを取り付ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
箱型の容器本体の鉛直な側面の前面に棒状体を前面と平行に収容する詰替え口部と、
前記詰替え口部と同一面に位置し、前記容器本体から取り外し可能、又は一辺が容器本体と接続され扉のように開閉可能で、
棒状体を前面と平行な状態で取り出す棒状体の形状に沿った形状に形成された取り出し口を有する面蓋と、
前記面蓋の底面部に近い位置、又は天井部に近い位置、
又は上面の取り出し面に近い位置に
取り出し口を設け、
取り出し口の長手方向の中央と連設して開口した中央操作口とを、
備えることを特徴とする棒状体収容容器。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記容器本体内に配設され取り外しが可能な、棒状体のこぼれ落ちを防止する取出し口ストッパーを有する詰替え補助シートを
備える請求項1に記載の棒状体収容容器。
【請求項3】
前記面蓋と容器本体は異なる材質で、容器本体が柔らかい材質でも、型崩れしない素材の面蓋を被せることで容器本体の形状が箱として保たれることを特徴とする請求項1に記載の棒状体収容容器。
【請求項4】
前記詰替え補助シートは棒状体を収納する機能を持ち、詰替え補助シートを組み合わせて、前記面蓋を詰替え補助シートに被せ、容器本体を使用しないことを特徴とする請求項1記載の棒状体収容容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は棒状体収容容器に関し、詳しくは、内部に収容している棒状体を所定量ずつ取り出す構造を有する棒状体収容容器に関するものである。
続きを表示(約 15,000 文字)【背景技術】
【0002】
楊枝、たばこ、マッチ、綿棒などのような、棒状体を、複数本まとめて収容する容器がある。これらの容器は、被収容物である棒状体を相互に平行に束ねて内部に収容し、所望の大きさに纏めて一体化することで、取扱いを容易とし、貨載空間の有効利用と、輸送コストの低減化を図っている。
更に、このような容器の中には、先行技術文献に記載されているように、棒状体の形状に沿った形状の取り出し口が設けられ、この取り出し口から棒状体を定量ずつ、例えば1本ずつ取り出すことができる構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-83348号公報
実願平5-63077号(実開平7-28081号)のCD-ROM
登録実用新案第3160788号公報
特許第6432010号公報
登録実用新案第3237597号公報
実用新案登録第3004414号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
出願者が出願した先行技術文献4と先行技術文献1の製品について改良を加え、詰替え易さや取り出し易さを目的とした新構造の面蓋30a、30bと詰替えシート170a、170bを追加したために特許出願したものである。
旧製品は厚紙で製造していたが、課題を解決する結果として面蓋と詰替えシートが新しい構造となり、面蓋や容器本体は現在アクリル等の型崩れしない固い素材で開発中である。
先行技術文献では、棒状体として綿棒の収容容器が示されている。取出し口は収容されている綿棒と平行となる方向に形成されて、収容されている綿棒は、自重によって順に容器の下部に設けられた取出し口へ向けて移動し、取出し口から取り出し易い位置に常に位置し、隣接する綿棒や両端の綿部に指を触れることなく、取り出し口から綿棒を取り出すことができる構造である。
取出し口から取り出す綿棒が増えるに従って、収容されている綿棒の数は減少し、収容容器内部の綿棒の間には隙間が生じる。この隙間が増えることによって、各綿棒が自重により取り出すことで出来た空間に向けて取出し口に移動する際に、相互に平行な姿勢で収容されていた綿棒の姿勢が乱れ、平行な姿勢で取出し口に到達できなくなってしまう。その結果、取出し口に対して、綿棒が平行な姿勢とならず、綿棒を取り出すことが困難となるといった問題があった。
特に、綿棒は、綿が巻かれている両端部が棒状の本体よりも太くなっており、綿棒の姿勢が乱れてしまうと、元の平行な姿勢に戻すことが困難となるといった、特有の問題点があった。
