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公開番号
2025057051
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023166680
出願日
2023-09-28
発明の名称
切断装置及び印刷装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B26D
1/06 20060101AFI20250402BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】落下等の比較的強い衝撃が受台に加わった場合にも、従来に比べて、受台が取り付けられた状態を維持しやすい切断装置及び印刷装置を提供すること。
【解決手段】切断装置はフレーム62、受台40、切断刃、及び第一押圧部材81を備える。受台40はフレーム62に取り外し可能に装着される。受台40は第一受面と、第一受面と交差する第一側壁43と、第一側壁43に連結し、受台40をフレーム62に取り付ける際の受台40の取付方向D9に延びる第一延伸部45と、第一延伸部45に設けられ、フレーム62の係合部64に係脱可能に係合するフック47とを備える。切断刃は切断位置と通常位置との間を移動できる。第一押圧部材81は、フック47が係合部64に係合した状態で、第一延伸部45のうちのフック47よりも取付方向D9にある部位に接触し、第一延伸部45を第一側D7に押圧する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
係合部が形成されたフレームと、
前記フレームに取り外し可能に装着される受台であって、
第一受面と、
前記第一受面と交差する第一側壁と、
前記第一側壁に連結し、前記受台を前記フレームに取り付ける際の前記受台の取付方向に延びる第一延伸部と、
前記第一延伸部に設けられ、前記係合部に係脱可能に係合するフックと、
を有する前記受台と、
テープを前記受台の前記第一受面との間で挟んで切断する位置である切断位置と、前記第一受面と離隔した位置である通常位置との間を移動可能な切断刃と、
前記フックが前記フレームの前記係合部に係合した状態で、前記第一延伸部のうちの前記フックよりも前記取付方向にある部位に接触し、前記第一延伸部を前記フレームに近づく第一側に押圧する第一押圧部材と
を備えることを特徴とする切断装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記フレームを間にして前記第一押圧部材と対向して配置された第二押圧部材であって、前記第一延伸部が前記フレームと、前記第二押圧部材との間に配置された場合に、前記第一延伸部のうちの前記フックよりも前記取付方向にある部位に接触し、前記第一延伸部を前記フレームに近づく、前記第一側とは反対の第二側に押圧する前記第二押圧部材と、
前記第一受面の反対側に設けられ、前記第一延伸部が前記フレームと、前記第二押圧部材との間に配置された場合に、前記切断位置に配置される前記切断刃を受ける第二受面と
を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の切断装置。
【請求項3】
前記テープを供給するカセットを取り外し可能に装着するカセット装着部を更に備え、
前記第一押圧部材は、前記カセット装着部と前記フレームとの間に設けられ、
前記第一押圧部材と、前記フレームとの間の第一距離は、前記第二押圧部材と、前記フレームとの間の第二距離よりも短いことを特徴とする請求項2に記載の切断装置。
【請求項4】
前記受台は、
前記第一受面と交差し、前記第一側壁と対向する第二側壁と、
前記第二側壁に連結し、前記第一延伸部と対向して、前記取付方向に延びる第二延伸部と、
を更に有することを特徴とする請求項1に記載の切断装置。
【請求項5】
前記第二延伸部の前記取付方向に垂直、且つ、前記フレームに平行な幅方向の長さは、前記第一延伸部の前記幅方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項4に記載の切断装置。
【請求項6】
前記第一延伸部の前記フレームに対向する側の第一対向面は、前記取付方向ほど、前記フレームから離れる、前記第一側とは反対の第二側に傾斜することを特徴とする請求項1に記載の切断装置。
【請求項7】
前記受台は、
前記第一受面と交差し、前記第一側壁と対向する第二側壁と、
前記第二側壁に連結し、前記第一延伸部と対向して、前記取付方向に延びる第二延伸部と、
を更に有し、
前記第二延伸部の前記フレームに対向する側の第二対向面の反対側の反対面は、前記取付方向ほど、前記フレームに近づく前記第二側に傾斜することを特徴とする請求項6に記載の切断装置。
【請求項8】
テープに印刷をする印刷ヘッドと、
前記テープを搬送方向に搬送する搬送部と、
前記テープを切断する切断装置であって、
係合部が形成されたフレームと、
前記フレームに取り外し可能に装着される受台であって、
第一受面と、
前記第一受面と交差する第一側壁と、
前記第一側壁に連結し、前記受台を前記フレームに取り付ける際の前記受台の取付方向に延びる第一延伸部と、
前記第一延伸部に設けられ、前記係合部に係脱可能に係合するフックと、
を有する前記受台と、
