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公開番号
2025048578
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023157463
出願日
2023-09-22
発明の名称
食料切断装置及び食料切断方法
出願人
株式会社日本キャリア工業
代理人
主分類
B26D
3/28 20060101AFI20250327BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】塊状の食料から切断分離されてなる食料片の品質を担保できるようにする。
【解決手段】塊状の食料Mを送る送り装置3と切断刃4とを備え、送り装置3によって食料Mの先端部を所定量送り出すごとに、送り装置3と切断刃4との相対的な移動によって食料Mの先端部を切断しこの食料から食料片mを分離するように構成した食料切断装置1であって、食料片mが分離された後の食料Mの切断面を撮像する撮像装置10と、この撮像装置10による撮像結果に基づいて食料Mの切断面の状態を評価し、この評価結果を次に切断分離される食料片mに紐付ける制御装置7とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
塊状の食料を送る送り装置と切断刃とを備え、前記送り装置によって食料の先端部を所定量送り出すごとに、前記送り装置と切断刃との相対的な移動によって食料の先端部を切断しこの食料から食料片を分離するように構成した食料切断装置であって、
前記食料片が分離された後の食料の切断面を撮像する撮像装置と、
この撮像装置による撮像結果に基づいて前記食料の切断面の状態を評価し、この評価結果を次に切断分離される食料片に紐付ける制御装置とを備えたことを特徴とする
食料切断装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記送り装置を所定の移動範囲内で往復移動するように構成し、
前記切断刃を、この送り装置の移動範囲の中間の位置に配置し、
前記送り装置の移動範囲の端部またはその近傍の位置に、前記撮像装置の撮像範囲を設定した
請求項1に記載の食料切断装置。
【請求項3】
前記送り装置から送り出された食料の先端部を当接させて位置決めする位置決め部材を設け、
前記切断刃へ向かう送り装置の移動方向において、前記位置決め部材よりも下流側の位置に前記撮像範囲を設定した
請求項2に記載の食料切断装置。
【請求項4】
前記切断刃の位置を固定する一方、前記送り装置を所定の移動範囲で上下方向に往復移動するように構成し、
前記送り装置から送り出され前記位置決め部材に当接して位置決めされた食料の先端部を、この送り装置の移動範囲の上端側への移動の途中の位置で切断刃に当てて切断して前記食料から食料片を分離し、
前記送り装置がこの位置から更に上方移動して移動範囲の上端部ないしこの近傍の位置に至ったときに、前記食料片が分離された後の食料の切断面を撮像装置で撮像し、
前記送り装置の移動範囲の下端側への移動中または移動後にこの送り装置を送り作動させて食料の先端部を再び送り出すように構成した
請求項3に記載の食料切断装置。
【請求項5】
前記撮像範囲を前記位置決め部材よりも高い位置に設定した
請求項4に記載の食料切断装置。
【請求項6】
前記食料の切断面の撮像結果から当該切断面の面積、形状、または、色情報を取得し、この取得された面積、形状、または、色情報と、予め設定された面積、形状、または、色情報とを比較し、この比較結果を次に切断分離される食料片に評価結果として紐付ける
請求項1に記載の食料切断装置。
【請求項7】
食料片に紐付いた評価結果を、この食料片が盛り付けられるトレーまたはこのトレーを包装するフィルムに貼付または表示するように構成した
請求項6に記載の食料切断装置。
【請求項8】
前記評価結果に脂肪含有率ないし密度の評価結果を含む
請求項1に記載の食料切断装置。
【請求項9】
前記食料から切断分離された各食料片の送り方向を切り換える切換手段を備え、
この切換手段が各食料片に紐付いた評価結果に基づいて自動的に作動するように構成した
請求項6に記載の食料切断装置。
【請求項10】
所定の条件を満たす評価結果が紐付いた食料片が盛付工程に送られ、
前記所定の条件を満たさないとの評価結果が紐付いた食料片が前記盛付工程とは異なる位置へ送られるように構成した
請求項9に記載の食料切断装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば塊状肉などの食料を切断する食料切断装置及び食料切断方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の食料切断装置としては、特許文献1に示すように、塊状肉を所定量送り出すごとに、その塊状肉の先端部をスライスするように構成されたものがある。
【0003】
具体的にこの装置は、塊状肉の断面積をスライス前に測定するとともに、その断面積に応じた厚みのスライス肉を切り出すことにより、定重量のスライス肉を連続して得られるように構成されている。
【0004】
しかしながら、このようにスライス前に得た情報は、スライス肉の厚みを決めるために用いられているに過ぎず、その情報をスライス肉の品質を評価するために用いるなど、スライス後に活用しようとする発想は一切ない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4838407号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで本発明は、上述のような課題を解決するべくなされたものであり、塊状の食料を切断分離してなる食料片の品質を評価できるようにすることをその主たる課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち本発明に係る食料切断装置は、塊状の食料を送る送り装置と切断刃とを備え、前記送り装置によって食料の先端部を所定量送り出すごとに、前記送り装置と切断刃との相対的な移動によって食料の先端部を切断しこの食料から食料片を分離するように構成した食料切断装置であって、前記食料片が分離された後の食料の切断面を撮像する撮像装置と、この撮像装置による撮像結果に基づいて前記食料の切断面の状態を評価し、この評価結果を次に切断分離される食料片に紐付ける制御装置とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】
このように構成された食料切断装置によれば、食料片が分離された後の食料の切断面を撮像結果に基づき評価するとともに、その評価結果を次に切断分離される食料片に紐付けるので、その評価結果を切断分離後に種々の目的で活用することができる。その活用例としては、例えば撮像結果を画像解析などすることを挙げることができる。これにより、例えばスライス肉の赤身と脂身との比率などを評価結果として得ることができるので、トレーや包装フィルムなどにこれまでは表示されていない脂肪含有率などの情報をも表示させることが可能となる。
【0009】
前記送り装置を所定の移動範囲内で往復移動するように構成し、前記切断刃を、この送り装置の移動範囲の中間の位置に配置し、前記送り装置の移動範囲の端部またはその近傍の位置に、前記撮像装置の撮像範囲を設定していることが好ましい。
これならば、食料片が分離された後の食料の切断面の全て或いは殆ど全てを撮像することができるので、次に分離される食料片の品質をより正しく評価することができる。
【0010】
前記送り装置から送り出された食料の先端部を当接させて位置決めする位置決め部材を設け、前記切断刃へ向かう送り装置の移動方向において、前記位置決め部材よりも下流側の位置に前記撮像範囲を設定していることが好ましい。
これならば、食料の先端部の当接が解除された状態で切断面を撮像するので、切断面の全体を露出させた状態で撮像することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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