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公開番号2025089607
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204306
出願日2023-12-04
発明の名称カッターユニット
出願人FCLコンポーネント株式会社
代理人個人,個人
主分類B26D 7/26 20060101AFI20250609BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】カッター刃を容易に交換できるようにすること。
【解決手段】プリンタにおいて印刷媒体をカットするカッターユニットであって、カッター刃と、カッター刃を保持する保持部材と、保持部材を前後方向に移動可能に支持するフレームと、保持部材を前方に移動させることにより、カッター刃に印刷媒体をカットさせる駆動機構とを備え、フレームは、カッター刃の後側に交換用カッター刃を収容する収容部を有し、交換用カッター刃が、収容部から前方に移動してカッター刃を前方に押し出すことにより、保持部材がカッター刃に代えて交換用カッター刃を保持する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
プリンタにおいて印刷媒体をカットするカッターユニットであって、
カッター刃と、
前記カッター刃を保持する保持部材と、
前記保持部材を前後方向に移動可能に支持するフレームと、
前記保持部材を前方に移動させることにより、前記カッター刃に前記印刷媒体をカットさせる駆動機構と
を備え、
前記フレームは、前記カッター刃の後側に交換用カッター刃を収容する収容部を有し、
前記交換用カッター刃が、前記収容部から前方に移動して前記カッター刃を前方に押し出すことにより、前記保持部材が前記カッター刃に代えて前記交換用カッター刃を保持する
ことを特徴とするカッターユニット。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記収容部に対して着脱可能であり、前記収容部に装着された状態で前記交換用カッター刃を前記収容部に固定可能な固定部材を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のカッターユニット。
【請求項3】
前記収容部の後壁部には、前記後壁部を貫通する挿通孔が設けられてなる
ことを特徴とする請求項1に記載のカッターユニット。
【請求項4】
前記固定部材は、
前記交換用カッター刃の横幅方向に延びる棒状の本体部と、
前記本体部の端部に設けられた切片部と、
前記切片部より延在し、前記交換用カッター刃および前記収容部に挿通されることにより、前記交換用カッター刃を前記収容部に固定するとともに、当該固定部材を前記収容部に固定する固定部とを有し、
前記本体部および前記切片部との境界には切り欠きが設けられてなる
ことを特徴とする請求項2に記載のカッターユニット。
【請求項5】
前記保持部材は、突起部を有し、
前記カッター刃および前記交換用カッター刃は、前記保持部材によって保持された状態で、前記保持部材の前記突起部と嵌合する嵌合孔を有し、
前記交換用カッター刃の前端部が前記突起部の後側に設けられた第1斜面部に当接して、前記保持部材の後部が押し下げられることにより、前記保持部材の前記突起部の前記嵌合が解除される
ことを特徴とする請求項1に記載のカッターユニット。
【請求項6】
前記保持部材は後方に移動するように付勢されている
ことを特徴とする請求項5に記載のカッターユニット。
【請求項7】
前記保持部材の後部が押し下げられたときに、前記保持部材の前方への移動をロックするロック機構を備える
ことを特徴とする請求項5に記載のカッターユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタにおいて印刷媒体をカットするためのカッターユニットに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、プリントヘッドにより印字がなされた記録紙をカットする可動刃ユニットを備えたプリンタ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-158115号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術は、カッターユニットが備えるカッター刃が摩耗したとき等において、カッター刃を交換するためには、カッターユニットを分解する必要があり、カッター刃を容易に交換することができない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、一実施形態に係るカッターユニットは、プリンタにおいて印刷媒体をカットするカッターユニットであって、カッター刃と、カッター刃を保持する保持部材と、保持部材を前後方向に移動可能に支持するフレームと、保持部材を前方に移動させることにより、カッター刃に印刷媒体をカットさせる駆動機構とを備え、フレームは、カッター刃の後側に交換用カッター刃を収容する収容部を有し、交換用カッター刃が、収容部から前方に移動してカッター刃を前方に押し出すことにより、保持部材がカッター刃に代えて交換用カッター刃を保持する。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一実施形態に係るカッターユニットによれば、カッター刃を容易に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係るカッターユニットの外観斜視図
実施形態に係るカッターユニットの分解斜視図
実施形態に係る保持部材の外観斜視図
実施形態に係る保持部材によるカッター刃の保持状態を示す図
実施形態に係る駆動機構の構成および動作を説明するための図
実施形態に係る駆動機構の構成および動作を説明するための図
実施形態に係るカッター刃の交換動作を説明するための図
実施形態に係るカッターユニットの下側から視た外観斜視図
実施形態に係るカッターユニットのYZ平面による断面図
実施形態に係る固定部材の切除方法を説明するための図
実施形態に係るカッターユニットが備えるロック機構を説明するための図
【発明を実施するための形態】
【0008】
〔実施形態〕
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。なお、以降の説明では、X軸方向を前後方向、Y軸方向を左右方向、Z軸方向を上下方向、X軸正方向を前方向、Y軸正方向を右方向、Z軸正方向を上方向とする。
【0009】
(カッターユニット100の構成)
図1は、実施形態に係るカッターユニット100の外観斜視図である。図2は、実施形態に係るカッターユニット100の分解斜視図である。図1に示すカッターユニット100は、プリンタに搭載されてなり、搬送される印刷媒体からプリントヘッドによって印刷が完了した部分を切り離す装置である。図1および図2に示すように、カッターユニット100は、フレーム110、カッター刃120、一対の保持部材130、駆動機構140、補強金具150、交換用カッター刃160、および固定部材170を備える。本実施形態では、用紙を搬送するプラテンローラ190およびプラテンローラ190を回転させるギヤ144をカッターユニット100に設けているが別体としてもよい。
【0010】
フレーム110は、各種構成部品を保持する樹脂製の部材である。フレーム110は、上方からの平面視にて概ね左右方向を長手方向とする長方形状を有する。フレーム110は、前側に設けられている支持部111によって、保持部材130を前後方向に移動可能に支持し、後側に設けられている収容部112によって、交換用カッター刃160を保持する。
(【0011】以降は省略されています)

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