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公開番号
2025097756
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023214116
出願日
2023-12-19
発明の名称
ラウンドカッタ
出願人
個人
代理人
弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
主分類
B26F
1/32 20060101AFI20250624BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】ジップ付密封袋を開封した際、過不足なく所望の位置であるジップ部の近傍に切り込みを形成することができるラウンドカッタを提供する。
【解決手段】ジップ部を設けたジップ付密封袋に対して、一辺が挿入される挿入部を有するとともにジップ付密封袋のさらなる挿入を許容する空間部とを備え、挿入部には、ジップ部が空間部に入り込むことを規制する規制部32が設けられ、空間部には、ジップ付密封袋の一面側に対して接近・離反可能とされ、その接近時にジップ部の直近から一辺の端縁側に向かいかつ当該端縁側が閉じたラウンド状の切り込みを形成するように屈曲されたラウンド刃部36と、ジップ付密封袋の他面側に位置してラウンド刃部36が接近した際の加圧を支持する支持台部21と、を備え、ジップ付密封袋のジップ部と封止部との間を開裂した後の端縁から突出する舌片部を形成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物を収納した未開封状態で正面視矩形を呈し、かつ、少なくとも一辺が表裏の袋素材同士で接合封止された封止部とされるとともに当該封止部よりも内側に全長に跨るジップ部を設けたジップ付密封袋に対して、
前記一辺が挿入される挿入部を有するとともに前記ジップ付密封袋のさらなる挿入を許容する空間部とを備え、
前記挿入部には、
前記ジップ部が前記空間部に入り込むことを規制する規制部が設けられ、
前記空間部には、
前記ジップ付密封袋の一面側に対して接近・離反可能とされ、その接近時に前記ジップ部の直近から前記一辺の端縁側に向かいかつ当該端縁側が閉じたラウンド状の切り込みを形成するように屈曲されたラウンド刃部と、
前記ジップ付密封袋の他面側に位置して前記ラウンド刃部が接近した際の加圧を支持する支持台部と、
を備え、
前記ジップ付密封袋の前記ジップ部と前記封止部との間を開裂した後に利用者が前記ジップ部を開封する際の摘まみとなるように、前記開裂した後の端縁から突出する舌片部を形成する、
ことを特徴とするラウンドカッタ。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のラウンドカッタにおいて、
前記ラウンド刃部は、
前記ジップ部に沿うように前記一辺に開裂用の切り込みを形成する翼状刃部を備える、
ことを特徴とするラウンドカッタ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のラウンドカッタにおいて、
前記規制部は、
前記ラウンド刃部の開放端部よりも前記挿入口側に位置し、かつ、前記ラウンド刃部の接近・離反に連動するとともに前記ラウンド刃部よりも先に前記ジップ付密封袋と当接するよう前記ラウンド刃部よりも突出している、
ことを特徴とするラウンドカッタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラウンドカッタに係わり、特に、手持ち使用が可能でジップ付密封袋を開封する際にジップ開封用の舌片を形成するようにしたラウンドカッタに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、位置合せや切り込み操作を安定した姿勢で行うことを目的として、被切断対象であるシート状物をスリットに挿入し、Uの字状等の切断刃によってシート状物の一部に切り込みを形成するようにしたラウンドカッタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、このようなラウンドカッタでは、シート状物をスリットの奥側にある縦壁面に突き当てることによってシート状物に対する切り込み位置の位置合わせを行うようにしている。
【0004】
その一方で、近年の菓子や食品等の一部商品には、ジップ付の密閉袋に収納して販売され、そのジップ部よりも端縁側を切り取ることでジップ部による密封状態を維持することで内容物の長期保存を可能とするものが周知である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
再公表特許WO2012/115075号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述したラウンドカッタにあっては、スリットの切断刃よりも奥側の縦壁面にシート状物を突き当てることで位置決めを行っているため、適切な位置に切り込みを入れることができない場合がある。
【0007】
すなわち、上述した未開封状態のジップ付密閉袋には、例えば、図10に示すようなジップ付密封袋1、或いは、図11に示すようなジップ付密封袋2、などが知られている。
【0008】
図10に示したジップ付密封袋1は、開封前の密封性を確保するために、その一端縁寄りに設けられた封止部1Aの範囲L1Aが短く、結果的にジップ部1Bから一端縁までの距離L1Bが短いものである。
【0009】
これに対して、図11に示したジップ付密封袋2は、ジップ付密封袋2を吊り下げ状態で陳列可能とするために、封止部2Aの範囲L2Aを範囲L1Aよりも長くして吊下用孔2Cを設けることにより、結果的にジップ部2Bから一端縁までの距離L2Bが距離L1Bよりも長くなっているものである。
【0010】
これにより、上述したシート状物の一端縁を縦壁面に突き当てるような位置決め構造では、ジップ付密封袋の種類に関わらず、所望の位置、すなわち、ジップ部の近傍に切り込みを形成することができないという問題が生じ、場合によっては、ジップ部が分断されるように切り込みが形成されてしまうという問題が乗じていた。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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