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公開番号
2025088577
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203360
出願日
2023-11-30
発明の名称
食品切断盛付システム及び食品切断盛付方法
出願人
株式会社日本キャリア工業
代理人
主分類
B26D
3/28 20060101AFI20250604BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】スライス肉などの食品片の集合体を形成する食品片の枚数や集合体の長さが変わったとしても、切断装置の能力を高く保てるようにする。
【解決手段】集合体の食品片の並び方向に沿った長さである集合体長を受け付ける長さ受付部21と、集合体を形成する食品片の枚数である食品片枚数を受け付ける枚数受付部22と、集合体長及び食品片枚数と、切断装置の切断速度とを関連付けた相関データを格納する相関データ格納部23と、長さ受付部21が受け付けた集合体長、枚数受付部22が受け付けた食品片枚数、及び、相関データ格納部23に格納されている相関データに基づいて、切断装置100の切断速度を制御する切断速度制御部24とを備えるようにした。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
食品を切断装置により切断し、切断された複数の食品片をその一部が互いに重なるように並べて集合体を形成し、この集合体を盛付ロボットにより掬い上げて所定箇所に盛り付ける食品切断盛付システムであって、
前記集合体の前記食品片の並び方向に沿った長さである集合体長を受け付ける長さ受付部と、
前記集合体を形成する前記食品片の枚数である食品片枚数を受け付ける枚数受付部と、
前記集合体長及び前記食品片枚数と、前記切断装置の切断速度とを関連付けた相関データを格納する相関データ格納部と、
前記長さ受付部が受け付けた前記集合体長、前記枚数受付部が受け付けた前記食品片枚数、及び、前記相関データ格納部に格納されている前記相関データに基づいて、前記切断装置の切断速度を制御する切断速度制御部とを備えることを特徴とする食品切断盛付システム。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記相関データが、前記集合体長が同じであれば、前記食品片枚数が多い場合の方が少ない場合よりも前記切断速度が速くなるように設定されていることを特徴とする請求項1記載の食品切断盛付システム。
【請求項3】
前記相関データが、前記食品片枚数が同じであれば、前記集合体長が短い場合の方が長い場合よりも前記切断速度が速くなるように設定されていることを特徴とする請求項1記載の食品切断盛付システム。
【請求項4】
前記切断装置により切断された複数の食品片それぞれを所定ピッチずつ間欠的に送り出すことで前記集合体を形成する構成において、
前記相関データにおける所定速度以上の前記切断速度が、先行して形成された前記集合体が前記盛付ロボットにより掬い上げられる前に、それ以降の前記集合体を形成する前記食品片が前記切断装置により切断されて前記所定ピッチ送り出されない速度に設定されていることを特徴とする請求項1記載の食品切断盛付システム。
【請求項5】
前記相関データ格納部が、前記盛付ロボットを所定の標準速度で動作させる標準用相関データと、前記盛付ロボットを前記標準速度よりも低い速度で動作させる低速用相関データとを格納していることを特徴とする請求項1記載の食品切断盛付システム。
【請求項6】
食品を切断装置により切断し、切断された複数の食品片をその一部が互いに重なるように並べて集合体を形成し、この集合体を盛付ロボットにより掬い上げて所定箇所に盛り付ける食品切断盛付方法であって、
前記集合体の前記食品片の並び方向に沿った長さである集合体長を受け付けるステップと、
前記集合体を形成する前記食品片の枚数である食品片枚数を受け付けるステップと、
前記集合体長及び前記食品片枚数と、前記切断装置の切断速度とを関連付けた相関データを格納するステップと、
前記集合体長、前記食品片枚数、及び、前記相関データに基づいて、前記切断装置の切断速度を制御するステップとを備えることを特徴とする食品切断盛付方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば塊状肉から切り出されたスライス肉をトレーなどの容器に盛り付ける食品切断盛付システム及び食品切断盛付方法に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
この種のシステムとしては、特許文献1に示すように、切断刃により切断された複数枚のスライス肉を所定ピッチでずらしながら重ねてスライス肉群(以下、鱗列肉ともいう)を形成し、その鱗列肉を盛付ロボットにより掬い上げてトレーに盛り付けるように構成されたものがある。
【0003】
より具体的に説明すると、切断刃が設けられているスライサー側では、複数枚のスライス肉を重ねてなる鱗列肉の形成と、その鱗列肉の搬送とが繰り返されながら、それぞれの鱗列肉を盛付ロボットのもとに送り出す。
【0004】
一方、盛付ロボットは、待機位置での待機、所定位置に送り出された鱗列肉の掬い上げ、及び、その鱗列肉のトレーへの盛付といった一連の動作を繰り返すように構成されている。
【0005】
そのため、スライサーの切断速度が速すぎると、鱗列肉が盛付ロボットのもとに次々と搬送されてしまい、盛付ロボットの一連の動作が間に合わなくなってしまうところ、スライサーの切断速度は、盛付ロボットの一連の動作に要する時間(以下、タクトタイムという)を考慮した速度に制限されている。
【0006】
ここで、従来のスライサーとしては、鱗列肉の重さを揃えるべく、塊状肉のサイズに応じて鱗列肉を形成するスライス肉の枚数を自動的に変更する機能を備えたものがある。
【0007】
上述した機能を備えるスライサーにおいて、鱗列肉を形成するスライス肉の枚数が増える場合を検討するべく、一例として鱗列肉を形成するスライス肉が4枚から5枚に切り替わる場合を取り上げて説明する。
【0008】
この場合、スライサーの切断速度が同じであれば、4枚のスライス肉で鱗列肉を形成してから、その鱗列肉を送り出すまでに要する時間よりも、5枚のスライス肉で鱗列肉を形成してから、その鱗列肉を送り出すまでに要する時間の方が、スライス肉1枚を切り出す分の時間だけ長くなるはずである。
【0009】
つまり、鱗列肉を送り出すまでに要する時間は、切断速度が同じであれば、枚数の増加前にタクトタイムよりも長いのであれば、枚数の増加後は当然にタクトタイムよりも長くなるはずであり、このことに鑑みれば、枚数の増加後は、切断速度を速くしても盛付ロボットの一連の動作が間に合う可能性がある。
【0010】
それにも関わらず、切断速度を一定速度に制限したままでは、枚数の増加した後にスライサーの能力を不要に抑えてしまっているという状況が生じ得る。
(【0011】以降は省略されています)
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