TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024120343
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2023027077
出願日2023-02-24
発明の名称波刃包丁
出願人株式会社マサヒロ
代理人個人,個人
主分類B26B 9/02 20060101AFI20240829BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】凹刃がなくなるまでに行うことのできる研ぎの回数を増やすことで、凹刃の寿命を長くすることができる。
【解決手段】波刃包丁は、波形の刃先、並びに刃先にそれぞれ連なる第1面及び第1面の反対側に位置する第2面を有する刀身を備える。刀身の延在方向及び幅方向Wをそれぞれ延在方向及び幅方向Wとするとき、第1面は、刃先の延在方向に並ぶ複数の凹刃17A,17Bを有する。凹刃17A,17Bは、刃先を構成する弧状部20A,20Bを有する。凹刃17A,17Bの幅方向Wにおける長さw11,w12が、弧状部20A,20Bの端部21と中央部22との幅方向Wにおける距離であって複数の弧状部20A,20Bのうちの最大値w2maxよりも大きい。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
波形の刃先、並びに前記刃先にそれぞれ連なる第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を有する刀身を備え、
前記刀身の延在方向及び幅方向をそれぞれ延在方向及び幅方向とするとき、
前記第1面は、
前記刃先の延在方向に並ぶ複数の凹刃を有し、
前記凹刃は、前記刃先を構成する弧状部を有し、
前記凹刃の前記幅方向における長さが、前記弧状部の端部と前記弧状部の中央部との前記幅方向における距離であって複数の前記弧状部のうちの最大値よりも大きい、
波刃包丁。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
全ての前記凹刃の前記幅方向における長さが、前記最大値よりも大きい、
請求項1に記載の波刃包丁。
【請求項3】
前記第1面は、
隣り合う前記凹刃同士の間に位置する山部を有し、
前記凹刃と前記山部とが互いに平行に延在している、
請求項1または請求項2に記載の波刃包丁。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、波刃包丁に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
パン切り用や冷凍食品切断用の包丁として波刃包丁がある(例えば特許文献1参照)。
こうした波刃包丁は、波形の刃先、並びに刃先にそれぞれ連なる第1面及び第1面の反対側に位置する第2面を有する刀身を備える。第1面には、刃先の延在方向に並ぶ複数の凹刃が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-190864号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
こうした波刃包丁を、例えば洋包丁を研ぐための研ぎ器を用いて研ぐ方法が考えられる。しかしながら、この場合、山部の先端が徐々に削り取られる。これにより、波刃形状が崩れるとともに刃先角度が変化するという問題がある。
【0005】
また、凹刃を1つずつヤスリを用いて研ぐ方法が考えられる。しかしながら、この場合、複数の凹刃間で刃先角度を揃えることが難しいという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための波刃包丁の各態様を記載する。
[態様1]
波形の刃先、並びに前記刃先にそれぞれ連なる第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を有する刀身を備え、前記刀身の延在方向及び幅方向をそれぞれ延在方向及び幅方向とするとき、前記第1面は、前記刃先の延在方向に並ぶ複数の凹刃を有し、前記凹刃は、前記刃先を構成する弧状部を有し、前記凹刃の前記幅方向における長さが、前記弧状部の端部と前記弧状部の中央部との前記幅方向における距離であって複数の前記弧状部のうちの最大値よりも大きい、波刃包丁。
【0007】
同構成によれば、刀身の第2面に沿って第2面を研ぐことで、凹刃の刃先である弧状部を、形状を維持したまま鋭利な状態に戻すことができる。ただし、第2面を研ぐことを繰り返すと、凹刃の幅方向の長さが次第に小さくなり、最終的には凹刃がなくなる。上記構成によれば、凹刃の幅方向の長さが従来の凹刃に比べて大きいので、凹刃がなくなるまでに行うことのできる研ぎの回数を増やすことができる。
【0008】
[態様2]
全ての前記凹刃の前記幅方向における長さが、前記最大値よりも大きい、態様1に記載の波刃包丁。
【0009】
同構成によれば、全ての凹刃の幅方向の長さが従来の凹刃に比べて大きいので、全ての凹刃がなくなるまでに行うことのできる研ぎの回数を増やすことができる。したがって、全ての凹刃の寿命を長くすることができる。
【0010】
[態様3]
前記第1面は、隣り合う前記凹刃同士の間に位置する山部を有し、前記凹刃と前記山部とが互いに平行に延在している、態様1または態様2に記載の波刃包丁。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
ハサミ
27日前
個人
超強力ハサミ
11か月前
個人
カッター
3か月前
株式会社Yui
包丁
2か月前
個人
ラインカッター
28日前
個人
組合せカット器具
9か月前
個人
鼻毛処理用ハサミ
5か月前
個人
ハサミ用補助定規
1か月前
個人
野菜切り器
1か月前
個人
ケース一体化ハサミ
7か月前
個人
略五角形電動丸ノコ刃
6か月前
個人
紙器打抜ブランカー下型
3か月前
株式会社ツノダ
ニッパー
6か月前
コクヨ株式会社
カッター
7か月前
東洋製罐株式会社
製袋機
8か月前
個人
三角おにぎり型電動丸ノコ刃
8か月前
有限会社和田技研
スライサ
4か月前
株式会社伊勢藤
食パン切断器
5か月前
アスカカンパニー株式会社
切断装置
10か月前
株式会社東伸
回転刃ホルダー
5か月前
株式会社伊勢藤
食パン切断器
10か月前
学校法人神奈川大学
28日前
個人
鶏卵および納豆パックカッター
3か月前
有限会社小森製作所
打抜き機
7か月前
株式会社C-Soon
電気かみそり
10か月前
株式会社瑞光
マスク製造装置
8か月前
デュプロ精工株式会社
加工装置
6か月前
ブラザー工業株式会社
切断装置
9か月前
株式会社徳尾商事
食材用切断機
11か月前
デュプロ精工株式会社
処理装置
5か月前
TOWA株式会社
樹脂材料の切断器具
1か月前
株式会社マサヒロ
波刃包丁
25日前
協和工業株式会社
食品用鋏
2か月前
株式会社日本キャリア工業
食品切断装置
3か月前
個人
フォールディング・ガード・ロック
6か月前
ビアメカニクス株式会社
ドリル加工装置
6か月前
続きを見る