また、被収容物としての棒状体の姿勢を乱さず取り出すことのできる構造の例として、先行技術文献でも示されているが、上部に設けられた取り出し口からも取り出す構造がある。
しかし、複数の取り出し口が容器に大きく開口されると、紙などの柔らかい素材の場合は、容器の強度が保てず、取り扱いを繰り返す度に開口部分の切り口が反ったり、細くなった面が破れたり、型崩れする問題があった。
この問題点を解決するために、先行技術文献の特許文献を元に作られた製品では、これまでに棒状体が収納された容器内箱とその容器を入れる同じ構造で強度のある少し大きいサイズの容器の外箱に、容器内箱を外箱の側面から入れ容器内箱が崩れない構造で販売したが、型崩れ等の問題は解決したが、その際に別の問題として、側面から内箱を入れる場合それぞれの開口部の切り口同士が引っ掛かる不具合が生じ、入れたとしても切り口部分が徐々に変形し、入れにくくなる問題があった。また詰め替える面を取り出しする面側を開くと細くなった面の強度が保たれないといった問題があり現実的ではなかった。
又、市販の容器から綿棒を詰替える際には、先行技術文献の特許文献2を元に販売した製品では、形状の異なる容器を手で力を加えて円型を潰して楕円に変形させることで容器本体の側面から収納部に詰め替えられるようにする必要があったが、この作業は詰替えにくいといった問題があった。またその際、側面から楕円に変形させた市販の容器の上部先端や容器から出てきた棒状体が収容部に入り込んだ際に、取り出し面の開口部の切り口に引っ掛かることや、棒状体がこぼれ落ちる不具合が生じ詰替えにくいといった問題があった。
又、容器という特性上、内部の空間による厚みによって保管や輸送コストが掛かってしまう問題があった。
この発明は、被収容物としての棒状体を衛生的に、且つ姿勢を乱さず、取り出し面が大きく開口されても容器が潰れない構造で、詰替えやすく、保管や輸送コストを削減するためにコンパクトになる構造の棒状体収容容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上のような問題を解決する本発明は以下の構成を備える。
(1)複数の棒状体を相互に平行な状態で収容する収容部と、前記収容部の取り出し面下部に位置し、収容されている棒状体の形状に沿った形状に形成された下部取出し口や、前記収容部の取り出し面上部に位置し、収容されている棒状体の形状に沿った形状に形成された上部取出し口と、前記収容部の取り出し面中央に位置し、下部取出し口と上部取り出し口をつないで開口され、収容されている棒状体の棒の中央を指で操作する中央操作口と、前記収容部内に設けられ、載置している棒状体を分割部材の傾斜によって前記下部取出し口付近へ案内する案内部を有する取り外しが可能な分割部材と前記収容部へ棒状体を詰替えるための前面詰替え口部を備え、前記収容部の取り出し面に配設され、取り外しが可能な取り出し面蓋を備える棒状体収容容器。
(2)前記収容部の取り出し面に配設され、取り外しが可能な取り出し面蓋を備える棒状体収容容器。
(3)前記取り出し面蓋は、前記各取出し口の開口部の潰れ、反り、破れ等容器の型崩れを防き、取り出し面の下部取出し口や上部取出し口や中央操作口が開口し、容器本体の取り出し面に被せる、上記(1)に記載の棒状体収容容器。
(4)前記取り出し面蓋は、収容部の取り出し面に被せる補強用の被せ物で、容器本体の取り出し面がすべて開いていても、取り出し面蓋を取り出し面に被せることで取り出し面となる上記(1)に記載の棒状体収容容器。
(5)前記取り出し面蓋は、取り出し面とその周りに側面のある5面体の蓋で、容器本体の素材が柔らかいものでも、前面と背面に取り出し面蓋を被せることで、容器本体の形状が箱として保たれる役目がある上記(1)に記載の棒状体収容容器であるが、前記取り出し面蓋は、型崩れしない素材で製造される場合は、側面の無い取り出し面のみの1面の蓋で製造することも可能である。
また、前記取り出し面蓋は、前面の取り出し面と左右の横面、上面、下面、後面を組み合わせて製造することが可能である。
また、取り出し面蓋に後面を有して製造することも可能である。取り出し面蓋の
横面

下面
が広がれば、容器本体と取り出し面蓋の接する面が広くなり容器本体が外れにくくなるが、取り出し面蓋に後面を取り付けることで、容器本体と取り出し面蓋が分離しないようにガードする効果がある。
