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公開番号2024129612
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038936
出願日2023-03-13
発明の名称円形刃用のホルダ
出願人オルファ株式会社
代理人個人
主分類B26D 1/14 20060101AFI20240919BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】安定的にフィルムを切断する。また、必要なときに間欠的に円形刃を回転させて刃の切れを維持し、刃の交換頻度を減らす。
【解決手段】円形刃2が回転しないように保持する保持機構4と、保持機構4による円形刃2の保持を解放して、円形刃2を軸回りに回転可能な状態とする解放機構5と、回転可能な状態とされた円形刃2を間欠的に回転させるクリック機構6とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一方向に移動するフィルムを、回転せずに切断するための円形刃を保持するホルダであって、
前記円形刃が回転しないように保持する保持機構と、
前記保持機構による前記円形刃の保持を解放して、前記円形刃を軸周りに回転可能な状態とする解放機構と、
回転可能な状態とされた前記円形刃を間欠的に回転させるクリック機構と
を備えることを特徴とする円形刃用ホルダ。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記保持機構は、内側保持体と外側保持体とを有しており、
かつ、前記保持機構は、前記内側保持体と前記外側保持体との間で前記円形刃を挟持することによって、前記円形刃が回転しないように保持する構成となっている
請求項1に記載の円形刃用ホルダ。
【請求項3】
前記解放機構は、前記内側保持体及び前記外側保持体の少なくとも一方を移動させることにより前記円形刃の保持を解放するリンク機構を備えている
請求項2に記載の円形刃用ホルダ。
【請求項4】
前記クリック機構は、前記リンク機構を操作して前記解放機構を動作させるためのレバーを備えており、
前記レバーは、一方向に回転操作されたときに、所定角度だけ前記円形刃を回転させる構成となっており、
かつ、前記クリック機構は、前記レバーが前記一方向に回転操作された後に初期位置に復帰する際に前記円形刃の逆回転を阻止する逆回転防止機構を有している
請求項3に記載の円形刃用ホルダ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、円形刃用のホルダに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載のように、円形刃を用いてフィルムを切断するためのスリッタが知られている。このスリッタでは、フィルムを所定量切断するごとに円形刃を一方向に間欠的に回転させることにより、円形刃上の別の位置で切断を行う。これにより円形刃によるフィルム切断能力の維持を図っている。
【0003】
この技術では、溝付きローラで支持された状態のフィルムに円形刃の刃先を接触させることによりフィルムを切断する。この切断時には、溝付きローラの溝の中に円形刃の刃先が入り込むので、安定的な切断が可能になる。
【0004】
しかしながら、フィルムの用途や種類によっては、ローラに直接支持されていない状態(つまりローラ間で空中に浮いた状態)のフィルムを切断する必要がある。このような切断方法をこの明細書では「空中切り」と称する。この空中切りの場合、走行中におけるフィルムの振れ幅が大きいので、円形刃を用いた従来のスリッタでは安定した切断が困難である。
【0005】
このため、空中切りの用途には、矩形状のいわゆるレザー刃が用いられている。しかし、レザー刃は円形刃に比べて交換頻度が高く、このため作業効率が悪いという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-164955号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、前記した状況に鑑みてなされたものである。本発明の主な目的は、円形刃の保持強度を高めることにより、空中切りにおいても安定的にフィルムを切断することができる円形刃用ホルダを提供することである。本発明の他の目的は、必要なときに間欠的に円形刃を回転させて刃の切れを維持できるとともに、刃の交換頻度を減らすことができる円形刃用ホルダを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、以下の項目に記載の発明として表現することができる。
【0009】
(項目1)
一方向に移動するフィルムを、回転せずに切断するための円形刃を保持するホルダであって、
前記円形刃が回転しないように保持する保持機構と、
前記保持機構による前記円形刃の保持を解放して、前記円形刃を軸周りに回転可能な状態とする解放機構と、
回転可能な状態とされた前記円形刃を間欠的に回転させるクリック機構と
を備えることを特徴とする円形刃用ホルダ。
【0010】
(項目2)
前記保持機構は、内側保持体と外側保持体とを有しており、
かつ、前記保持機構は、前記内側保持体と前記外側保持体との間で前記円形刃を挟持することによって、前記円形刃が回転しないように保持する構成となっている
項目1に記載の円形刃用ホルダ。
(【0011】以降は省略されています)

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