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公開番号
2025012847
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115988
出願日
2023-07-14
発明の名称
シート材加工装置
出願人
小峯セロファン株式会社
代理人
個人
主分類
B26F
1/44 20060101AFI20250117BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】打抜き型に半抜き刃を必要とすることなく、また、剥離材の層のないシート材からでも多数個取りした小片をシートに固定しておくことが可能なシート材加工装置を提供すること。
【解決手段】多数個取り用の打抜き型と、当該打抜き型に対向して配置され、被打抜き部材であるシート材を載置する受け板21とを備え、その受け板21は、打抜き型の打抜き刃と接触する刃先接触部分24に交差する溝23を有し、当該溝23により、この打抜き刃が切断するもの同士を繋ぐつなぎを同時に製作するので、打抜かれた各小片をシートに保持することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
多数個取り用の打抜き型と、当該打抜き型に対向して配置され、被打抜き部材であるシート材を載置する受け板とを備え、
前記受け板は、前記打抜き型の打抜き刃と接触する刃先接触部分に交差する溝を有し、
当該溝により、当該打抜き刃が切断するもの同士を繋ぐつなぎを同時に製作する
ことを特徴とするシート材加工装置。
続きを表示(約 85 文字)
【請求項2】
前記受け板に刻まれた前記溝は、閉ループをなす前記刃先接触部分に対して設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載のシート材加工装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート材加工装置に関し、特に複数小片を繋ぐ極小のつなぎを形成する加工装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、ラベル等に使用されるラベル素材は上層の基材と下層の剥離材とが積層されたものであって、このラベル素材からラベルを製作する場合、剥離材から基材をはがしやすくするために全抜き加工されたラベル素材の内周に基材のみカットし剥離材をカットしない半抜き加工を施していた。また、多数個取りの打抜き刃型により一枚のシートから複数のラベルやケーキの装飾に使用するケーキピックを製作するときには、それらの数量を管理しやすくするために基材のみを切断し、ラベルやケーキピックを剥離材に保持しておく半抜き加工を行っていた。
【0003】
この半抜き加工と全抜き加工とを同時にシート材に行う加工装置としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがあった。
【0004】
図6は、特許文献1に記載された従来の半抜きと全抜きとを同時に精度高く行うことのできる刃型を示すものである。
【0005】
図6において、刃型は、全抜き刃60と、ハーフカット刃61と、全抜き刃及びハーフカット刃の根元を固定するための刃固定部62とを備え、刃固定部62は互いに重畳及び固着されたベース材63と裏板64とを有していた。その全抜き刃60は、ベース材61に形成された全抜き刃貫通溝65を貫通すると共に裏板64に形成された全抜き刃高調整溝67に嵌入され全抜き刃高調整溝67の溝底面に支持されていた。また、ハーフカット刃61は、ベース材63に形成されたハーフカット刃貫通溝66を貫通すると共に裏板64に形成されたハーフカット刃高調整溝68に嵌入されハーフカット刃高調整溝68の溝底面に支持されていた。そして、全抜き刃60がシート状基材70を剥離材72まで厚さ方向に打ち抜く際に、ハーフカット刃61がシール材71までハーフカットするように、全抜き刃高調整溝67の溝底面までの掘込み深さとハーフカット刃高調整溝68の溝底面までの掘込み深さが調整されていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-30054号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来の製造方法では、特許文献1に記載の刃型のように全抜き刃と半抜き刃(ハーフカット刃)を必要とし、剥離材の厚さに合わせて半抜き刃の刃高を10マイクロメートル単位で精度高く調整する必要があるという課題を有していた。
【0008】
また、ケーキピックのように粘着性を要しないものでも、一枚のシート材から複数のケーキピックを切り抜いた後の製造数量の管理のため剥離材を有する素材を使用していた。このため、ケーキピックの単価を下げるのが難しいという課題があった。
【0009】
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされ、その目的は、刃高がすべて同じ打抜き刃を有する打抜き型を用いて、剥離材の層を有しないシート材からでも多数個取りしたラベル等をシートに固定しておくことが可能であり、かつ分離後のラベル等の品質が高いシート材加工装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記従来の課題を解決する本発明に係るシート材加工装置は、多数個取り用の打抜き型と、当該打抜き型に対向して配置され、被打抜き部材であるシート材を載置する受け板とを備え、その受け板は、打抜き型の打抜き刃と接触する刃先接触部分に交差する溝を有し、当該溝により、この打抜き刃が切断するもの同士を繋ぐつなぎを同時に製作することを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)
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