また、取り出し面蓋の取り出し面に近い上面に取り出し口を設けたり、又は取り出し面蓋の上面を無くして取り出し口とし、中央操作口とつなげて棒状体を取り出す構造に製造することも可能で、開口部が重なる位置に容器本体にも開口部を設ける。
また、こぼれ落ちを防止するために詰替え補助シートや容器本体、取り出し面蓋に、取り出し口の位置に合わせて取出し口ストッパーを設けて製造することが可能である。
取り出し面蓋の各面は格子状面、網目状面、穴あき面、棒状で製造しても容器本体に被せることが可能である。また横面や後面は棒状や突起状で容器本体をガードして外れないように製造し、蓋として被せる機能を持たせることが可能である。
取り出し面蓋の後面を下面に取り付けた場合は、容器本体を取り出し面蓋の上部開口部や後上部開口部から出し入れして取り出し面蓋を被せることが可能となる。
また、前記取り出し面蓋や容器本体の構造は箱型であるが、角の面取り、角丸、辺にカーブや尖りなどのをデザインを施すことでも取り出し面蓋としての機能を持たせて製造することが可能である。
(6)前記取り出し面蓋は、取り外しも可能な構造で、収容部の取り出し面に被せることで一体になる構造の上記(1)に記載の棒状体収容容器。
また、取り出し面蓋を型崩れしない素材で製造する場合は、図8、図9、図51のように、前記取り出し面蓋の1辺や1辺の1部分、又は取り出し面蓋を分割して複数辺や、複数辺の複数部分が容器本体と接続され、扉のように開閉可能な構造で製造することも可能である。
(7)前記収容部内に配設され、収容部の形状と同じ形状であるが変形する素材のシートで形状の異なる容器に入った棒状体の詰替えを容易に載置するための取り外しが可能で、折り畳んだり、広げて全体が平らになる詰替え補助シートを備える上記(1)に記載の棒状体収容容器。
(8)前記詰替え補助シートには、中央操作口と同じ開口部と、下部取り出し口や上部取り出し口の各取り出し口の中央操作口を挟んだ両側の綿部が取り出し時に通過する部分に取出し口ストッパーの切込みがあり、棒状体のこぼれ落ちを防止する効果がある上記(1)に記載の棒状体収容容器。
(9)前記詰替え補助シートの詰替え口側と対面側の底部分の面は蓋やシートによって塞ぐことが可能な構成で、袋状になる上記(1)に記載の棒状体収容容器。
(10)前述前面詰替え口は収容部前面に設けられ、前述詰替え補助シート入り棒状体を前面から載置する(1)に記載の棒状体収容容器。
(11)前記収容部へ棒状体を詰替えるための側面詰替え口を備える(1)に記載の棒状体収容容器。
(12)前記棒状体は、一端又は両端に大径部を有する上記(1)に記載の棒状体収容容器。
【発明の効果】
【0006】
請求項1に記載の本発明によれば、容器本体の前面に大きく開口した取り出し面から、収容部に複数の棒状体が相互に平行な状態で収容する。前面が大きく開口したことで棒状体を並行な状態を保ちまとめて移し替えることが可能となる。これまで市販の円柱型容器入りの棒状体の詰替え時に形状が合わず詰替えにくい問題があった。側面から詰め替える場合は形状の異なる容器を手で力を加えて円型を潰して楕円に変形させて詰め替えていたが、容器の先端が収容部に入れ込む際に、取り出し面の開口部の切り口に引っ掛かることや、棒状体が取り出し面の開口部からこぼれ落ちる不具合が生じる問題があった。
先に請求項2記載の詰替え補助シート等に詰め替えておいた棒状体を、取り出し面の前面の、前面詰替え口部から配設することで、切り口に詰め替える容器や棒状体が引っ掛かることなく詰替えを容易にする効果がある。
更に、詰め替え後は詰替え口部の取り出し面に面蓋を被せる。面蓋の中央操作口で棒状体を摘んだり指で押圧して取出し口まで位置を調整して取り出す。これまで先行技術文献の特許文献2を元に製造した製品では、棒状体が収納された収納内箱とその収納内箱を入れる同じ構造の強度のある外箱に、収納内箱を外箱の側面から入れる構造であったが、その際それぞれの開口部切り口同士が引っ掛かる不具合があったが、取り出し面蓋は、前記収容部の取り出し面の開口部側に被せる蓋型の構造で、前述の問題が解消される構図であり、且つ、容器本体の収容部に取り出し面の開口や、取り出し口、大きく開口した中央操作口がある場合は弱くなった構造の収容部を、潰れや型崩れから防止する効果がある。そのため、収容部は柔らかく強度が弱い素材を用いて製造することが可能となる効果がある。
また、請求項2記載の詰替え補助シートも棒状体を収納する機能を持ち、詰替え補助シートを組み合わせ容器本体の形状と機能を持たせることが可能で、取り出し面蓋を被せる事で棒状体収容容器と同じ構造になる。
