TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025004360
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-15
出願番号2023103996
出願日2023-06-26
発明の名称薪割り具
出願人西川ゴム工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B26B 23/00 20060101AFI20250107BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】薪割り作業に不慣れな人でも、大きな力を要することなく、簡単、安全かつ確実に、薪を適当な大きさに割ることが可能な薪割り具を提供する。
【解決手段】中央本体部10から放射状に延びる4つの刃体20を備える薪割り具1である。各刃体20は、扁平な底部27と、上端部に形成された、上方に向かって尖る断面三角形状の刃先21と、を備えている。刃先21の先端21aが、放射方向外側に行くほど湾曲しながら下方に傾斜する螺旋状をなすとともに、刃先21の断面角度θ1~θ3が、放射方向外側に行くほど大きくなるように構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
中央部から放射状に延びる複数の刃体を備える薪割り具であって、
上記各刃体は、少なくとも扁平な部分を有する底部と、上端部に形成された、上方に向かって尖る断面三角形状の刃先と、を備えており、
上記刃先の先端が、放射方向外側に行くほど湾曲しながら下方に傾斜する螺旋状をなすとともに、当該刃先の断面角度が、放射方向外側に行くほど大きくなるように構成されていることを特徴とする薪割り具。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
上記請求項1に記載の薪割り具において、
上記中央部に、上方に向かって尖った突起部が設けられていることを特徴とする薪割り具。
【請求項3】
上記請求項1に記載の薪割り具において、
上記刃先の先端にはR加工が施されており、
R加工の曲率半径Rが、放射方向内側に行くほど徐々に小さくなるように設定されていることを特徴とする薪割り具。
【請求項4】
上記請求項1に記載の薪割り具において、
4つの上記刃体を備えていることを特徴とする薪割り具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、薪を適当な大きさに割るための薪割り具に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、焚火やストーブ等の燃料として用いられる薪は、内部(芯)まで乾燥させて燃え易くするために、斧やそれに類する刃物(鉈等)を用いて、適当な大きさに割ってから使用するのが一般的である。
【0003】
なお、広辞苑によれば、「薪」とは、「雑木を適宜の大きさに切り割って乾燥させたもの。」と記載される一方、「薪割り」とは、「薪を割ること。」と記載されており、割る前の「木」と割った後の「木」とを共に「薪」と称しているが、以下では、便宜上、割る前を「薪」と称し、割った後を「細木」と称する。
【0004】
ところで、第二次キャンプブームと呼ばれている昨今、市販されている焚火用細木ではなく、自分の手で薪を割った細木を使用して焚火をすることで、本格的なアウトドアライフを楽しみたいと考える人が増えてきている。
【0005】
もっとも、斧等を用いて薪を適当な大きさに割るには、それなりの技術を必要とする上、斧等の刃物を振り回すことから、薪割り作業は、不慣れな人にとって、危険を伴う高いハードルとなっている。このため、キンドリングクラッカー(登録商標)とハンマーとを用いて、薪割り作業を簡単かつ安全に行うことも考えられるが、キンドリングクラッカー(登録商標)は比較的大型で重たいため、携帯性が悪く、簡易なキャンプ等には不向きであるという問題がある。
【0006】
そこで例えば特許文献1には、立設する長刃と、当該長刃の一端と連結するとともに、所定角度開いて立設する2枚以上の傾斜刃と、から成り、長刃に外側から所定長さの水平刃先を設けるとともに、当該水平刃先から中央に向って下がった傾斜刃先を設け、傾斜刃の刃先が中央に向って下がるように配置した、比較的小型・軽量の薪割り器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2004-305256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記特許文献1のものでは、薪割り器の上部に乗せた薪の上面へハンマー等を振り下ろすと、薪の下部に刃先が切込まれて切溝が生じ、更にハンマー等で叩いて行くと、切溝が押し広げられて、薪が縦割りにされて複数本の細木になるとされている。
【0009】
しかしながら、特許文献1のものでは、薪に加えられる上下方向の打撃力にて、単純に薪を上下方向に剪断するため、力が弱い人の場合、例えば柔らかい針葉樹でも複数回叩く必要があり、効率が悪い上、節のある硬い広葉樹などを割ることが困難であるという問題がある。また、特許文献1のものでは、上下方向の打撃力にて、薪の下部に対し、単に刃先が切込まれるだけなので、薪の底部に刃先が噛んで(挟まって)しまい、最悪の場合には柔らかい針葉樹でも割ることが困難になるおそれがある。
【0010】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、薪割り作業に不慣れな人でも、大きな力を要することなく、簡単、安全かつ確実に、薪を適当な大きさに割ることが可能な薪割り具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
テープカッター
3か月前
有限会社カルチエ
ナイフ
28日前
個人
折り畳みナイフ
15日前
個人
折り畳みナイフ
3か月前
個人
剃刀具
3か月前
コクヨ株式会社
ハサミ
1か月前
株式会社文創
切創抑制器具
1か月前
大創株式会社
打抜き部受支装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
切断装置
6日前
第一精工株式会社
ナイフ
3か月前
オルファ株式会社
円形刃用のホルダ
3か月前
オルファ株式会社
円形刃用のホルダ
3か月前
株式会社アストラ
果菜の分割裁断装置
3か月前
グンゼ株式会社
切断方法及び切断装置
3か月前
西川ゴム工業株式会社
薪割り具
8日前
ヤーマン株式会社
体毛処理具の加熱機構
2か月前
鈴茂器工株式会社
食材切断刃の洗浄用治具
4か月前
西川ゴム工業株式会社
導線剥出装置
2か月前
デュプロ精工株式会社
用紙搬送スリッタ装置
1か月前
大宮高圧有限会社
食材切断装置及び切断方法
1か月前
旭化成建材株式会社
切断工具
8日前
西川ゴム工業株式会社
リップ部カット装置
2か月前
オークラ輸送機株式会社
被支持物の支持装置
28日前
株式会社日本製鋼所
切断機構、巻取機及び切断方法
3か月前
株式会社貝印刃物開発センター
剃刀
3か月前
株式会社貝印刃物開発センター
剃刀
3か月前
鴻池運輸株式会社
切断装置
3日前
株式会社日本キャリア工業
食料切断方法および食料切断装置
1か月前
積水化学工業株式会社
切断工具
6日前
株式会社貝印刃物開発センター
はさみ
3か月前
トヨタ紡織株式会社
切断装置
1か月前
坂崎彫刻工業株式会社
位置調整機構付き上下ロール装置
1か月前
YKK AP株式会社
切除工具
14日前
株式会社なんつね
食肉スライサー
1か月前
株式会社東陽機械製作所
切断装置
2か月前
株式会社西村製作所
ナイフホルダー
3か月前
続きを見る