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公開番号2025158868
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2024061806
出願日2024-04-05
発明の名称梳き鋏及び梳き鋏使用方法
出願人個人
代理人個人
主分類B26B 13/08 20060101AFI20251009BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】毛流の方向を調整可能とするとともに、より繊細な毛髪のボリューム調整を可能とすること。
【解決手段】梳き鋏1は、複数の櫛歯11が配列された第1体10を備え、複数の櫛歯11は、それぞれ先端に円弧形状の刃が形成されており、第1体10は、少なくとも、刃が第1曲率半径の円弧形状で形成された櫛歯11で構成された第1領域10Aと、刃が第1曲率半径とは異なる第2曲率半径で形成された櫛歯11で構成された第2領域10Bと、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の櫛歯が配列された櫛刃を備える梳き鋏であって、
複数の前記櫛歯は、それぞれ先端に円弧形状の刃が形成されており、
前記櫛刃は、少なくとも、
前記刃が第1曲率半径の円弧形状で形成された前記櫛歯で構成された第1領域と、
前記刃が前記第1曲率半径とは異なる第2曲率半径で形成された前記櫛歯で構成された第2領域と、を含むことを特徴とする梳き鋏。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記第1曲率半径は、前記第2曲率半径より小さい値であり、
前記櫛刃は、先端側に前記櫛歯が配列されており、基端側に操作者に把持される把持部を有し、
前記第1領域は、前記第2領域より先端側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の梳き鋏。
【請求項3】
前記第1領域及び/又は前記第2領域は、所定間隔で複数の前記櫛歯が配列されており、
前記第1領域と前記第2領域とは、前記所定間隔と異なる特定間隔で配列されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の梳き鋏。
【請求項4】
請求項1に記載の梳き鋏の使用方法であって、
前記梳き鋏を、先端側が、小指側から突出するように持ち、
毛髪の束を、頭皮から離間する方向に引っ張り、
当該毛髪の束を、前記梳き鋏により、前記第1領域又は前記第2領域から選択した位置で、カットすることを特徴とする梳き鋏使用方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の櫛歯が配列された櫛刃を備える梳き鋏及びその使用方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、理容や美容において、セニングにより、ヘアースタイルを形成する毛髪の量を減らし、毛髪のボリュームを調整し、ヘアースタイルに動きやテクスチャを加えることが知られている。このようなセニングには、複数の櫛歯が配列された櫛刃を備える梳き鋏が用いられる。
【0003】
例えば、特許文献1には、棒刃と櫛刃とを備え、櫛刃は棒刃よりも長尺に成形されて成り、棒刃の先端より突出することで該棒刃と噛み合わない櫛刃の先端部にも一の櫛歯体が備えられたすきバサミが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3213667号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ヘアースタイルは、毛流の方向が乱れていると、施術者(例えば、美容師等)や被施術者が所望する形態にはならない。毛流の方向を調整するには、毛髪の位置に応じて、セニングする毛髪の量を調整する必要がある。
【0006】
本発明は、毛流の方向を調整可能とするとともに、より繊細な毛髪のボリューム調整を可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 複数の櫛歯が配列された櫛刃を備える梳き鋏であって、
複数の前記櫛歯は、それぞれ先端に円弧形状の刃が形成されており、
前記櫛刃は、少なくとも、
前記刃が第1曲率半径の円弧形状で形成された前記櫛歯で構成された第1領域と、
前記刃が前記第1曲率半径とは異なる第2曲率半径で形成された前記櫛歯で構成された第2領域と、を含むことを特徴とする梳き鋏。
【0008】
(1)の発明によれば、梳き鋏は、複数の櫛歯が配列された櫛刃を備える。
複数の櫛歯は、それぞれ先端に円弧形状の刃が形成されている。
櫛刃は、少なくとも、第1領域と、第2領域と、を備える。
第1領域は、刃が第1曲率半径の円弧形状で形成された櫛歯で構成されている。
第2領域は、刃が第1曲率半径とは異なる第2曲率半径で形成された櫛歯で構成されている。
【0009】
(1)の発明では、第1領域の櫛歯でカットできる毛髪量と、第2領域の櫛歯でカットできる毛髪量とが異なる。
このため、施術者は、セニングする際、毛髪のある位置では第1領域の櫛歯でカットし、別の位置では第2領域の櫛歯でカットすることで、毛髪の位置に応じて、セニングする毛髪の量を調整できる。
したがって、毛流の方向を調整可能とするとともに、より繊細な毛髪のボリューム調整が可能な梳き鋏を提供できる。
【0010】
(2) 前記第1曲率半径は、前記第2曲率半径より小さい値であり、
前記櫛刃は、先端側に前記櫛歯が配列されており、基端側に操作者に把持される把持部を有し、
前記第1領域は、前記第2領域より先端側に配置されていることを特徴とする(1)に記載の梳き鋏。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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