案内部の傾斜により棒状体は自重によって前面下部の取り出し面へ向けて案内される。収容部の取り出し面に開口された中央操作口にて指で棒状体の姿勢を調整して、収容部内の棒状体が下部前面へ順に滑り落ち案内されることで上部や下部に設けられた取出し口へ案内される。尚、案内部は詰替え補助シートを組み合わせることで、詰替え補助シートが直線傾斜案内部と接する面が、直線傾斜案内部の機能を持つことが可能な為、収容部の詰替え補助シート内の傾斜が案内部を代用することも可能である。
請求項2に記載の本発明によれば、詰替え補助シートは収容部内部と同じ形状になる変形可能な板材で構成されており、容器本体から取り外しが可能で、市販の円柱型容器入り綿棒を詰め替える際は、詰替え補助シートの板材を円柱型に変形させて市販の円柱型容器を詰替え補助シートに詰替える。先行技術文献の特許文献2を元に製造した製品では、形状の異なる容器を円型を手で力を加えて潰して楕円に変形させることで容器本体の側面から収納部に詰め替えられるようにする必要があったが、市販の円柱型プラスチック容器を楕円に変形させることなく詰替えにくい問題を解消することが可能である。詰替え後は棒状体収容容器の収容部の形状に戻して収容部に入れることで詰替えが容易になる効果がある。
また、先に詰替え補助シート等に詰め替えておいた棒状体を、容器本体の取り出し面の前面詰替え口部から配設することで、取り出し口等の切り口に容器や棒状体が引っ掛かることなく詰替えを容易にする効果がある。詰替え補助シートは各収納部単位に分かれているため、詰め替える際に、一体になっている場合はもう片方の収納部に入った棒状体がこぼれ落ちるなどの不具合が解消し詰替えやすくなった。
尚、図13で詰替えの時の手順の図を記載してる。図では、市販の固いプラスチック素材の容器にまとまって入った綿棒を、束ごと詰替えシートにそのまま移し替えている。
移し替えた詰め替えシートは柔らかい素材なので容器本体の形にしながら、容器本体の「詰替え口部」に平行方向に差し込んで詰め替え、図1~5等の図に記載しているように、詰め替え後は面蓋を被せる。
尚、詰め替えシートを使用しないで詰め替えることも可能で、その場合でも容器本体に取出し口の開口部(穴)が無いため綿棒が飛び出ず、引っ掛からない等の詰替え易い効果は同じである。
また、詰替え補助シートは取り外しが可能なことによって、容器本体を折りたたむことが可能になる効果があり、且つ棒状体収納容器全体がコンパクトになることで配送料金のコスト削減が可能となる効果がある。
前述容器本体の取り出し面に、取り出し口と中央操作口を備える開閉する取り出し面を設けることも可能である。
また、取り外したり、折り畳んだり、広げて全体が平らになり、コンパクトになることで保管、配送コストが削減できる効果がある。棒状体収容容器は組立式構造で、各部品は取り外し、折り畳みが可能で、使用時に組み立てられる構造で、保管、配送コストが削減できる効果がある。
前記容器本体の後面に、請求項1と同じ構造を設けることも可能である。
容器内の綿棒を取り出す際は、面蓋に平行に開口された「取出し口」130a、130b、140a、140bから中央の棒をもって前面と平行な状態で取り出す特徴を持った蓋である。
面蓋は詰替え口と取り出し口と同一面で、同一方向である平行に綿棒を取り出す。しかし、先行技術文献2,3,5は綿棒に垂直方向(縦方向)に綿棒の綿部分をつかんで取り出している。蓋の面に対して垂直方向に取り出している点でも構造が異なり、かつ衛生面においても機能的な特徴が大きく異ると考える。
本発明は、詰め替えやすく、衛生的に取り出せることが特徴である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の棒状体収容容器の全体斜視図である。
本発明の棒状体収容容器に綿棒を入れた状態の全体斜視図である。
本発明の棒状体収容容器の透過全体斜視図である。
本発明の取り出し面がある容器本体と取り出し面蓋を離した透過斜視図である。
本発明の取り出し面全体が開口した容器本体と取り出し面蓋を離した透過斜視図である。
本発明の容器本体の取り出し面全体が開口した透過斜視図である。
本発明の容器本体に取り出し面が付いた透過斜視図である。
本発明の容器本体の取り出し面を開いた状態の図である。
