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公開番号
2025101346
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218141
出願日
2023-12-25
発明の名称
食肉切断装置
出願人
株式会社前川製作所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B26D
1/38 20060101AFI20250630BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】食肉の所望の部位を容易に切断することができる食肉切断装置を提供する。
【解決手段】食肉切断装置は、ケース10と、可動刃20と、を備える。ケース10は、開口部11を有する。可動刃20は、ケース10に収容されるとともに、開口部11を横切るように動作する。可動刃20は、開口部11の縁との間で食肉2の切断対象部2tを挟んで当該切断対象部2tを切断する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
開口部を有するケースと、
前記ケースに収容されるとともに、前記開口部を横切るように動作し、前記開口部の縁との間で食肉の切断対象部を挟んで当該切断対象部を切断する可動刃と、
を備えていることを特徴とする食肉切断装置。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記開口部の前記縁には、前記可動刃との協働によって前記切断対象部を切断する固定刃が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の食肉切断装置。
【請求項3】
前記可動刃は、前記開口部の深さ方向と直交する軸線の回りに回動可能とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の食肉切断装置。
【請求項4】
前記開口部は、円形状に形成され、
前記可動刃は、
前記軸線の回りに回動したときに、前記開口部の前記縁に摺接、若しくは、近接して移動し得る球面状の外面、及び、当該外面に前記軸線と直交する方向に開口して形成された可動刃開口を有する支持ブロック部と、
前記支持ブロック部の前記外面と前記可動刃開口の交差部に設けられた可動刃本体と、を備えていることを特徴とする請求項3に記載の食肉切断装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食肉の一部を切断する食肉切断装置に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
食鶏腿肉等の骨付き肉に対し、筋入れから脱骨までを自動化した脱骨装置が従来より各種案出されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5331244号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
骨付き肉から主要な骨を取り除く脱骨は上記のような脱骨装置によって自動で行うことができる。しかし、脱骨を終えた食肉には、小さな骨片や、余分な皮、脂肪、筋等が残ることがある。これらの不要部の除去は、現在、人が刃物を手に持って行っている。しかし、このような刃物による不要部の除去作業は非常に煩雑であり、作業を効率良く行うためには作業者の熟練が必要となる。
なお、食肉の不要部を切断する場合に限らず、必要部位であっても、その部位を人が刃物を持って切断することがある。このような場合にも、不要部の除去の場合と同様の問題が生じる。
【0005】
そこで本発明は、食肉の所望の部位を容易に切断することができる食肉切断装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る食肉切断装置は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
即ち、本発明に係る食肉切断装置は、開口部を有するケースと、前記ケースに収容されるとともに、前記開口部を横切るように動作し、前記開口部の縁との間で食肉の切断対象部を挟んで当該切断対象部を切断する可動刃と、を備えていることを特徴とする。
【0007】
この食肉切断装置によって食肉の切断対象部を切断する場合には、ケースの開口部を食肉の切断対象部の周囲に押し付ける。次に、この状態において、開口部を横切るように可動刃を移動させる。この可動刃の動作により、可動刃が開口部の縁との間で食肉の切断対象部を挟み込み、当該切断対象部を切断することができる。
【0008】
前記開口部の前記縁には、前記可動刃との協働によって前記切断対象部を切断する固定刃が設けられるようにしても良い。
【0009】
この場合、可動刃とともに切断対象部を挟み込む開口部の縁に固定刃が設けられているため、切断対象部を良好に切断することができる。
【0010】
前記可動刃は、前記開口部の深さ方向と直交する軸線の回りに回動可能とされることが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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