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公開番号
2025168616
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-11
出願番号
2024073287
出願日
2024-04-29
発明の名称
束ね具
出願人
個人
代理人
主分類
B65B
67/00 20060101AFI20251104BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】
本発明は、段ボール等を安全に結節、運搬、保管可能な束ね具を提供することを課題とし、家庭などで不要となった段ボール等を纏めて保管し、廃棄時には必要に応じビニール紐などで簡単に結節、運搬するための束ね具を提供する。
【解決手段】
紙を束ねることが可能な束ね具であって、軸形状に形成され、少なくとも2つの端部において、ネジ孔が形成された一端と他端が互いに対向する位置に配置されている本体と、本体の一端側から他端側に延び、基端側が本体のネジ孔に螺合した棒状体とを備え、紙を棒状体の先端と本体の他端との間に配置し、棒状体の基端側を回すことで、棒状体の先端が、紙を貫通し、本体の他端側に近接することを特徴とする束ね具とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
紙を束ねることが可能な束ね具であって、
軸形状に形成され、少なくとも2つの端部において、ネジ孔が形成された一端と他端が互いに対向する位置に配置されている本体と、
本体の一端側から他端側に延び、基端側が本体のネジ孔に螺合した棒状体と、を備え、
紙を棒状体の先端と本体の他端との間に配置し、棒状体の基端側を回すことで、棒状体の先端が、紙を貫通し、本体の他端側に近接することを特徴とする束ね具。
続きを表示(約 97 文字)
【請求項2】
本体は、複数の部材を備え、
複数の部材は、本体の一端と他端が、互いに離間又は近接する方向に移動可能に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の束ね具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、紙を束ねて保管・運搬することが可能な束ね具に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
企業や家庭などでは現在宅配などの運搬に用いられる容器として段ボール箱が一般的に用いられ、運搬後は廃棄する必要があるが、その段ボール箱は潰して平べったくしてもそのままでは持ち運ぶことが不便で、特に家庭内などでは特定の日に段ボールの回収があるが、その時まで段ボール板を保管する必要があり、特に枚数が増えてくると置き場に困ることが多い。段ボールやそれ以外の紙束(以下、段ボール等という)の置き場は倉庫があればよいが、なければ居間やキッチン、玄関などのスペースに置くことになり、その際立てかけておくのがスペースを取らないが、滑るためビニール紐でいちいち縛る必要があり、保存するのも苦痛である。
【0003】
先行文献1には穿孔結束器具が開示されている。この技術は段ボールを廃棄のために結節する際に先端が鋭利で、かつフック用切り込みを有するポールとそれを支えるベースからなる穿孔し、紐で結束するための器具であり、使用時には束ねた段ボール紙突き刺し、貫通後段ボール板を貫通したポールの先端のフック用切れ込み部に紐を引っ掛け、引き抜くことにより紐を段ボール板に貫通させ、結節することで段ボール板を纏めることができるというものである。貫通した後はさらに段ボール板を纏めるためにポールの先端部に安全キャップを設けるということも開示されている。しかしながら、このようなポールでは運搬時や保管時にはいちいち段ボール板を掴む必要があり、滑ってしまうという問題点がある。さらに、このようなポールは使用時には先端が鋭利であるため、怪我をする可能性が高く、特に家庭で子供がいる環境では安全上使用することができない、という問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-284123号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、ダンボール等を安全に結節、運搬、立てかけて保管可能な束ね具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
(1)紙を束ねることが可能な束ね具であって、
軸形状に形成され、少なくとも2つの端部において、ネジ孔が形成された一端と他端が互いに対向する位置に配置されている本体と、
本体の一端側から他端側に延び、基端側が本体のネジ孔に螺合した棒状体と、を備え、
紙を棒状体の先端と本体の他端との間に配置し、棒状体の基端側を回すことで、棒状体の先端が、紙を貫通し、本体の他端側に近接させることを特徴とする束ね具
(2)本体は、複数の部材を備え、
複数の部材は、本体の一端と他端が、互いに離間又は近接する方向に移動可能に連結されていることを特徴とする(1)に記載の束ね具
である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば段ボール等を複数枚、まとめて保管でき、まとめる紙や段ボール等を棒状体の先端と本体の他端との間に配置し、棒状体の基端側を回すことで、棒状体の先端が、徐々に段ボール等を貫通するため、勢い余って棒状体の先端で指や皮膚を突いたりする怪我を防ぐことができ、段ボール等を安全に保管、運搬することができる。また、棒状体を回すことで少ない力(女性や子供、高齢者等が該当)で貫通させることができるため簡単に取り扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に関わる束ね具の側面図である。
本発明に関わる束ね具の実施例2である。
本発明に関わる束ね具の実施例3である。
本発明に関わる束ね具の実施例4である。
本発明に関わる束ね具の実施例5である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本実施形態の束ね具は、段ボール等を束ねて保管し、運搬する際に用いられる。
束ね具は、C型もしくは同等の役目をする形(F型等)のフレームの取っ手1(本体)と、取っ手1のネジ機構(本体のネジ孔)を備えた一端にはネジ機構を貫通して他端にまで届く1本または複数本の棒状体2を有し、該棒状体2の少なくとも1本の先端には紐を引っ掛けるための凹部を有し、該棒状体2の他端にはネジ機構を稼働させるハンドル3を有し、取っ手1(本体)の他端部には該棒状体2の先端と連結される固定部4を有し、取っ手1(本体)は複数の部材を備え、複数の部材は、本体の一端と他端が、互いに離間又は近接する方向に移動可能に連結されていることを特徴とする。棒状体は先端が先細り形状をしていることが好ましく、先端が鋭利でとんがっている棒状体であることが好ましい。また、材料は金属であることが耐久性の面から好ましく、具体的には鉄やステンレス、銅等であることが好ましい。材料としては錆が発生しにくいステンレスが最も好ましい。
【0010】
束ね具は、段ボール等を安全に棒状体2で突き刺し、取っ手1でもって一体化することによりまとめ、取っ手1で持ち運びでき、束ね具を複数個用いる事により立てかけて保管でき、簡単に運搬でき、紐で結節することが可能な束ね具である。束ね具の取っ手1は先端が棒状体2から構成されていることに特徴がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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