本発明の容器本体の取り出し面を開き、前面詰替え口から詰替え補助シートを差し込んでいる様子の図である。
本発明の容器本体の取り出し面が開いた前面詰替え口から詰替え補助シートを差し込んでいる様子の図である。
本発明の容器本体の側面詰替え口蓋部を開き、側面詰替え口から詰替え補助シートを差し込んでいる様子の図である。
本発明の詰替え補助シートの図である。
本発明の詰替え補助シートを円柱型に丸くしてから市販の綿棒容器から綿棒を詰め替える手順の参考図である。
本発明の詰替え補助シートに棒状体を詰め替えた状態の透過斜視図である。
本発明の容器本体の側面詰替え口蓋とストッパー付き側面詰替え口が開いた状態の透過斜視図である
本発明の容器本体の側面詰替え口蓋とストッパー付き側面詰替え口を開き市販の円柱型綿棒容器から綿棒を詰め替えている状態の透過斜視図である。
本発明の棒状体収容容器の容器本体と取り出し面蓋を分離し、カーブした案内部を取り付けた状態の透過全体斜視図である。
本発明の側面が開いた状態の容器本体にカーブした案内部を取り付けた透過斜視図である。
本発明のカーブした案内部の容器本体に市販の円柱型容器入り綿棒を移し替えている透過斜視図である。
本発明の容器本体を折り畳み、各パーツを分離し全体を平らにした状態の例1の透過全体斜視図である。
本発明の容器本体を折り畳み、各パーツを分離し全体を平らにした状態の例2の透過全体斜視図である。
本発明の容器本体を折り畳み、各パーツを分離し全体を平らにした状態の例3の透過全体斜視図である。
本発明の容器本体を折り畳み、各パーツを分離し全体を平らにした状態の例4の透過全体斜視図である。
本発明の棒状体収容容器の取り出し面に上部取り出し口、中央操作口が開口した透過斜視図である。
本発明の棒状体収容容器の取り出し面に上部取り出し口、中央操作口が開口した斜視図である。
本発明の棒状体収容容器の取り出し面に上部取り出し口、中央操作口が開口した斜視図である。
本発明の棒状体収容容器の上部取り出し口、下部取り出し口、中央操作口が開口した時の透過全体斜視図である。
本発明の棒状体収容容器の取り出し面に上部取り出し口、下部取り出し口、中央操作口が開口した正面図である。
本発明の棒状体収容容器の取り出し面に上部取り出し口、中央操作口が開口した正面図である。
本発明の棒状体収容容器の取り出し面に上部取り出し口、下部取り出し口、中央操作口が開口した背面図である。
本発明の棒状体収容容器の取り出し面に上部取り出し口、中央操作口が開口した背面図である。
本発明の棒状体収容容器の左側面図である。
本発明の棒状体収容容器の右側面図である。
本発明の棒状体収容容器の底面図である。
本発明の棒状体収容容器の平面図である。
本発明の棒状体収容容器の透過正面図である。
本発明の棒状体収容容器の透過左側面図である。
本発明の棒状体収容容器の透過右側面図である。
本発明の棒状体収容容器の透過底面図である。
綿棒。
本発明の詰替え補助シートの蓋である。
先行技術文献の特許文献2を元に製造した製品の図である。
先行技術文献の特許文献2を元に製造した製品の内箱を外箱に入れることを説明した図である。
本発明の詰替え補助シートの透過正面図である。
本発明の詰替え補助シートの透過右側面図である。
本発明の詰替え補助シートの透過左側面図である。
本発明の詰替え補助シートの透過平面図である。
本発明の詰替え補助シートの透過底面図である。
本発明の詰替え補助シートの透過斜視図である。
本発明の詰替え補助シートに棒状体の綿棒を載置した状態の透過斜視参考図である。
容器本体に辺が接続された取り出し面蓋の一例の図である。
本発明の取り出し面蓋に後面がある取り出し面蓋の一例
本発明の取り出し面蓋の側面が格子状の取り出し面蓋の一例
本発明の取り出し面蓋に棒状のガードがある取り出し面蓋の一例
本発明の取り出し面蓋に突起状のガードがある取り出し面蓋の一例
本発明の取り出し面蓋に容器本体を入れた一例の図
本発明の取り出し面蓋の上面に取り出し口が開口した一例の図
本発明の取り出し面蓋に上部取り出し口と、上面の取り出し口をつなげて開口した一例の図
本発明の取り出し面蓋の上面に取り出し口が開口した一例の図
本発明の取り出し面蓋の上面を無くし取り出し口とした一例の図
本発明の詰替え補助シートに取り出し口ストッパーがある一例の図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態の一例について、添付図面に基づいて詳細に説明する。
