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公開番号
2025092856
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208234
出願日
2023-12-11
発明の名称
保冷容器
出願人
株式会社共走
代理人
個人
主分類
B65D
81/38 20060101AFI20250616BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 繰り返しの使用でも、高い保冷効果を維持できる保冷容器を提供すること。
【解決手段】 柔軟性を有するシートで形成された外殻壁1aと外殻壁1aの内面に沿って設けられた底面用断熱板3a、前後左右の側面用断熱板4a,5a,6a,7aとを備え、天井面を開口させた直方体形状の容器本体1と、上記開口1bに連続した外殻壁1aとその内面に天井用断熱板10とを備え、上記天井用断熱板10が上記開口1bを出入りすることによって、上記開口を開閉可能にする蓋体2とを備え、天井用断熱板10は、上記開口1bに一致する四角形であるとともに、蓋体2が閉じられたときに容器本体1の底面3に向く表面10aがシート材12に覆われ、その周側面に上記シート材12と一体とされたシール帯部11を備え、シール帯部11は、上記シート材12の周囲から外方に延長した延長部を天井用断熱板10の周側面に複数回折り畳んで形成されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
柔軟性を有するシートで形成された外殻壁と当該外殻壁の内面に沿って設けられた底面用断熱板及び前後左右の側面用断熱板とを備え、天井面を開口させた直方体形状の容器本体と、
上記容器本体の開口縁に連続した外殻壁と当該外殻壁の内面に天井用断熱板とを備え、上記天井用断熱板が上記開口を出入りすることによって、上記開口を開閉可能にする蓋体と
を備え、
上記天井用断熱板は、上記開口に一致する四角形であるとともに、上記蓋体が閉じられたときに上記容器本体の底面に向く表面がシート材に覆われており、その周側面に上記シート材と一体とされたシール帯部を備え、
上記シール帯部は、上記シート材の周囲から上記天井用断熱板の表面の外方に延長した延長部を上記天井用断熱板の周側面に複数回折り畳んで形成された
保冷容器。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
柔軟性を有するシートで形成された外殻壁と当該外殻壁の内面に沿って設けられた底面用断熱板及び前後左右の側面用断熱板とを備え、天井面を開口した直方体形状の容器本体と、
上記容器本体の開口縁に連続した外殻壁と当該外殻壁の内面に天井用断熱板とを備え、上記天井用断熱板が上記開口を出入りすることによって、上記開口を開閉可能にする蓋体と
を備え、
上記容器本体の外周面において、
隣り合う一対の側面間に渡す緩み止めベルトと、
上記一対の側面のうち、一方の側面に設けられ、上記緩み止めベルトの一方の端部側が固定される第1固定部と、
上記一対の側面のうち、他方の側面に設けられ、上記緩み止めベルトの他方の端部側が固定される第2固定部とを備え、
上記第1固定部及び第2固定部のいずれか一方又は双方は、上記緩み止めベルトの一端側又は他端側の固定位置を調整可能にした
保冷容器。
【請求項3】
上記容器本体の内側面であって、
上記開口から上記天井用断熱板の厚み相当分だけ上記容器本体の底面方向に離れた位置に、内容量マークが設けられた請求項1又は2に記載の保冷容器。
【請求項4】
上記底面用断熱板及び側面用断熱板は、上記外殻壁から分離可能にされ、
上記外殻壁は、特定の折り線に沿って折り畳み可能にされた請求項1又は2に記載の保冷容器。
【請求項5】
上記外殻壁には、上記折り線に一致するステッチが設けられた請求項4に記載の保冷容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、冷凍食品などを搬送するために使用する、保冷容器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、生ものや冷凍食品などを、低温で保持するための保冷容器が開発されている。
このような保冷容器は、周囲が、断熱性が高い断熱材で囲まれている。
例えば、特許文献1の保冷容器は、半硬質の合成樹脂の独立気泡構造を有する発泡体で作られた容器本体と蓋体とからなり、これらをシート状の断熱保護材のバッグ内に収容してバッグの蓋を閉じることで断熱ボックスの蓋体が容器本体の開口に密着するようにしたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3052676号公報
特許第3949049号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような保冷容器では、繰り返しの使用の間に、断熱容器本体及び蓋体を構成している発泡体からなる断熱材が圧縮変形してしまうことがあった。また、容器の外周を形成したシートが伸びてしまうこともあった。
このように、断熱材の変形により、容器本体の開口形状や蓋体が変形してしまったり、シートが伸びて容器本体が歪んでしまったりすると、開口と蓋体との間に隙間ができてしまう。そのため、上記隙間を介して、容器本体内と外部とが連通して、容器本体内の冷気が外部に逃げて容器本体内の冷気を保てなくなるという問題があった。
この発明の目的は、繰り返しの使用に耐え、高い保冷効果を長期間にわたって維持できる、保冷容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の発明は、柔軟性を有するシートで形成された外殻壁と当該外殻壁の内面に沿って設けられた底面用断熱板及び前後左右の側面用断熱板とを備え、天井面を開口させた直方体形状の容器本体と、上記容器本体の開口縁に連続した外殻壁と当該外殻壁の内面に天井用断熱板とを備え、上記天井用断熱板が上記開口を出入りすることによって、上記開口を開閉可能にする蓋体とを備え、上記天井用断熱板は、上記開口に一致する四角形であるとともに、上記蓋体が閉じられたときに上記容器本体の底面に向く表面がシート材に覆われており、その周側面に上記シート材と一体とされたシール帯部を備え、上記シール帯部は、上記シート材の周囲から上記天井用断熱板の表面の外方に延長した延長部を上記天井用断熱板の周側面に複数回折り畳んで形成されている。
【0006】
第2の発明は、柔軟性を有するシートで形成された外殻壁と当該外殻壁の内面に沿って設けられた底面用断熱板及び前後左右の側面用断熱板とを備え、天井面を開口した直方体形状の容器本体と、上記容器本体の開口縁に連続した外殻壁と当該外殻壁の内面に天井用断熱板とを備え、上記天井用断熱板が上記開口を出入りすることによって、上記開口を開閉可能にする蓋体とを備え、上記容器本体の外周面において、隣り合う一対の側面間に渡す緩み止めベルトと、上記一対の側面のうち、一方の側面に設けられ、上記緩み止めベルトの一方の端部側が固定される第1固定部と、上記一対の側面のうち、他方の側面に設けられ、上記緩み止めベルトの他方の端部側が固定される第2固定部とを備え、上記第1固定部及び第2固定部のいずれか一方又は双方は、上記緩み止めベルトの一端側又は他端側の固定位置を調整可能にしている。
【0007】
第3の発明は、上記容器本体の内側面であって、上記開口から上記天井用断熱板の厚み相当分だけ底面方向に離れた位置に、内容量マークが設けられている。
【0008】
第4の発明は、上記底面用断熱板及び側面用断熱板が、上記外殻壁から分離可能にされ、上記外殻壁は、特定の折り線に沿って折り畳み可能にされている。
【0009】
第5の発明は、上記外殻壁に、上記折り線に一致するステッチが設けられている。
【発明の効果】
【0010】
第1の発明によれば、四角形の天井用断熱板を容器本体の開口内にはめ込んで開口を閉じることができる。開口を閉じときには、天井用断熱板の周側面に設けられたシール帯が開口の内周と密着するので、冷気が逃げたり、外気が侵入したりすることなく、保冷効果を保つことができる。
したがって、繰り返しの使用によって容器本体の開口が変形するようなことがあっても、保冷効果を保つことができる。
特に、断熱板を囲む外殻壁を断熱性の高いシート材で構成すれば、より断熱性を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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