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公開番号
2025073333
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184020
出願日
2023-10-26
発明の名称
凍結庫
出願人
株式会社前川製作所
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
F25D
17/06 20060101AFI20250502BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】食品の冷却効率と凍結速度の制御性を向上させるとともに、被冷却物に冷却ムラが発生することを抑制することのできる凍結庫を提供する。
【解決手段】
凍結庫1は、庫内を上部空間S1と下部空間S2とに区分けする第1仕切り部20と、上部空間S1を水平方向に第1上部空間S3と第2上部空間S4とに区分けする第2仕切り部30と、吸入側開口部が下部空間S2に、吐出側開口部が第1上部空間S3に連通するように第1仕切り部20に設けられたファンケーシング55と、ファンケーシング55内に設けられたファン50と、流入側開口部が第1上部空間S3に、流出側開口部が第2上部空間S4に連通するように第2仕切り部に設けられた熱交換部40と、第1仕切り部20において、第2上部空間S4と下部空間S2を連通させる開口部21と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
庫内を上部空間と下部空間とに区分けする第1仕切り部と、
前記上部空間を水平方向に第1上部空間と第2上部空間とに区分けする第2仕切り部と、
吸入側開口部が前記下部空間に、吐出側開口部が前記第1上部空間に連通するように前記第1仕切り部に設けられたファンケーシングと、
前記ファンケーシング内に設けられたファンと、
流入側開口部が前記第1上部空間に、流出側開口部が前記第2上部空間に連通するように前記第2仕切り部に設けられた熱交換部と、
前記第1仕切り部において、前記第2上部空間と前記下部空間を連通させる開口部と、を有する、凍結庫。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記開口部には、パンチングメタルまたはグレーチングが配置される、請求項1に記載の凍結庫。
【請求項3】
前記ファンの上方に設けられ、前記ファンから吐出される風を前記熱交換部に送る導風板をさらに有する、請求項1または2に記載の凍結庫。
【請求項4】
バッチ式のフリーザーとして用いられ、
被冷却物は、ラックに配置され、
前記ラックのうち流入側に設けられ、前記ラックの流入側から視て前記ラックの周囲を覆うように配置される第3仕切り部と、
前記ラックのうち流出側に設けられ、前記ラックの流出側から視て前記ラックの周囲を覆うように配置される第4仕切り部と、を有する、請求項1または2に記載の凍結庫。
【請求項5】
前記ラックは、前記庫内を循環する風の流れ方向に対して短手方向となるように配置される、請求項4に記載の凍結庫。
【請求項6】
前記庫内を循環する風の流れ方向は、前記庫内の短手方向に一致する、請求項1または2に記載の凍結庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、凍結庫に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の凍結庫等では、庫内にクーラーユニット(クーラーおよびファン)を床置き、または天吊りにて配置し、庫内に被冷却物である食品等を載せた台車を入庫することによって、食品の冷却・凍結を行っている(例えば、下記の特許文献1)。
【0003】
上記の凍結庫で食品の冷却・凍結を行う場合、冷却媒体として低温の風を利用する。冷凍食品における高品質な食品凍結を達成するためには、冷凍食品内部の氷結晶を小さくする必要がある。また、食品が長時間風にさらされることで表面が乾燥することによる劣化を防ぐ必要もある。一方で、食品の凍結乾燥のラインでは、一般に適切な大きさの氷結晶を食品内に生成するために、食品凍結時の風の均一性と凍結時間を適切にコントロールする必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-129604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の凍結庫では、最終的には食品の冷却・凍結は完了するものの、被冷却物に対して積極的に冷風を集める構造になっておらず、食品の凍結速度が遅いととともに凍結速度を制御しづらいという課題がある。また、庫内の空気に温度ムラが発生し、例えば熱交換部付近に置かれた食品と離れた位置に置かれた食品とで、冷却ムラが発生するという課題もある。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために発明されたものであり、食品の冷却効率と凍結速度の制御性を向上させるとともに、被冷却物に冷却ムラが発生することを抑制することのできる凍結庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成する本発明に係る凍結庫は、庫内を上部空間と下部空間とに区分けする第1仕切り部と、前記上部空間を水平方向に第1上部空間と第2上部空間とに区分けする第2仕切り部と、吸入側開口部が前記下部空間に、吐出側開口部が前記第1上部空間に連通するように前記第1仕切り部に設けられたファンケーシングと、前記ファンケーシング内に設けられたファンと、流入側開口部が前記第1上部空間に、流出側開口部が前記第2上部空間に連通するように前記第2仕切り部に設けられた熱交換部と、前記第1仕切り部において、前記第2上部空間と前記下部空間を連通させる開口部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
上述の凍結庫によれば、循環している風をできる限り、被冷却物に送ることができるため、被冷却物の冷却効率と凍結速度の制御性を向上させることができる。また、循環する風が庫内を均一に流れるため、被冷却物に送る風を均一化させることができ、被冷却物に冷却ムラが発生することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る凍結庫を示す概略斜視図である。
比較例に係る凍結庫を示す概略斜視図である。
本実施形態に係る凍結庫における流速の大きさを示すコンター図である。
比較例に係る凍結庫における流速の大きさを示すコンター図である。
本実施形態に係る凍結庫における流速を示すベクトル図である。
比較例に係る凍結庫における流速を示すベクトル図である。
本実施形態および比較例に係る凍結庫における凍結速度を示すグラフである。
変形例1に係る凍結庫を示す概略斜視図である。
変形例1に係る凍結庫における流速の大きさを示すコンター図である。
変形例1に係る凍結庫における流速を示すベクトル図である。
変形例2に係る凍結庫を示す概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態を、図1を参照しつつ説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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