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公開番号2024118527
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023024847
出願日2023-02-21
発明の名称ラインカッター
出願人個人
代理人
主分類B26B 27/00 20060101AFI20240826BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】
本発明は、釣り糸側だけを手で持って刃に当てていくことで釣り糸を切断するラインカッターにおいて、釣り糸の太さが太いものであっても切断可能となるラインカッターを提供することを課題とするものである。
【解決手段】
プレート部と軸棒と丸刃を有し、前記プレート部から前記軸棒が突き出され、その軸棒に前記丸刃が回転自由に前記プレート部に近接して係合され、前記プレート部には丸刃の外径の外側から徐々に外径に近づいて、さらに丸刃の外径の内側に入り込む曲線状のスリットを設けることで解決している。

【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
本発明は、釣り糸側だけを手で持って刃に当てていくことで釣り糸を切断するラインカッターにおいて、プレート部と軸棒と丸刃を有し、前記プレート部には、前記軸棒を嵌め合いで固定する軸穴を有し、この軸穴から前記軸棒を突き出し、その軸棒に前記丸刃が回転自由に前記プレート部に近接して係合され、前記プレート部には曲線状のスリットを有し、そのスリットは前記丸刃における外径の外側から徐々に外径に近づいて、さらに丸刃の外径の内側に入り込む曲線状のスリットを有することを特徴とするラインカッター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、釣りの仕掛けを作る際に釣り糸を一定の長さで繰り返し切断していくラインカッターに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来の釣りの仕掛け作りにおいては、釣り糸を一定の同じ長さに切断する必要が生じることが多く、特には枝針仕掛けなどの多点針仕掛けにおいては、仕掛け巻きに収めるために同じ長さで切断することが求められた。
【0003】
このような背景から釣り糸の一方の端部を輪にしてピンに引っ掛けて、釣り糸のもう一方側を手で持って、平刃のカッターナイフに押し当てて、連続して同じ長さに切断する方法があった。
【0004】
しかしながら、例えば釣り糸がナイロンラインの場合、号数が3号程度であれば、前述の方法で容易に切断できるものの、例えば10号を超える太さのナイロンラインなどは切断することが出来なかった。
【0005】
枝針を使う釣りとして、アジ釣りや、キス釣りのように、釣り糸の太さが細いものは従来の平刃に当てるだけのラインカッターを活用することが出来たが、青物などを狙うような喰わせサビキなどの釣りでは釣り糸の太さがナイロンで言えば10号以上となることから従来の平刃に当てて切断する方法では切断できなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、釣り糸側だけを手で持って刃に当てていくことで釣り糸を切断するラインカッターにおいて、釣り糸の太さが太いものであっても切断可能となるラインカッターを提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の課題を解決するために、すなわち、釣り糸側だけを手で持って刃に当てていくことで釣り糸を切断するラインカッターにおいて、釣り糸の太さが太いものであっても切断可能となるラインカッターを提供するために、プレート部と軸棒と丸刃を有し、このプレート部には、前記軸棒を嵌め合いで固定する軸穴を有し、その軸穴から前記軸棒を突き出し、その軸棒に前記丸刃が回転自由に前記プレート部に近接して係合され、前記プレート部には曲線状のスリットを有し、そのスリットは丸刃における外径の外側から徐々に外径に近づいて、さらに丸刃の外径の内側に入り込む曲線状のスリットを設けることで解決している。
【0008】
このようにすることで、切断したい釣り糸の一方の端部を輪にしてピンに引っ掛けるなどで起点として固定した上で、釣り糸の他方側を手で持って、釣り糸を前記プレート部のスリットに入れていき釣り糸は曲線状のスリットに導かれて徐々に丸刃に押し当てられ、押し当てられた丸刃は釣り糸と同調して回転しながら、さらに釣り糸は丸刃の外径の内側までスリットにより導かれることで太い釣り糸であっても軽い力で切断できるものとして解決している。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、釣り糸側だけを手で持って刃に当てていくことで釣り糸を切断するラインカッターにおいて、釣り糸の太さが太いものであっても切断可能となるラインカッターを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係るラインカッターの使用方法の説明用斜視図である。
図1の起点部2を示す斜視図である。
図1の切断部3を示す斜視図である。
丸刃3hの周辺部分を起点部2側から見た斜視図である。
丸刃3hの周辺部分を使用時の操作する手H側から見た斜視図である。
丸刃3hの周辺部分を軸棒に垂直方向からみた断面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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