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公開番号2025105354
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223829
出願日2023-12-30
発明の名称理美容はさみ
出願人個人
代理人個人
主分類B26B 15/00 20060101AFI20250703BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】静刃に対して動刃を動かす作業を自動化して指への負担を軽減し、デザインのための作業に注力できるようにした理美容はさみを提供する。
【解決手段】静刃2と動刃3とが支点軸4を中心として揺動自在に連結され、動刃3が電動機構5により動く理美容はさみ1であって、電動機構5を収容するとともに外周面が把持部となる筐体6を設け、該筐体6に指を通す指環15を取付け、筐体6に電動機構の動作を制御するスイッチ14を設ける。スイッチ14(14a,14b)は筐体6の複数箇所に設けるとよい。指環15は弾性体からなるものとするとよい。
【選択図】図2



特許請求の範囲【請求項1】
静刃と動刃とが支点軸を中心として揺動自在に連結され、動刃が電動機構により動く理美容はさみであって、電動機構を収容するとともに外周面が把持部となる筐体を設け、該筐体に指を通す指環を取付け、前記筐体に電動機構の動作を制御するスイッチを設けたことを特徴とする理美容はさみ。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
スイッチは筐体の複数箇所に設けてなる請求項1に記載の理美容はさみ。
【請求項3】
指環は静刃と動刃とは反対側の筐体の基端側に取り付けてなる請求項1又は2に記載の理美容はさみ。
【請求項4】
指環は弾性体からなる指環である請求項1~3のいずれか1項に記載の理美容はさみ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、理美容はさみであって、特に電動で動作する理美容はさみに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
理美容界ではファッションに応じてヘアスタイルも種々変化しており、個人の嗜好に応じて様々なヘアスタイルが求められている。これに応じてヘアカット技術も向上してきているが、ここで用いられている理美容はさみは、手動のはさみである。
種々のカットが容易に行えるように、例えば、特許文献1には、はさみを逆手に握った状態で、刃を開閉し、尚かつ刃の向きを変更する一連の動作を楽に行うことができる理美容はさみが開示されている。また、特許文献2には、逆手で握った状態でスライドカットが行いやすい理容鋏として、2個以上の指環が柄部の長手方向に配置されたものが開示されている。
【0003】
しかしながら、理美容業界では専ら手動はさみが用いられている。かかる手動はさみで作業するためには、手動はさみで髪をカットするための動作、すなわち、静刃に対して動刃を動かす作業と、ヘアスタイルをデザインするための作業とを同時並行で進めなければならない。
特に、静刃に対して動刃を動かす作業は、長時間に亘って指を動かすため、指に対する負担が大きい。これは、改良した理美容はさみであっても大きく変わらないと言える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-160375号公報
特開2003-205186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、静刃に対して動刃を動かす作業を自動化して指への負担を軽減し、デザインのための作業に注力できるようにした理美容はさみを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1に係る理美容はさみは、静刃と動刃とが支点軸を中心として揺動自在に連結され、動刃が電動機構により動く理美容はさみであって、電動機構を収容するとともに外周面が把持部となる筐体を設け、該筐体に指を通す指環を取付け、前記筐体に電動機構の動作を制御するスイッチを設けたこと、を特徴としている。
請求項2に係る発明は、スイッチは筐体の複数箇所に設けてなるものである。
請求項3に係る発明は、指環は静刃と動刃とは反対側の筐体の基端側に取り付けてなるものである。
請求項4に係る発明は、指環は弾性体からなる指環としたものである。
【発明の効果】
【0007】
請求項1に係る発明によれば、静刃と動刃とが支点軸を中心として揺動自在に連結され、動刃が電動機構により動く理美容はさみであって、電動機構を収容するとともに外周面が把持部となる筐体を設け、該筐体に指を通す指環を取付け、前記筐体に電動機構の動作を制御するスイッチを設けたので、動刃を動かす作業が自動化され、カットデザインのための作業に注力できることになる。
請求項2に係る発明によれば、スイッチは筐体の複数箇所に設けてなるので、筐体の持ち方を変えて使用する場合でも、スイッチの操作がし易くなる。
請求項3に係る発明によれば、指環は静刃と動刃とは反対側の筐体の基端側に取り付けてなるので、従来の手動はさみの持ち方になじみ易い。
請求項4に係る発明によれば、指環は弾性体からなる指環としたので、滑りにくく安全性が高まり、指環が延びるため使い勝手もよい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例による理美容はさみの側面図である。
筐体の半部を開いた状態の側面図である。
指環に薬指を通して筐体を把持した状態を示す側面図である。
スイッチを押す様子を示す斜視図である。
図3の状態から筐体を軸方向に回して把持し、スイッチを押す様子を示す側面図である。
指環に親指を通して筐体を把持した様子を示す斜視図である。
指環に人差し指を通して筐体を把持した様子を示す斜視図である。
従来の手動はさみを持った状態の側面図である。
図8の状態から手首を返した状態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。本発明の実施例による理美容はさみ1は、静刃2に対して動刃3が支点軸4を中心として揺動自在に連結され、動刃3が電動機構5により動くようになっている。電動機構5は筐体6に収容されており、該筐体6の外周面が把持部となっている。
電動機構5は、動刃3が静刃2に対して揺動自在に動く機構であれば、その構造は特に限定されるわけではない。図に示した機構は一例であって、本発明はこれに限定されるものではない。
【0010】
静刃2は基部側が筐体6に固定されている。動刃3は基部側が屈曲した柄部7となっており、その柄部7には長手方向にスライド溝8が形成されている。動刃3は支点軸4を介し静刃2に対して揺動自在に連結されている。
モータ9の回転軸が、ギヤ10、ギヤ11を介してギヤ11の回転軸に固定された回転子12に連結されている。その回転子12の先端には係合ピン13が固定されており、動刃の柄部のスライド溝8にはその係合ピン13がスライド可能に係合されている。これにより、回転子の係合ピン13がスライド溝8に係合しつつスライド(往復動)するようになっている。
(【0011】以降は省略されています)

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