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公開番号
2025091865
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207386
出願日
2023-12-08
発明の名称
毛すき鋏
出願人
THESTANDBYME合同会社
代理人
個人
主分類
B26B
13/08 20060101AFI20250612BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】 切刃の先端とくし歯との隙間を大きくして、多くの髪を効率よく間伐することができる毛すき鋏を提供する。
【解決手段】 毛すき鋏1は、切刃2とすき刃3とを支軸4を中心とする回動で開閉する。切刃2の刃部20は、支軸4の中心を通る中心線4aよりも開く方向の外方にある。すき刃3のくし歯33間の凹部34は、少なくとも支軸4寄りの位置で、連結部32の延長線上よりも開方向の外方にまで形成されている。すき刃3のくし歯33間の凹部34は、少なくとも支軸4寄りの位置で、連結部32の延長線上よりも開方向の外方にまで形成されている。したがって、切刃2の先端である内側20aとくし歯33間の凹部34との間に形成される隙間を大きくして、多くの髪5,6を効率よく間伐することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
剪断刃が設けられる刃部、持ち手となるハンドル部、および刃部とハンドル部とを連結する連結部とを備える切刃と、くし歯が設けられる刃部、持ち手となるハンドル部、および刃部とハンドル部とを連結する連結部とを備えるすき刃とを有し、切刃とすき刃とは連結部で交差し、交差部に設ける支軸によって、くし刃は切刃に回動自在に支持され、切刃とすき刃との間を開閉可能な毛すき鋏において、
切刃の刃部は、支軸の中心よりも開く方向の外方にあり、
すき刃のくし歯間の凹部は、少なくとも支軸寄りの位置で、連結部の延長線上よりも開方向の外方にまで形成されている、
ことを特徴とする毛すき鋏。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記すき刃の前記刃部は、峰側が前記連結部より前記開く方向の外方に張り出して前記回動方向の幅が広くなり、
前記すき刃の前記くし歯は、前記連結部の前記刃部側への延長よりも、前記切刃から離れる位置まで形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の毛すき鋏。
【請求項3】
前記すき刃の前記幅は、前記連結部の前記幅に対して、20%以上である、
ことを特徴とする請求項1または2記載の毛すき鋏。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、理容や美容で使用する毛すき鋏に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、理容や美容では、セニング(thinning)と呼ばれる髪の間伐作業で、毛すき鋏が用いられている(たとえば、特許文献1参照)。毛すき鋏は、切刃と、支軸によって切刃に回動自在に支持されるすき刃とを備え、すき刃には、互いに離間した複数のくし歯が形成されており、閉じたときに切刃の先端とくし歯との隙間に毛が残る空間を生じる。毛の剪断は、くし歯の先端に形成される刃と切刃の先端に形成される刃との間で行われる。毛すき鋏の動作性を良好にしようとするため、くし歯で切刃の長さを短くすることも提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第2967269号公報
特開2008-104613号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
毛すき鋏は、特許文献1の図3に示されるように、切刃の先端とくし歯との隙間に髪を残しながら、くし歯の先端と切刃の先端との間に挟まる髪を剪断する。しかしながら、従来の毛すき鋏は、特許文献1の図4に示すような、髪を残す隙間が小さく、毛髪が多いと、十分に髪を間伐することができず、何回も作業を繰り返す必要がある。特許文献2のように切刃の先端とくし歯の先端とで髪を剪断するとしても、髪を残す隙間は大きくならない。
【0005】
本発明の目的は、切刃の先端とくし歯との隙間を大きくして、多くの髪を効率よく間伐することができる毛すき鋏を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、剪断刃が設けられる刃部、持ち手となるハンドル部、および刃部とハンドル部とを連結する連結部とを備える切刃と、くし歯が設けられる刃部、持ち手となるハンドル部、および刃部とハンドル部とを連結する連結部とを備えるすき刃とを有し、切刃とすき刃とは連結部で交差し、交差部に設ける支軸によって、くし刃は切刃に回動自在に支持され、切刃とすき刃との間を開閉可能な毛すき鋏において、
切刃の刃部は、支軸の中心よりも開く方向の外方にあり、
すき刃のくし歯間の凹部は、少なくとも支軸寄りの位置で、連結部の延長線上よりも開方向の外方にまで形成されている、
ことを特徴とする毛すき鋏である。
【0007】
また本発明で、前記すき刃の前記刃部は、峰側が前記連結部より前記開く方向の外方に張り出して前記回動方向の幅が広くなり、
前記すき刃の前記くし歯は、前記連結部の前記刃部側への延長よりも、前記切刃から離れる位置まで形成されている、
ことを特徴とする。
【0008】
また本発明で、前記すき刃の前記幅は、前記連結部の前記幅に対して、20%以上である、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、切刃の刃部は、支軸の中心よりも開く方向の外方にある。すき刃のくし歯間の凹部は、少なくとも支軸寄りの位置で、連結部の延長線上よりも開方向の外方にまで形成されている。したがって、切刃の先端とくし歯との隙間を大きくして、多くの髪を効率よく間伐することができる。
【0010】
また本発明によれば、すき刃の幅を広くして、くし歯間の凹部の幅を大きくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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