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公開番号
2024133335
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-01
出願番号
2024116590
出願日
2024-07-20
発明の名称
折り畳み水槽
出願人
個人
代理人
主分類
B65D
88/18 20060101AFI20240920BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】収納スペースを取らず、常に常備し、渇水時、断水時、災害時など水が必要な時、簡単に設置でき雨水を溜めることのできる折り畳み水槽。
【解決手段】。上面に開口部を持つ円錐形で、底面(6)と側面(2)を防水材で構成し、側面を柔らかいシートと、リング状の側面補強材(3)と弾力性のリング(8)を交互に数か所取り付け、上下に伸縮可能に構成し、側面上端に空気を吹き込んで形成される浮き袋(1)を結合した折り畳み水槽で解決できる。
この水槽は、上下に伸縮可能な蛇腹タイプの側面(2)と、浮き袋(1)により水の浮力によって側面が立ち上がり保持する。空気を抜くと円板状となり収納し良い。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
略円錐形で底面と側面と開口部である上面で構成される折り畳み水槽であって、防水材で構成された前記底面と、略蛇腹構造の防水シートでなる前記側面と、前記開口部である上面の前記側面上端に結合された浮き袋とを具備した、折り畳み水槽。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
折り畳み状態から簡単に成型できる水槽に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
常設せず、災害や断水時に緊急使用できる水槽があれば便利である。断水時、渇水時などに、雨水を溜め、中水として使用できれば良い。小さく収納し、常備して必要な時簡単に成型できれば緊急時に非常に重宝する。パネル式の水槽、文献1は組み立てに時間と技術が必要で、市販されている組み立て水槽も折り畳み可能ではあるが、柱部や壁材などがあり、もう少し折り畳み時の形状を小さくしたい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実登3216082号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
緊急時、誰でも簡単に短時間で組み立てでき、かつ小さく折り畳み収納できる水槽が課題である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上面に開口部を持つ円錐形で、底面と側面を防水材で構成し、側面を蛇腹もしくは柔らかいシートで上下に伸縮可能に構成し、側面上端に空気を吹き込んだ浮き袋を結合した折り畳み水槽で解決できる。
【発明の効果】
【0006】
浮き袋の空気を吹き込み、その浮力によって水槽側面が引き上げられ水が溜められるので、側面を保持する柱は必要ない。水面は浮き袋を保持しているので、くみ取りが楽である。浮き袋の一部を押さえれば水槽上部より流れ出る、浮き袋の一部に水の通り溝とその先端にシュートを設ければ良い。底から水を取り出すバルブの必要もなく、柔らかい材質で構成出来るので収納し良い。浮き袋の空気を抜き、平たく円盤状に収納出来る。
水の必要な時、フェンス、植木、柱などを利用し、適当な場所でシートを張り水の流れ出る場所に水槽を設置し雨水を溜める事ができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
水槽の断面図
シートで取水する簡単な方法
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下図1、図2において実施形態の一例を表す
図1は水槽の断面図で、地面(4)に置く、略円錐形で、円形の水槽の底(6)と側面(2)を防水布で成型し、リング状の側面補強材(3)と側面のたるみを取る弾性材のリング(8)を側面に交互に数か所取り付け蛇腹状にした水槽側面上端に、空気を吹き込んで浮力を生じさせる浮き袋(1)を結合し、浮き袋に空気を吹き込み、水槽上部より水(5)を入れる。浮き袋の浮力によって水槽側面が引き上げられ水が溜められる。
【0009】
図2は雨水の集水の方法で、屋根の樋を改造し水槽に雨水を溜める設備があれば良いが、無い場合は雨水を受けるシートを植木やフェンスなどを利用して張り水の流れ出る場所に水槽を設置する。
【符号の説明】
【0010】
1 浮き袋
2 蛇腹状の水槽側面
3 側面補強リング
4 地面
5 水
6 水槽の底
7 シュート
8 弾性材のリング
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