前記テープを前記受台の前記第一受面との間で挟んで切断する位置である切断位置と、前記第一受面と離隔した位置である通常位置との間を移動可能な切断刃と、
前記フックが前記フレームの前記係合部に係合した状態で、前記第一延伸部のうちの前記フックよりも前記取付方向にある部位に接触し、前記第一延伸部を前記フレームに近づく第一側に押圧する第一押圧部材と
を有する前記切断装置と
を備えることを特徴とする印刷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、切断装置及び印刷装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のテープ印刷装置は、樹脂製本体フレームに取付部を設ける。取付部には、テープの切断時にカッタ刃と当接するカッタ刃受け部材の移動を規制するフック部材、及び取付部に取り付けられたカッタ刃受け部材の側壁に当接するリブが設けられる。切断刃受け部材は、フック部材とリブ部材とにより、取付部に着脱可能に取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-136219号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
取付部に着脱可能に取り付けられた切断刃受け部材(受台)は、落下等の比較的強い衝撃により、フック部材とリブ部材との協働による、切断刃受け部材の取付部内での固定が、意図せずに解除される可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、落下等の比較的強い衝撃が受台に加わった場合にも、従来に比べて、受台が取り付けられた状態を維持しやすい切断装置及び印刷装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第一態様の切断装置は、係合部が形成されたフレームと、前記フレームに取り外し可能に装着される受台であって、第一受面と、前記第一受面と交差する第一側壁と、前記第一側壁に連結し、前記受台を前記フレームに取り付ける際の前記受台の取付方向に延びる第一延伸部と、前記第一延伸部に設けられ、前記係合部に係脱可能に係合するフックと、を有する前記受台と、テープを前記受台の前記第一受面との間で挟んで切断する位置である切断位置と、前記第一受面と離隔した位置である通常位置との間を移動可能な切断刃と、前記フックが前記フレームの前記係合部に係合した状態で、前記第一延伸部のうちの前記フックよりも前記取付方向にある部位に接触し、前記第一延伸部を前記フレームに近づく第一側に押圧する第一押圧部材とを備える。切断装置の第一押圧部材は、フックより取付方向において、第一延伸部をフレームに近づく第一側に押圧するので、落下等の比較的強い衝撃が受台に加わった場合にも、従来に比べて、受台が取り付けられた状態を維持することに貢献する。
【0007】
第一態様の切断装置は、前記フレームを間にして前記第一押圧部材と対向して配置された第二押圧部材であって、前記第一延伸部が前記フレームと、前記第二押圧部材との間に配置された場合に、前記第一延伸部のうちの前記フックよりも前記取付方向にある部位に接触し、前記第一延伸部を前記フレームに近づく、前記第一側とは反対の第二側に押圧する前記第二押圧部材と、前記第一受面の反対側に設けられ、前記第一延伸部が前記フレームと、前記第二押圧部材との間に配置された場合に、前記切断位置に配置される前記切断刃を受ける第二受面とを更に備える。切断装置の第二押圧部材は、第一延伸部が前記フレームと、第二押圧部材との間に配置された場合に、第一延伸部をフレームに近づく第二側に押圧するので、落下等の比較的強い衝撃が受台に加わった場合にも、従来に比べて、受台が取り付けられた状態を維持することに貢献する。
【0008】
第一態様の切断装置は、前記テープを供給するカセットを取り外し可能に装着するカセット装着部を更に備え、前記第一押圧部材は、前記カセット装着部と前記フレームとの間に設けられ、前記第一押圧部材と、前記フレームとの間の第一距離は、前記第二押圧部材と、前記フレームとの間の第二距離よりも短い。切断装置は、第一延伸部がフレームと第二押圧部材との間に配置された場合よりも、第一延伸部がフレームと第一押圧部材との間に配置された場合に、第一延伸部を第一側に強く押圧できる。切断装置は、受台がカセット装着部側に押されることを抑制できる。
【0009】
第一態様の切断装置の前記受台は、前記第一受面と交差し、前記第一側壁と対向する第二側壁と、前記第二側壁に連結し、前記第一延伸部と対向して、前記取付方向に延びる第二延伸部と、を更に有する。切断装置は、受台を切断装置に装着する過程、又は切断装置から取り外す過程で、第二延伸部がない場合よりも、第一延伸部が他の部材に衝突する等で破損いにくい。
【0010】
第一態様の切断装置の前記第二延伸部の前記取付方向に垂直、且つ、前記フレームに平行な幅方向の長さは、前記第一延伸部の前記幅方向の長さよりも長い。切断装置の第二延伸部は、第二延伸部の幅方向の長さが、第一延伸部の幅方向の長さ以下である場合に比べ、第一延伸部が他の部材に衝突する等で破損いにくい。
(【0011】以降は省略されています)
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