棒状体収容容器1は、全体として箱型の容器本体10と、容器本体10内に設けられ、棒状体である図40に示されている綿棒400を複数個収容する収容部110a、110bと、容器本体10内を前記収容部110aと収容部110bとに分割する直線分割部材20a又は図17、図18、図19に示されている通りカーブ分割部材20bと、対向する側面の取り出し面120aに形成された取出し口130a、140a、取り出し面120aの背面の取り出し面120bに形成された取出し口130b、140bと、取出し口130a、140aから延設された中央操作口150aと、取出し口130b、140bから延設された中央操作口150bと、該収容部110a、110b内に配設する詰替え補助シート170a、170bと、取り出し面120a、120bに被せて配設する取り出し面蓋30a、30bを有している。
容器本体10内を2つの収容部110a、110bに分割する分割部材20は、斜めに傾斜して設けられ、底面部16bと天井部16aに対して傾斜する傾斜面160a、160bを構成している。
取り出し面120aには、底面部16bに近い位置に下部取出し口140aが設けられ、天井部16aに近い位置に上部取出し口130aが設けられ、取り出し面120aの背面に当たる取り出し面120bには、天井部16aに近い位置に下部取出し口140b、底面部16bに近い位置に上部取出し口130bが設けられている。
容器本体10の取り出し面120aに取り出し面蓋30aを被せて配設し、取り出し面120bに取り出し面蓋30bを被せて配設する。
取り出し面蓋30a、取り出し面蓋30bには、取り出し面120a、取り出し面120bと同じ位置に取り出し口と中央操作口が図4、図7が示すように開口する場合もある。そのため、構造的に、容器本体10の取り出し面120a、取り出し面120bの面全体を図5、図6が示すように開口し、取り出し面蓋30a、取り出し面蓋30bを被せることで、取り出し面蓋30a、取り出し面蓋30bが、取り出し面120a、取り出し面120bになることも可能な構造である。
また、容器本体10は、棒状体を収納する機能を持つが、詰替え補助シート170a、170bも棒状体を収納する機能を持ち、詰替え補助シート170a、170bを組み合わせることで容器本体10の機能を持つことが可能で、取り出し面蓋30a、30bを被せる事で一体となる為、容器本体10を使用しないことも可能である。
また、分割部材20は、詰替え補助シート170a、170bを組み合わせることで、詰替え補助シートが直線傾斜案内部50a、50bと接する面が、直線傾斜案内部50a、50bの機能を持つことが可能な為、分割部材20を使用しないことも可能である。
下部取出し口140a又は上部取出し口130aと中央操作口150aによって、収容部110aと外部が挿通し、下部取出し口140b又は上部取出し口130bと中央操作口150bによって、収容部110bと外部が挿通する。
また、図1、図2、図3、図4、図5、図7、図24、図25の取り出し面蓋30aの天井部に近い位置の取り出し口130aは、中央操作口150aが上面部501aまで開口している。この上面部501aの開口を棒状体が取り出せる大きさに広げて、図57、図58、図59、図60が示すように、取り出し面蓋の上面501aに取り出し口506aを設けて中央操作口とつなげて製造することで、上部取り出し口130aと同じように棒状体を取り出すことが可能である。
また図52、図53、図54、図60は取り出し面蓋30aの上面501aが無い構造も棒状体を取り出す効果があり取り出し口506aとなる。
取り出し面蓋の取り出し面120aに近い上面501aに取り出し口506aを設けたり、又は取り出し面蓋の上面を無くして開口し、取り出し口506aとして中央操作口と開口をつなげて棒状体を取り出す構造に製造した場合は、取り出し面蓋を容器本体に被せた際、開口部が重なる位置に容器本体にも開口部を設ける。また、こぼれ落ちを防止するために詰替え補助シート、又は容器本体、又は取り出し面蓋に、取り出し口の位置に合わせて取出し口ストッパーを設けて製造することが可能である。
収容部110aから収容されている綿棒400を取り出す場合には、底面部16bを床面側として棒状体収容容器1を配置する。同様に、収容部110bから収容されている綿棒400を取り出す場合には、天井部16aを床面側として棒状体収容容器1を配置する。
