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公開番号
2025088403
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203084
出願日
2023-11-30
発明の名称
食料切断装置
出願人
株式会社日本キャリア工業
代理人
主分類
B26D
1/46 20060101AFI20250604BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】食料片の商品価値や生産能率を高めることのできる食料切断装置を実現する。
【解決手段】食料を送る送り装置と、この送り装置から送り出された食料を切断する切断装置と、この切断装置で切断された食料片を引き継いで搬送する搬送装置とを含む作業部を設け、搬送装置によって搬送される食料片を、搬送装置近傍の作業者が視認しながら扱えるように構成した食料切断装置であって、搬送装置の搬送始端部の上方で、かつ、作業者が前記搬送装置の搬送始端部から搬送されてきた食料片を視認しながら操作できる範囲に、作業部の作動に関連する各種操作を行うための操作盤を固定的に配置する。また、切断装置の左右外側部を夫々覆う左右の第2カバーを設け、この左右の第2カバーの相互間隔部に操作盤の少なくとも一部を入り込ませる。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
食料を送る送り装置と、この送り装置から送り出された食料を切断する切断装置と、この切断装置で切断された食料片を引き継いで搬送する搬送装置とを含む作業部を設け、前記搬送装置によって搬送される食料片を、前記搬送装置近傍の作業者が視認しながら扱えるように構成した食料切断装置であって、前記搬送装置の搬送始端部の上方で、かつ、前記作業者が前記搬送装置の搬送始端部から搬送されてきた食料片を視認しながら操作できる範囲に、前記作業部の作動に関連する各種操作を行うための操作盤を固定的に配置したことを特徴とする食料切断装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記搬送装置の搬送始端部の上側に、前記搬送装置によって搬送される食料片の通過を許容するとともに人の手の進入を抑制するための通過口を形成した第1カバーを設け、この第1カバーの上端部付近の位置に前記操作盤を起立させて配置した請求項1に記載の食料切断装置。
【請求項3】
前記操作盤を機体側に残した状態で前記第1カバーを着脱自在な構成とした請求項2に記載の食料切断装置。
【請求項4】
前記切断装置の左右外側部を夫々覆う左右の第2カバーを設け、この左右の第2カバーの相互間隔部に前記操作盤の少なくとも一部を入り込ませた請求項3に記載の食料切断装置。
【請求項5】
前記左右の第2カバーの内側部に上方へ隆起する隆起部を夫々形成し、この左右の隆起部の相互間隔部に前記操作盤の少なくとも一部を入り込ませた請求項4に記載の食料切断装置。
【請求項6】
前記切断装置を位置固定し、前記送り装置を前記切断装置に対して上下方向に往復揺動させて食料を切断するように構成し、前記左右の第2カバーの相互間隔部に、前記送り装置の上部を開放する開放部を形成し、前記送り装置が上方揺動したときに、この送り装置の一部が前記開放部から上方へ突出する構成とした請求項4または請求項5に記載の食料切断装置。
【請求項7】
間隔をおいて配置された左右の支持部材の上部間が連結部材で連結され、前記左右の支持部材の間に前記送り装置と切断装置が支持される構成とし、前記連結部材と前記操作盤と前記左右の第2カバーとによって前記開放部が囲繞されるように構成した請求項6に記載の食料切断装置。
【請求項8】
前記操作盤を前記搬送装置側に固定し、前記搬送装置を前記切断装置から離間する方向へ移動可能に構成し、前記搬送装置を前記切断装置から離間する方向へ移動させたときに、前記切断装置と前記操作盤との間に人が入れる空間が形成されるように構成した請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の食料切断装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食料を切断する食料切断装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の食料切断装置として、塊状の生の食肉(本発明における「食料」の一例)を薄くスライスする食肉切断装置が知られている。
この食肉切断装置は、チルド状態の塊状の生の食肉を切断位置へ向けて送る送り装置と、この送り装置から送り出された食肉を切断位置で切断する切断装置と、この切断装置で切断された肉片(本発明における「食料片」)を引き継いで搬送する搬送装置とを含む作業部を備えている。
【0003】
これにより、送り装置に供給された食肉が、この送り装置から所定長ごとに(設定された厚さごとに)送り出され、送り出された食肉の先端部が切断装置で切断されて肉片となり、この肉片が搬送装置の搬送始端部上へ引き継がれる。
搬送装置に引き継がれた肉片は、この搬送装置の近傍に立つ作業者によって掬い取られ、食品トレーに盛り付けられる。
【0004】
このような食肉切断装置として、先行技術文献1に開示されたものがある。
当該先行技術文献1に開示された食肉切断装置は、食肉を送る送り装置(第1・第2の肉塊搬送ベルト20,30)と、この送り装置(20,30)から送り出された食肉を切断する切断装置(切断ユニット2)と、この切断装置(2)で切断された肉片を引き継いで搬送する搬送装置(切断肉搬送ベルト40,50)とを含む作業部が設けられている。
また、送り装置(20,30)の上流側の上方に、作業部(20,30,2,40,50)の作動に関連する操作を行うための操作盤(入力部7)が配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-57906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の先行技術文献1に開示された食肉切断装置の操作盤は切断装置よりも上流側に離れた位置に配置されており、さらにこの大きな切断装置によって視界が遮られるために、切断装置の下流側にある搬送装置上の肉片を視認しながらこの操作盤を操作することはできない。
【0007】
このため、例えば、切断後の肉片の状態を確認しながら、切断前の食肉の切断厚さを調節することができず、この切断厚さの調節が遅れて個々の肉片の厚さにばらつきを生じるおそれがある。
また、肉片の切断枚数の調節が遅れて目標の生産枚数に対して過不足を生じ、枚数の手調整が必要となるおそれがある。
これによって、生産される肉片の商品価値や生産能率が低下する問題が生じうる。
【0008】
本発明は、上述のような従来技術の課題を解決し、食料片の商品価値や生産能率を高めることのできる食料切断装置を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の食料切断装置は、食料を送る送り装置と、この送り装置から送り出された食料を切断する切断装置と、この切断装置で切断された食料片を引き継いで搬送する搬送装置とを含む作業部を設け、搬送装置によって搬送される食料片を、搬送装置近傍の作業者が視認しながら扱えるように構成した食料切断装置において、搬送装置の搬送始端部の上方で、かつ、作業者が前記搬送装置の搬送始端部から搬送されてきた食料片を視認しながら操作できる範囲に、作業部の作動に関連する各種操作を行うための操作盤を固定的に配置した。
【0010】
また、搬送装置の搬送始端部の上側に、搬送装置によって搬送される食料片の通過を許容するとともに人の手の進入を抑制するための通過口を形成した第1カバーを設け、この第1カバーの上端部付近の位置に操作盤を起立させて配置してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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