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公開番号
2025056963
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023166523
出願日
2023-09-27
発明の名称
搬送システム
出願人
個人
代理人
個人
主分類
B65G
13/04 20060101AFI20250401BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】
固定的な動力源を使用する簡素な機構を以って、搬送対象物を多方向に搬送可能とする。
【解決手段】
開示する搬送システムの一形態は、板状体のパレットと、該パレットを移動させるためのローラー装置と、を備える搬送システムであって、前記ローラー装置が、円筒形を成し、該円筒形の両底面部中央を結ぶ軸を中心に正・逆方向自在に回転する回転体と、前記円筒形側面上に、一方の前記底面部から他方の前記底面部に渡って所定間隔で配置される突起部位であるローラー突起部と、を備え、前記パレットが、前記板状体下面に配置される突起部位であるパレット突起部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
板状体のパレットと、該パレットを移動させるためのローラー装置と、を備える搬送システムであって、
前記ローラー装置が、
円筒形を成し、該円筒形の両底面部中央を結ぶ軸を中心に正・逆方向自在に回転する回転体と、
前記円筒形側面上に、一方の前記底面部から他方の前記底面部に渡って所定間隔で配置される突起部位であるローラー突起部と、を備え、
前記パレットが、
前記板状体下面に配置される突起部位であるパレット突起部を備えることを特徴とする搬送システム。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記ローラー突起部が、円筒形を成し、前記回転体と同じ方向に正・逆方向自在に回転することを特徴とする請求項1に記載の搬送システム。
【請求項3】
前記パレット突起部が、前記板状体の平面方向に正・逆方向自在に回転することを特徴とする請求項1に記載の搬送システム。
【請求項4】
前記パレット突起部が、前記板状体の平面方向に正・逆方向自在に回転することを特徴とする請求項2に記載の搬送システム。
【請求項5】
前記ローラー突起部と前記パレット突起部とを当接させた状態で前記ローラー装置が回転すると、前記ローラー突起部に前記パレット突起部が押される形で、前記パレットが、前記ローラー装置の回転方向に移動し、
前記パレットの進行方向に対し水平方向の動きを規制する第1ガイドを設置すると、前記パレットが前記第1ガイドに沿って垂直方向に移動し、前記パレットの進行方向に対し垂直方向の動きを規制する第2ガイドを設置すると、前記パレットが前記第2ガイドに沿って水平方向に移動することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一に記載の搬送システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
搬送装置の技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
搬送方法に関する従来技術は、大きく2つに分類することができる。その1つは、搬送対象物を台車に載せ、台車の車輪を駆動する方法である。もう1つは、固定的な動力源によってベルトやワイヤを駆動し、そのベルトやワイヤによって搬送対象物を搬送する方法である。
【0003】
そのような背景下、例えば、特許文献1では、駆動モータにより駆動されるピニオンギアを有する搬送ユニットを複数平面設置する搬送方式において、被駆動体の停止位置精度向上を図ることができる搬送装置が提案されている。
【0004】
特許文献2では、走行経路となる走行板上に平面歯車を使用しないことで全体構成の簡素化を図り、かつ走行体の移動時に歯車が乗り上げる、又は歯車が噛み込んで固まる等の走行不良が生じることを未然に防止できる搬送装置が提案されている。
また、特許文献3では、複数のパレットを有する搬送装置を確実に使用できるようにすることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-169081号公報
特開2019-089618号公報
特開平07-242307号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記の従来技術では、搬送装置の構造が複雑であるという問題点があった。
【0007】
そこで本発明では、上記問題点に鑑み、固定的な動力源を使用する簡素な機構を以って、搬送対象物を多方向に搬送可能とする搬送システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
開示する搬送システムの一形態は、板状体のパレットと、該パレットを移動させるためのローラー装置と、を備える搬送システムであって、前記ローラー装置が、円筒形を成し、該円筒形の両底面部中央を結ぶ軸を中心に正・逆方向自在に回転する回転体と、前記円筒形側面上に、一方の前記底面部から他方の前記底面部に渡って所定間隔で配置される突起部位であるローラー突起部と、を備え、前記パレットが、前記板状体下面に配置される突起部位であるパレット突起部を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
開示する搬送システムは、固定的な動力源を使用する簡素な機構を以って、搬送対象物を多方向に搬送可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施の形態に係る搬送システムの斜視図である。
本実施の形態に係るパレット及びローラー装置の断面図である。
本実施の形態に係るパレット突起部の配置例を示す図である。
本実施の形態に係るローラー装置の配置例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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