直線分割部材20aで収容部110aと収容部110bとに分割した場合は、収容部110a内の構造と、収容部110b内の構造は、それぞれ同じ構造である。図17、図18、図19で示すように、カーブ分割部材20bで収容部110aと収容部110bとに分割した場合は、収容部110a内の構造と、収容部110b内の構造はそれぞれ異なり、収容部110aはカーブ分割部材の円弧の内側となり、収容部110bはカーブ分割部材の円弧の外側となり、円弧の内側の収容部110aが広くなる構造で、この場合110bの収納部は狭くなるが使用することも可能である。
直線分割部材20aで収容部110aと収容部110bとに分割した場合は、収容部110a内の構造について説明し、収容部110bの構造の説明は省略する。カーブ分割部材20bで収容部110aと収容部110bとに分割した場合は、直線分割部材20aで収容部110aと収容部110bとに分割した場合の収容部110aの説明と同じである。
直線分割部材20a、カーブ分割部材20bで収容部110aと収容部110bとに分割した場合は、収容部110a内において、分割部材20a、20bの表面が傾斜面160aとなり、この傾斜面に沿って分割部材20a上に載置された綿棒400が、取出し口140aへ向けて滑り落ちる。この傾斜面160aが直線傾斜案内部50aとなる。
収容部110a内の複数の綿棒400は傾斜面160aと正面の取り出し面120aの内側に平行な状態で収容され、傾斜面160aによって綿棒400の自重で取出し面下部の下部取り出し口140a方向に導かれる。
下部取出し口140aや上部取出し口130aは、横幅は綿棒400の長さに合わせて形成され、縦方向の幅は、両端の綿部410の横断面径の長さに合わせて形成されている。この様に構成することによって、下部取出し口140aや上部取出し口130aからは、複数本が同時に繰り出されることなく、1本ずつ取り出せる構成となる。
下部取出し口140aの中央部には、上方向けて形成された中央操作口150aが上部取出し口130aに接続されている。下部取出し口140aが無い場合は、上部取出し口130aの中央部分から中央操作口150aが傾斜面160aの下部まで伸びて中央操作口150aと接続されている。
収容部110a内に載置された綿棒400が多く残っている場合は、中央操作口150aの上部に綿棒400があるため、中央操作口150aの最上部の綿棒400を中央操作口150aでつまみ、上部取り出し口130aまで引き上げて、上部取り出し口130aから綿棒400を順次取り出す。載置された綿棒400が少なくなった場合は、中央操作口150aの最下部の綿棒400をつまみ下部取り出し口140aから綿棒400を順次取り出す
が、中央操作口150aの下部の綿棒400も上部取り出し口130aまで引き上げて取り出すことができるため、図24、図25が示すように、下部取り出し口140aが無い場合でも取り出すことができる。
収容部110aに、市販の円柱型綿棒容器300から、綿棒400を詰め替える場合には、図12が示す詰替え補助シート170aへ、図13が示すように、まず綿棒400を移す。詰替え補助シート170aは薄く変形可能な素材の板材で、収容部110a内の形状になっているが、丸くすることも可能なため、市販の円柱型綿棒容器300を、詰替え補助シート170aに入れ込み、図14が示すように綿棒400がこぼれないように補助シート170a内に移すことができる。綿棒400が入った詰替え補助シート170aを綿棒400を軽くほぐしながら、図14が示ように収容部110a内の形状に戻す。このように詰替え補助シート170aによって形状の異なる容器からの棒状体が散乱することなく、詰替えを容易にする効果がある。
前面詰替え口部200aから収納部110aに詰替え補助シート170aに入った棒状体を配設する場合は、図9、図10が示すように、前面詰替え口部200aから差し込み、取り出し面120aが容器本体10にある場合は取り出し面120aを閉じる。前面詰替え口部200aから詰め替えることで図42の先行技術文献の特許文献2の製品を、図43の図で示すように側面から入れる際の開口部の切り口同士が引っ掛かる問題が解決する効果がある。側面詰替え口190から収納部110aに詰替え補助シート170aに入った棒状体を配設する場合は、図11、図15が示す側面詰替え口部190から差し込み、側面詰替え口蓋210を閉じる。図16が示すように側面詰替え口から、詰替え補助シート170aを使用せず市販の円柱型綿棒容器300から直接容器本体10に詰替えることも可能である。この時、側面詰替え口ストッパー191aがあることで、側面詰替え口蓋210が開きすぎることを抑制し、棒状体の詰め替え時の散乱を防止することが可能となる。また、図17、図18、図19が示すようにカーブ傾斜案内部60の特徴を持つ分割部材20を配設した場合は、側面詰替え口190に直接市販の円柱型綿棒容器300から容易に詰め替えることが可能となる。
