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公開番号
2025023676
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-17
出願番号
2023128018
出願日
2023-08-04
発明の名称
葉柄切断装置
出願人
日本協同企画株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B26D
3/26 20060101AFI20250207BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】 高速回転による遠心力で刃物をブロッコリーの葉柄の内側から外側に広げて、当該葉柄をブロッコリーの花蕾の横で切断できる葉柄切断装置を提供する。
【解決手段】 本発明の葉柄切断装置は、ブロッコリーの上方で回転する回転体と、回転体に回転可能に取り付けられた刃物を備え、刃物は回転体の回転に伴って回転して、ブロッコリーの花蕾の横からブロッコリーの葉柄側に広がって、当該葉柄を花蕾の横で切断できるようにした。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
被切断物の上方で回転する回転体と、回転体に回転可能に取り付けられた刃物を備え、
刃物は回転体の回転に伴って被切断物の内側で回転し、回転による遠心力で被切断物側に広がって被切断物を切断できるようにした、
ことを特徴とする葉柄切断装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
被切断物であるブロッコリーの上方で回転する回転体と、回転体に回転可能に取り付けられた刃物を備え、
刃物は回転体の回転に伴ってブロッコリーの花蕾の上方且つ葉柄の内側で回転し、回転による遠心力で外側に広がって、葉柄にその内側から接触して当該葉柄を切断できるようにした、
ことを特徴とする葉柄切断装置。
【請求項3】
被切断物であるブロッコリーの上方で回転する回転体と、回転体に回転可能に取り付けられた刃物を備え、
回転体は昇降可能であり、降下時にブロッコリーの花蕾の上方に降下し、
刃物は降下した回転体の回転に伴ってブロッコリーの花蕾の上方且つ葉柄の内側で回転し、回転による遠心力で外側に広がって、葉柄にその内側から接触して当該葉柄を切断できるようにした、
ことを特徴とする葉柄切断装置。
【請求項4】
請求項2又は請求項3記載の葉柄切断装置において、
昇降可能な押し具があり、
押し具は降下時に花蕾の上面に押し当たって、刃物での葉柄切断時のブロッコリーの回転を防止できる、
ことを特徴とする葉柄切断装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は収穫されたブロッコリーやカリフラワー、その他の野菜(以下、まとめて「ブロッコリー」と記載する。)の葉柄、茎、その他の不要部を自動的に切断できる葉柄切断装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
収穫されたブロッコリーA(図1(a)、図2(a))は、花蕾Bの外周に数本の葉柄Cが伸びている。不要な葉柄は収穫時に畑で切り落としているが、茎Dの周囲から花蕾Bの周囲上方に伸びた数本の葉柄Cは残った状態で選果場に持ち込まれている。これら葉柄Cや茎Dは選果場で所望長に切断してから箱詰(包装)し、出荷している。
【0003】
葉柄の切断箇所、切断長さは出荷する地域によって異なる。例えば、北海道に出荷する(北海道仕様の)ブロッコリーAは、図1(b)のように花蕾Bの外周上方に突出している葉柄Cを、花蕾Bの高さ方向略中央部で切断して、花蕾Bの高さ方向略中央部よりも下部を残してある。また、茎Dは葉柄Cの下で切断している。関東・九州方面に出荷する(関東・九州仕様の)ブロッコリーAは、図2(b)のように葉柄Cを付け根付近(根元)で切断し、茎Dを所望長に切断している。
【0004】
ブロッコリーAの葉柄Cや茎Dの切断は、従前は手作業で行っていたが、近年は自動的に切断できる切断装置(特許文献1)がある。
【0005】
特許文献1の自動切断装置は、手作業での切断に比して作業性が向上する。しかし、葉柄を付け根付近で切断するものであるため、葉柄の一部が花蕾の外周に残らず、花蕾が丸裸の状態になる。このため、葉柄を花蕾の外周に残す北海道仕様に切断することはできない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平5-138590号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の課題は、ブロッコリーの花蕾の外側上方に伸びている葉柄を、花蕾の横(略横を含む)で、花蕾を損傷することなく切断することができる葉柄切断装置の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の葉柄切断装置は、被切断物(例えば、ブロッコリー)の上方で回転する回転体と、回転体に取り付けられた刃物を備え、刃物は回転体の回転に伴って回転し、回転による遠心力で外側に広がってブロッコリーの葉柄を切断でき、回転体の回転が停止すると外側に広がる前の元の位置に戻るようにしたものである。
【0009】
前記葉柄切断装置は、回転体を昇降可能とすることもできる。この場合、回転体を降下させると刃物をブロッコリーの花蕾の上に降下させることができ、降下した刃物は回転体の回転に伴って花蕾の上方で回転し、その遠心力で葉柄側に広がって葉柄を切断することができ、回転体が回転を中止すると刃物が広がる前の元の状態に戻り、回転体が上昇すると刃物も上昇するようにする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の葉柄切断装置は次のような効果がある。
(1)葉柄を花蕾の横で切断して、切断箇所より下方を花蕾の外に残すことができるので、花蕾が残された葉柄で囲われて保護され、傷みにくくなる。
(2)刃物が花蕾の上に降下してから、葉柄の内側から外側(葉柄側)に広がるので、刃物で花蕾に傷が付かない。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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