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公開番号2025092218
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207960
出願日2023-12-08
発明の名称食料切断装置
出願人株式会社日本キャリア工業
代理人
主分類B26D 1/46 20060101AFI20250612BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】例えば用途などを異にする複数種類の食料切断装置を生産できるようにしつつも、生産コストの削減や生産工程の簡素化を図る。
【解決手段】塊状食料を収容するとともに、その塊状食料を送り出す送出口201を有する収容箱200と、収容箱200を支持するフレーム構造FSと、送出口201から送り出された塊状食料の端部を収容箱200に対する相対的な移動により切断する切断刃15と、切断刃15によって切断された食料片を搬送する搬送機構300と、を備え、フレーム構造FSが、形態又は切断刃15に対する移動範囲の少なくとも一方が異なる複数種類の収容箱200に対して兼用可能に構成した。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
塊状食料を収容するとともに、その塊状食料を送り出す送出口を有する収容箱と、
前記収容箱を支持するフレーム構造と、
前記送出口から送り出された前記塊状食料の端部を前記収容箱に対する相対的な移動により切断する切断刃と、
前記切断刃によって切断された食料片を搬送する搬送機構と、を備え、
前記フレーム構造が、形態又は前記切断刃に対する移動範囲の少なくとも一方が異なる複数種類の前記収容箱に対して兼用可能に構成されていることを特徴とする食料切断装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記フレーム構造が、形態又は搬送手段の少なくとも一方が異なる複数種類の前記搬送機構に対して兼用可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の食料切断装置。
【請求項3】
前記フレーム構造が、前記切断刃によって切断された食料片を折り畳む折畳部材を前記搬送手段として備える第1搬送機構と、前記折畳部材を備えない第2搬送機構とに対して兼用可能であることを特徴とする請求項2に記載の食料切断装置。
【請求項4】
前記フレーム構造が、前記収容箱を揺動可能に支持するものであり、
前記収容箱を揺動させるための動力源と、
前記駆動源と前記収容箱との間に介在して、回転運動を往復運動に変換するクランク機構とをさらに備え、
前記複数種類の収容箱のうち、前記揺動範囲の最も広い前記収容箱における前記クランク機構との連結箇所の上死点及び下死点を通過する仮想直線上に、前記クランク機構の回転軸が位置していることを特徴とする請求項1記載の食料切断装置。
【請求項5】
前記フレーム構造が、前記収容箱を揺動させる揺動機構を支持しており、
前記揺動機構を構成する一部の構成要素が、前記複数種類の収容箱に対して兼用可能であることを特徴とする請求項1記載の食料切断装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、塊状の食料を切断する食料切断装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来の食料切断装置は、塊状肉を収容する肉箱を上下揺動させながら、その塊状肉を肉箱の送出口に送り出し、この送出口から送り出された塊状肉の端部を切断刃により切断してスライス肉を切り出すように構成されたものがある。
【0003】
かかる食料切断装置として、特許文献1に記載されているものは、左右それぞれに送出口が設けられた肉箱を用いており、スライス肉が2列ずつ切り出されるように構成されている。
【0004】
一方、特許文献1に記載のものよりも大きいサイズの塊状肉を切断するものとして、単一の送出口が設けられた肉箱を、特許文献1に記載の肉箱よりも大きく揺動させる(言い換えれば、揺動範囲が広い)ように構成されたものがある。
【0005】
このように、従来の食料切断装置としては、機種ごとに得意とする用途があるところ、肉箱やその周辺構造は、その用途に応じて個々別々に最適な設計が採用されている。
【0006】
しかしながら、このように機種ごとに個々別々に設計していると、全体としてはそれだけ多種多様な部品が必要となるので、共通化を図れる部品に限りがあり、生産コストの削減や生産工程の簡素化にも限界が生じるといった課題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-134825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで本発明は、上述した課題を解決するべくなされたものであり、例えば用途などを異にする複数種類の食料切断装置を生産できるようにしつつも、生産コストの削減や生産工程の簡素化を図ることを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち、本発明に係る食料切断装置は、塊状食料を収容するとともに、その塊状食料を送り出す送出口を有する収容箱と、前記収容箱を支持するフレーム構造と、前記送出口から送り出された前記塊状食料の端部を前記収容箱に対する相対的な移動により切断する切断刃と、前記切断刃によって切断された食料片を搬送する搬送機構と、を備え、前記フレーム構造が、形態又は前記切断刃に対する移動範囲の少なくとも一方が異なる複数種類の前記収容箱に対して兼用可能に構成されていることを特徴とするものである。
【0010】
このように構成された食料切断装置によれば、収容箱を移動可能に支持するフレーム構造が、形態又は切断刃に対する移動範囲の少なくとも一方が異なる複数種類の収容箱に対して兼用可能であるので、装置の骨格ともなるフレーム構造を共通化することができ、これによる生産コストの削減や生産工程の簡素化を図れる。
(【0011】以降は省略されています)

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