詰替え補助シート170aには中央操作口150aと同じ開口部と、下部取り出し口140aや上部取り出し口130aの各取り出し口の中央操作口150aを挟んだ両側の綿部410が取り出し時に通過する部分となる部分には開口は無く、取出し口ストッパー180の切込みがあり、棒状体のこぼれ落ちを防止する効果がある。
詰替え補助シート170aに入った棒状体を配設した後で、取り出し面120aに取り出し面蓋30aを被せる。
取り出し面蓋30aは変形しない素材で、容器本体10に取り付けることで、容器本体10が型崩れしない効果がある。
また、図12では、2つの詰替え補助シートを組み合わせている状態を記載している。詰替え補助シートの切込み(180詰替え補助シートの取出し口ストッパー)がある面に面蓋の取り出し口を合わて被せる事で、容器本体を使用しないで詰替え補助シートの形状を維持でき棒状体収容容器として使用することが出来ると示している。
また、詰替え補助シートは取り外しができることで、容器本体10を折りたたむことが可能になる効果があり、且つコンパクトになり配送料金のコスト削減が可能となる。
更に、開口された取り出し面120aの前面詰替え口200aからも棒状体を詰め替えることが可能となり、且つ容器本体10の取り出し面120a側の取り出し口が無い構造でも、取り出し面蓋30aが取り出し面としての役割が可能となる。以上の特徴から、取り出し面蓋30aは、本発明において特徴的な構造と役割を有している。
図20、図21、図22、図23は、本発明の棒状体収容容器1を組立する前の状態まで分離し、各部品を薄く並べた状態の図である。分離し薄くなることで配送コストの削減が可能となる。
図28、図29は本発明の棒状体収容容器1の正面図、図30、図31は背面図、図32は左側面図、図33は右側面図、図34は底面図、図35は平面図である。更に、図36は本発明の棒状体収容容器の透過正面図、図37は透過左側面図、図38は透過右側面図、図39は透過底面図である。
図44は本発明の詰替え補助シートの透過正面図、図45は透過右側面図、図46は透過左側面図、図47は透過平面図、図48は透過底面図、図49は透過斜視図、図50は詰替え補助シートに棒状体の綿棒を載置した状態の透過斜視参考図である。
【符号の説明】
【0009】
1 棒状体収容容器
10 容器本体
16a 天井部
16b 底面部
20 分割部材
20a 直線分割部材
20b カーブ分割部材
30a、30b 取り出し面蓋
50a、50b 直線傾斜案内部
60 カーブ傾斜案内部
110a、110b 収容部
120a、120b 取り出し面
130a、130b 上部取り出し口
140a、140b 下部取り出し口
150a、150b 中央操作口
160a、160b 傾斜面
170a、170b 詰替え補助シート
180 詰替え補助シートの取出し口ストッパー
181 詰替え補助シートの詰替え口
182 詰替え補助シートの底面
183 詰替え補助シートの底面蓋
190 側面詰替え口部
191a、191b 側面詰替え口ストッパー
200a、200b 前面詰替え口部
210 詰替え口蓋部
300 市販の綿棒パッケージ品
400 綿棒
410 綿部
500 取り出し面蓋の後面
501a、501b 取り出し面蓋の上面
502a、502b 取り出し面蓋の下面
503a、503b 取り出し面蓋の右横面
504a、504b 取り出し面蓋の左横面
505a、505b 取り出し面蓋の上面辺
506a、506b 上面の取り出し口
510 取り出し面蓋の後上部開口部
520 取り出し面蓋の上面開口部
530 棒状のガード
540 突起状のガード
550 格子状の面

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