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公開番号
2025106818
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2023223225
出願日
2023-12-28
発明の名称
切断機
出願人
株式会社荻野精機製作所
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
B26D
1/38 20060101AFI20250710BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】切断対象の厚さが厚くても切断対象に対する1回の切断を短時間で行うことができる切断機を提供すること。
【解決手段】切断機1は、回転部4に対して第1径方向において回転刃7が固定される。回転刃7は、非搬送方向から見た場合に、固定刃11を正回転方向R1に通過することで切断対象300を切断する。回転刃7の刃先7aは、回転部4よりも外側に突出して形成されている。回転刃7は、第1径方向から見た場合に、刃先7aが、回転軸に対して刃先7aの延在方向における一方向側端部が刃先7aの延在方向における他方向側端部よりも離れるように傾斜し、かつ第1径方向と直交する第2径方向から見た場合に、刃先7aが、回転軸に対して他方向側端部が一方向側端部よりも離れるように傾斜して、回転部4に対して固定される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
切断対象を載置するテーブルと、
前記テーブルに対して前記切断対象の搬送方向側に配置される固定刃と、
前記固定刃に対して搬送方向側に離間して配置される回転部と、
前記回転部を搬送方向と直交する幅方向と平行である回転軸周りに回転させる回転機構と、
前記回転部に対して固定される方向である第1径方向において前記回転部に対して固定され、かつ、搬送方向と反対方向である非搬送方向から見た場合に、前記固定刃を回転方向に通過することで前記切断対象を切断する回転刃と、
を備え、
前記回転刃は、
延在方向に延在する平板状であり、延在方向と直交する方向のうち一方向である先端方向側の端部に刃先が形成され、
前記刃先は、前記回転部よりも外側に突出しており、
前記回転刃は、
第1径方向から見た場合に、前記刃先が、回転軸に対して前記刃先の延在方向における一方向側端部が前記刃先の延在方向における他方向側端部よりも離れるように傾斜し、かつ
第1径方向と直交する第2径方向から見た場合に、前記刃先が、回転軸に対して前記他方向側端部が前記一方向側端部よりも離れるように傾斜して、前記回転部に対して固定される、
ことを特徴とする切断機。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記回転刃を着脱自在に保持する刃ホルダを備え、
前記回転部は、半径方向外側に前記刃ホルダを載置する刃ホルダ載置面が形成され、
前記刃ホルダは、前記刃ホルダ載置面に載置された状態で、前記回転部に対して固定されており、
前記回転刃は、前記刃ホルダ載置面と前記刃ホルダとの間で保持されることで、前記回転部に対して固定される、
ことを特徴とする請求項1に記載の切断機。
【請求項3】
前記固定刃は、前記回転部に対して前記回転部の回転方向において等間隔に複数固定されている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の切断機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、切断機に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
切断機は、切断対象が搬送方向に搬送され、切断対象の幅よりも長い刃により切断対象を切断するものである。切断対象に対する刃の軌跡は、上下方向に往復するものが大部分である(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-24057号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、加工前の材料など切断対象は、切断機により切断された部分の重量が所定範囲であればよく、切断面の変形や滑らかさなどの切断精度を高く要求されない場合がある。また、加工前の材料などの切断対象は、加工時に大量に使用される場合に短時間で多くの切断された部分を準備する必要があるため、1回の切断を短時間で行うことが要求される場合がある。切断機のうち、上記刃の軌跡が上下方向に往復するものは、往復動作のため、切断対象の厚さにより切断速度が変化する、すなわち切断対象の厚さが厚くなるにしたがい、切断に長時間を要することとなる。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、切断対象の厚さが厚くても切断対象に対する1回の切断を短時間で行うことができる切断機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本実施形態における切断機は、切断対象を載置するテーブルと、前記テーブルに対して前記切断対象の搬送方向側に配置される固定刃と、前記固定刃に対して搬送方向側に離間して配置される回転部と、前記回転部を搬送方向と直交する幅方向と平行である回転軸周りに回転させる回転機構と、前記回転部に対して固定される方向である第1径方向において前記回転部に対して固定され、かつ、搬送方向と反対方向である非搬送方向から見た場合に、前記固定刃を回転方向に通過することで前記切断対象を切断する回転刃と、を備え、前記回転刃は、延在方向に延在する平板状であり、延在方向と直交する方向のうち一方向である先端方向側の端部に刃先が形成され、前記刃先は、前記回転部よりも外側に突出しており、前記回転刃は、第1径方向から見た場合に、前記刃先が、回転軸に対して前記刃先の延在方向における一方向側端部が前記刃先の延在方向における他方向側端部よりも離れるように傾斜し、かつ第1径方向と直交する第2径方向から見た場合に、前記刃先が、回転軸に対して前記他方向側端部が前記一方向側端部よりも離れるように傾斜して、前記回転部に対して固定される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明における切断機は、切断対象の厚さが厚くても切断対象に対する1回の切断を短時間で行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態における切断機の斜視図である。
図2は、実施形態における切断機の斜視図である。
図3は、実施形態における切断機の要部断面図である。
図4は、実施形態における切断機を第1径方向から見た場合における要部平面図である。
図5は、実施形態における切断機を第2径方向から見た場合における要部正面図である。
図6は、実施形態における刃ホルダ等の分解斜視図である。
図7は、実施形態における切断機の切断動作の説明図である。
図8は、実施形態における切断機の切断動作の説明図である。
図9は、切断機の変形例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
〔実施形態〕
図1は、実施形態における切断機の斜視図である。図2は、実施形態における切断機の斜視図である。図3は、実施形態における切断機の要部断面図である図4は、実施形態における切断機を第1径方向から見た場合における要部平面図である。図5は、実施形態における切断機を第2径方向から見た場合における要部正面図である。図6は、実施形態における刃ホルダ等の分解斜視図である。また、各図(図7~図9を含む)におけるX方向は、切断機の奥行方向であり、各図におけるY方向は、X方向と直交し、切断機の幅方向であり、各図におけるZ方向は、X方向およびY方向と直交し、切断機の上下方向である。X1は搬送方向、X2は非搬送方向、Y1は右方向、Y2は左方向、Z1は上方向、Z2は下方向である。なお、図3(図7および図8を含む)は回転部等を奥行き方向および上下方向を含む平面により切断した断面図であり、図4は回転部等を上方向から見た場合の図であり、図5は回転部等を非搬送方向から見た場合の図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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