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公開番号2024129611
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038935
出願日2023-03-13
発明の名称円形刃用のホルダ
出願人オルファ株式会社
代理人個人
主分類B26D 1/14 20060101AFI20240919BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】安定的にフィルムを切断する。
【解決手段】保持機構4は、円形刃2を保持した状態において円形刃2の半径に直交する方向に延長された端面412・422を有する。これによって、円形刃2は、端面412・422から保持機構4の外部に半月状に露出して、フィルム7に接触し、フィルム7を切断することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一方向に移動するフィルムを、回転せずに切断するための円形刃を保持するホルダであって、
前記円形刃が回転しないように保持する保持機構を備えており、
前記保持機構は、前記円形刃を保持した状態において前記円形刃の半径に直交する方向に延長された端面を有しており、これによって、前記円形刃が、前記端面から前記保持機構の外部に半月状に露出して、前記フィルムに接触できるようになっている
ことを特徴とする円形刃用ホルダ。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記端面の延長方向は、前記フィルムの移動方向と平行とされている
請求項1に記載の円形刃用ホルダ。
【請求項3】
前記保持機構による前記円形刃の保持を解放して、前記円形刃を軸周りに回転可能な状態とする解放機構と、
回転可能な状態とされた前記円形刃を間欠的に回転させるクリック機構と
をさらに備える請求項1又は2に記載の円形刃用ホルダ。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の円形刃用ホルダを用いたフィルムの切断方法であって、
一方向に移動する前記フィルムの移動方向と前記端面とが平行となり、かつ、前記フィルムへの切り込み深さが所定量以上となるように前記円形刃用ホルダを配置し、
前記フィルムを、回転しない状態での前記円形刃に接触させつつ移動させることによって前記フィルムを切断する
フィルム切断方法。
【請求項5】
一方向に移動する前記フィルムは、前記保持機構の前記端面から露出する前記円形刃の突出高さの半分の位置を通過するようになっており、
かつ、前記フィルムへの前記円形刃の切り込み深さは4ミリメートル以上とされている
請求項4に記載のフィルム切断方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、円形刃用のホルダに関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載のように、円形刃を用いてフィルムを切断するためのスリッタが知られている。このスリッタでは、フィルムを所定量切断するごとに円形刃を一方向に間欠的に回転させることにより、円形刃上の別の位置で切断を行う。これにより円形刃によるフィルム切断能力の維持を図っている。
【0003】
この技術では、溝付きローラで支持された状態のフィルムに円形刃の刃先を接触させることによりフィルムを切断する。この切断時には、溝付きローラの溝の中に円形刃の刃先が入り込むので、安定的な切断が可能になる。
【0004】
しかしながら、フィルムの用途や種類によっては、ローラに直接支持されていない状態(つまりローラ間で空中に浮いた状態)のフィルムを切断する必要がある。このような切断方法をこの明細書では「空中切り」と称する。この空中切りの場合、走行中におけるフィルムの振れ幅が大きいので、円形刃を用いた従来のスリッタでは安定した切断が困難である。
【0005】
このため、空中切りの用途には、矩形状のいわゆるレザー刃が用いられている。しかし、レザー刃は円形刃に比べて交換頻度が高く、このため作業効率が悪いという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-164955号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで本発明者が種々研究した結果、円形刃を半月状に露出させることにより、空中切りを安定的に行うことができるという知見を得た。
【0008】
本発明は、前記した知見に基づいてなされたものである。本発明の主な目的は、空中切りにおいても安定的にフィルムを切断することができる円形刃用ホルダを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、以下の項目に記載の発明として表現することができる。
【0010】
(項目1)
一方向に移動するフィルムを、回転せずに切断するための円形刃を保持するホルダであって、
前記円形刃が回転しないように保持する保持機構を備えており、
前記保持機構は、前記円形刃を保持した状態において前記円形刃の半径に直交する方向に延長された端面を有しており、これによって、前記円形刃が、前記端面から前記保持機構の外部に半月状に露出して、前記フィルムに接触できるようになっている
ことを特徴とする円形刃用ホルダ。
(【0011】以降は省略されています)

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