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公開番号2024131927
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042503
出願日2023-03-17
発明の名称包装体
出願人個人
代理人
主分類B65D 83/08 20060101AFI20240920BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】フェイスマスクシートの平面体の形状を崩すことなく、シートの表裏に有する余剰の薬液を包装体の内部で省き取り出せる、且つ、折り畳みの折り目が除かれる包装体を提供する。
【解決手段】衛生面に配慮したシート4は、Z折りで折りの折り畳みまたはポップアップ方式と異なる積層体28からの1枚のシート4の、薬液とシート4の構成の状況に応じ対向した先端部の対向した幅75、上下に開口された状態の段差と互いが接近状態の幅74または重なる幅8を通り、シート4の表裏の面44、45に付着した余剰の薬液が内部5で省かれさらに折り目が除かれ平面体で引き出され顔の位置にあてがわれる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
薬液が含浸された平面体のシートの1枚毎が折り畳まれ複数枚が積層された積層体を封入する包装袋と、前記包装袋に形成された取り付け穴に前記包装袋の内側から取り付けられて、前記取り付け穴を覆う蓋部材を備えた包装体であって、
前記蓋部材は、前記積層体に面する板体と、前記板体に形成された前記シートを取り出す取り出し口と、長手方向に有する前記取り出し口を開閉可能に塞ぐ蓋体とを備え、
前記取り出し口は、左端部近傍から前記長手方向のセンターに沿って右端部近傍に設けられ、
前記取り出し口の構成は、A面からの曲線部とB面からの曲線部の互いが対向し挟まれた一定の幅からなる対向した幅を有し、
前記指穴の位置は、前記シートの1枚を指で取り出すための、前記取り出し口の前記左端部近傍から前記右端部近傍の距離の真ん中の位置に設け、または前記真ん中の位置から左右対称の位置に左の指穴と右の指穴を備え、
前記曲線部の開口部の平面視の対向した幅は前記指穴の縦幅より小さく、
前記シートが、前記一定の幅を構成する前記A面に有する曲線部と対向する前記B面に有する曲線部との間に挟まれ、前記曲線部の横の方向に挟まれた前記シートの横の方向が、前記曲線部との間に挟まれた複数の曲線と曲線に満遍なく触れ擦れて、前記取り出し口からそれぞれ真上の方向に引き上げられ前記間を通過するとき、前記シートの表裏の面に有する余剰の薬液が均一に省かれ、且つ、前記平面体の前記横の方向に歪の発生を抑止させながら引き上げられることを特長とする包装体。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記積層体は、ポップアップ方式と異なる前記積層体を有してなる請求項1に記載の包装体
【請求項3】
前記曲線部は、波線の形状を有してなる請求項1または2に記載の包装体。
【請求項4】
前記対向した幅に代えて、前記A面の曲線部と前記B面の曲線部が上下に距離を有する段差を備えて向かい合い、前記A面の曲線部の先端部と前記B面の曲線部の先端部が接近状態の幅を有してなる請求項1または2に記載の包装体。
【請求項5】
前記対向した幅に代えて、前記A面の曲線部と前記B面曲線部が上下に距離を有する段差を備えて向かい合い、前記A面の曲線部の先端部と前記B面の曲線部の先端部が重なるの幅を有してなる請求項1または2に記載の包装体。
【請求項6】
前記板体の一部を取り除いて前記取り出し口を設けるためのフラップまたはプルキャップを有してなる請求項1または2に記載の包装体。
【請求項7】
前記シートは、Z折に折り畳まれて積層されてなる請求項1または2に記載の包装体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを収容する包装体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来品の包装体の構成は、概ね、袋状の4辺のうちの1辺に開閉自由な取り出し口を設けるための開閉式チャックを備えて、または、包装体天面に取り出し口を設けるためのプルキャップと開閉自由な蓋を備えられている。
【0003】
さらに、包装体に備えられた取り出し口の機能は、包装体の内部と包装体の外部を遮断し、内部の薬液が含侵されたフェイスマスクシートまたはウエットティッシュまたはパック用シートまたは消毒ガーゼ等(シート)を積層体から1枚ごと取り出し、シートの積層体に含浸された余剰の薬液の水分などが蒸発することのない密閉状態が保持されている。
【0004】
従来品フェイスマスクの包装体の汎用品は、20枚から30枚程度が折り畳まれ積層されて、充填される薬液量は必然的に、最初のシートに有する含侵薬液量から最後のシートに有する含侵薬液量に至るまで、薬液量が欠如することなく余剰な含侵液量とするための、概ね粘度の高い余剰の薬液が充填・含浸され封入されており、取り出し口からフェイスマスクシートが容易に引き出される。
【0005】
用法は、開封の際、辺に備えられたチャックを開きまたは天面蓋を開いてプルキャップまたは密閉なるシールを取り外し取り出し口が設けられてシートを積層体から1枚ごと指で摘まみ取り出される。
【0006】
シートの表面と裏面に有する余剰の薬液が顔に貼り付けたときに液だれ防止と個々が必要とする薬液量に調整する指での作業が、包装体の外で指の作業により自らの薬液量とし、省かれた余剰の薬液が取り出し口を経て包装体の内部に戻されて、指でシートを平面体に広げて顔に貼り付ける。
【0007】
WO2015/060351号公報の請求項1に「~、該穴はその両端部以外の箇所において穴の幅が最も狭い箇所を設けてなり、~ウエットシート包装体。」を開示している。
【0008】
特開第2021―35848号公報は、請求項1に「~前記載置部材は、前記開口部に対向する孔部と、前記孔部につながる第1線状波形スリットとを有するウェットシート包装体。」を開示している。
【0009】
特許第6957790号公報は、請求項1に~前記取り出し口の前記連結部は、前記両端部の前記指孔の間では途切れることなく前記一定の幅を有する包装体。」を開示している。
【0010】
特許第7144664号公報は、請求項1に「~前記取り出し口は前記シートを指で取り出すために連結部と指穴とを備え、前記取り出し口の前記連結部は長手方向に直線状に形成され、~前記連結部は、前記シートを前記積層体から前記取り出し口へ通過させるための、向かい合う下の扱き板の先端部と上に位置する上の扱き板の先端部に上下に距離を空けた段差を有し、前記下の扱き板の先端部と前記上の扱き板の先端部の間に重なる幅を有するように設けられた2枚の扱き板から構成され、前記シートは、前記積層体から、前記指穴および前記連結部の前記段差と前記幅を通過し前記取り出し口から取り出される包装体。」を開示している。
(【0011】以降は省略されています)

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