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公開番号2025087094
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201509
出願日2023-11-29
発明の名称袋の自立保持具
出願人個人
代理人個人
主分類B65D 33/00 20060101AFI20250603BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】底マチの無い又小さい偏平な袋でも、袋の底マチを増大させた状態に保持して自立させることができ、かつ、自立が不要なときには袋を偏平に戻すことができる自立保持具を提供する。
【解決手段】袋1の底マチ2が増大するように底中央方向に折り込まれた2つの底角部3を連結解除可能に連結する袋の自立保持具10である。自立保持具10は、底角部3を把持解除可能に把持する把持部Aを2つ有するものが好ましい。把持部Aとしては、底角部3を挟持するもの、掛止するもの等を例示できる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
袋の底マチが増大するように底中央方向に折り込まれた2つの底角部を連結解除可能に連結する袋の自立保持具。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
自立保持具は、底角部を把持解除可能に把持する把持部を2つ有する請求項1記載の袋の自立保持具。
【請求項3】
把持部は、底角部を挟持するものである請求項2記載の袋の自立保持具。
【請求項4】
挟持は、押し込み、螺合、弾性力又は磁気吸着力によるものである請求項3記載の袋の自立保持具。
【請求項5】
把持部は、底角部を掛止するものである請求項2記載の袋の自立保持具。
【請求項6】
掛止は、スリットによるものである請求項5記載の袋の自立保持具。
【請求項7】
自立保持具は、高分子材料又は金属を用いて形成された一部品又は二部品からなる請求項1~6のいずれか一項に記載の袋の自立保持具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、袋の自立を保持する自立保持具に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
底マチの無い又は小さい偏平な袋は、自然には自立せず、倒れて横になった状態となるため、次のような問題がある。
(ア)袋が横になっていると、スペースをとる。
(イ)袋が横になっていると、中身がこぼれやすい。
(ウ)袋が横になっていると、開口が狭まりやすいため、中を見にくい。
(エ)袋が横になっていると、狭まった開口に手を入れにくく、その際に袋が横にずれやすく、中身を取り出しにくい。また、中身が菓子等である場合、狭まった袋の内面に付いた油、粉等が手に付きやすい。
(オ)手を入れやすくし、中身を取り出しやすくするには、袋を持ち上げたり広げたりする必要があり、両手を使わなければならない。
(カ)袋が横になっていると、写真を撮るときに見栄えが悪い。
【0003】
このような偏平な袋を、自立可能にする技術として、特許文献1には、菓子袋の底辺部の中央に、両外側面の中間位に及ぶ長さの粘着性両面テープを剥離紙が付いた状態で予め設置しておき、中身を取り出すときに剥離紙を取り除いて、粘着面を床面に接着することが記載されている。これによれば、菓子袋を自立させ、開口を広げ、片手で中身を取り出すことができる。しかし、中身の一部が残っているときに、粘着面を床面から剥がし、菓子袋を非自立状態に戻して扱い続けることは、粘着面が露出しているため困難である。また、中身を全部取り出したときに、菓子袋は粘着性両面テープと共に廃棄されると考えられ、粘着性両面テープを剥がして再使用することは困難である。
【0004】
また、特許文献2には、2枚の短冊型厚紙片を重ねて、中心部を鳩目で止め、回転して十字様に展開可能にしたものを、ポリエチレン収塵袋の底部に糊付けすることが記載されている。これによれば、収塵袋の底面部を容易に拡げて、外容器に内添装することができる。しかし、塵を収容した後、収塵袋は短冊型厚紙片と共に廃棄されると考えられ、短冊型厚紙片を剥がして再使用することは困難である。
【0005】
また、特許文献3には、扁平な袋体の底部の各隅角部を、前側部と後側部に対し直交状に折半して突出した三角形部を形成し、その下辺を縫着して袋体の底部に短辺を並設すると共に、該両三角形部を折曲して各尖端を対峙させ、さらに各尖端間にわたって強靱な適当幅を備える織布等のテープ片を縫着して張設一体化してなる、穀粒袋が記載されている。これによれば、袋体の底部が扁平であり、穀類収納時に袋体の下方部に穀類が行きわたる。しかし、袋体に短辺並設用の縫着がされ、テープ片も両三角形部に縫着されているため、袋体を扁平な状態に戻して使用することはできないし、テープ片だけを他で使用することもできない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2017-100729号公報
実願昭48-115451号(実開昭50-62980号)のマイクロフィルム
実公昭58-49937号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明の目的は、底マチの無い又小さい偏平な袋でも、袋の底マチを増大させた状態に保持して自立させることができ、かつ、自立が不要なときには袋を偏平に戻すことができる自立保持具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
[1]袋の底マチが増大するように底中央方向に折り込まれた2つの底角部を連結解除可能に連結する袋の自立保持具。
【0009】
[2]自立保持具は、底角部を把持解除可能に把持する把持部を2つ有する[1]記載の袋の自立保持具。
【0010】
[3]把持部は、底角部を挟持するものである[2]記載の袋の自立保持具。
(【0011】以降は省略されています)

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