TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025140276
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024039573
出願日
2024-03-14
発明の名称
切断装置
出願人
株式会社 ベアック
代理人
めぶき弁理士法人
主分類
B26D
7/18 20060101AFI20250919BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】簡単な構成で切断対象物から切断物を変形させることなく分離することが可能な切断装置を実現すること。
【解決手段】切断装置1は、刃部12を有する刃型10、切断下敷プレート20、切断物排出プレート50、及び切断物排出具を有している。切断物排出具は刃型10を兼用している。切断下敷プレート20は、切断対象物W0を挟んで刃型10と対向する位置で、切断対象物W0を切断するときに刃型10の刃先11を受ける。切断物排出プレート50は、切断対象物W1を切断した後に、切断下敷プレート20と入れ替えられ、切断物W1が自然落下することが可能な大きさの切断物排出孔51を有している。切断下敷きプレート20と切断物排出プレート50とを入れ替え後、刃型10を下降させて、切断対象物W0から切断物W1を抜き落して分離し切断物排出孔51に排出する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
刃部を有する刃型と、
切断対象物を挟んで前記刃型と対向する位置で、前記切断対象物を切断するときに前記刃型の刃先を受ける切断下敷プレートと、
前記切断対象物を切断した後に、前記切断下敷プレートと入れ替えることが可能であり、切断物が自然落下することが可能な大きさの切断物排出孔を有する切断物排出プレートと、
前記切断対象物から前記切断物を分離し前記切断物排出孔に排出する切断物排出具と、
を有している、
ことを特徴とする切断装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の切断装置において、
前記切断物排出具が前記刃型であって、
前記刃型は、切断時と同じ平面位置にあり、前記切断下敷プレートと前記切断物排出プレートとを入れ替えた後に、前記刃先が前記切断対象物から前記切断物を抜き落す位置まで下降することが可能に構成されている、
ことを特徴とする切断装置。
【請求項3】
請求項2に記載の切断装置において、
前記刃型は、前記刃部の内側に収容される弾性を有する切断物受け部材をさらに有し、
前記切断物受け部材は、前記切断対象物から切断された状態の前記切断物を吸着する吸着孔を有し、
前記切断物受け部材が前記切断物を吸着した後に、前記切断物排出プレートは、前記切断下敷プレートと入れ替えることが可能に構成されている、
ことを特徴とする切断装置。
【請求項4】
請求項1に記載の切断装置において、
前記切断物排出具が切断物排出パンチであって、
前記切断物排出パンチは、前記切断物の外形よりも小さい外形のパンチ部を有している、
ことを特徴とする切断装置。
【請求項5】
請求項4に記載の切断装置において、
前記切断物排出パンチは、前記切断下敷プレート上の前記切断物を吸着保持する吸着孔を有し、
前記切断物排出パンチは、前記切断対象物を切断した後に、前記刃型と入れ替えることが可能であり、
前記切断物排出パンチが前記切断物を吸着した後に、前記切断物排出プレートは、前記切断下敷プレートと入れ替えることが可能に構成されている、
ことを特徴とする切断装置。
【請求項6】
請求項1に記載の切断装置において、
前記切断下敷プレートに対して前記切断対象物の反対側にあり、少なくとも切断時に前記切断下敷プレートに接触する弾性プレートをさらに有している、
ことを特徴とする切断装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、切断装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
シートなどの切断対象物から切断物を切り離す切断手段として、エッチング刃型、ピナクル(登録商標)刃型又はトムソン刃型などの刃型を有する切断装置がある。このような切断装置は、切断対象物から切断物を確実に分離し、回収することに課題を有していた。
【0003】
特許文献1には、切断対象物としての樹脂フィルムに貫通孔を形成し、切断後の切断対象物から切断物を分離し回収することを可能とするするための切断装置が開示されている。この切断装置は、刃型と、刃型の内部に収容される第1の弾性体と、刃型の周囲を取り囲むように配置される第2の弾性体とを備えている。第1の弾性体及び第2の弾性体は、共に刃先よりも突出させていて、第1の弾性体の刃先からの突出量を第2の弾性体の刃先からの突出量よりも大きくしている。
【0004】
このように構成される切断装置は、刃型によって切断下敷プレートに載置された樹脂フィルムを切断することができる。第1の弾性体及び第2の弾性体は、切断工程が終了するまで樹脂フィルムを押圧している。第1の弾性体による樹脂フィルムに対する押圧力は、第2の弾性体の押圧力よりも大きい。刃型が、樹脂フィルムを打抜いた後に、刃型、第1の弾性体及び第2の弾性体は打抜き前の初期位置に復帰する。ただし、樹脂フィルムから遠ざかるタイミングは、刃型、第2の弾性体、第1の弾性体の順となる。すなわち、刃先が樹脂フィルムから離れるまで、少なくとも第1の弾性体は打抜き屑を押さえている。従って、上記打抜き装置において、切断後の切断対象物は、切断下敷プレートから離れやすく、切断物は切断下敷プレートに留まる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-97092号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1に記載の切断装置は、第1の弾性体によって、切断物が刃型に付着した状態で切断下敷プレートから浮き上がることを防ぎ、樹脂フィルムから切断物を分離させることを可能にしている。従って、切断物は、切断下敷プレートに付着した状態で留まり、樹脂フィルム上に散乱することを防ぐことができる。しかし、切断物は、切断下敷プレートに付着して留まっていることから、切断下敷プレートから切断物を剥離するための離反装置を設けている。
【0007】
そこで、本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、既述した従来技術のように離反装置を設けなくても、簡単な構成で切断対象物から切断物を変形させることなく分離し、容易に回収することが可能な切断装置を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
[1]本発明の切断装置は、刃部を有する刃型と、切断対象物を挟んで前記刃型と対向する位置で、前記切断対象物を切断するときに前記刃型の刃先を受ける切断下敷プレートと、前記切断対象物を切断した後に、前記切断下敷プレートと入れ替えることが可能であり、切断物が自然落下することが可能な大きさの切断物排出孔を有する切断物排出プレートと、前記切断対象物から前記切断物を分離し前記切断物排出孔に排出する切断物排出具と、を有している、ことを特徴とする。
【0009】
[2]本発明の切断装置においては、前記切断物排出具が前記刃型であって、前記刃型は、切断時と同じ平面位置にあり、前記切断下敷プレートと前記切断物排出プレートとを入れ替えた後に、前記刃先が前記切断対象物から前記切断物を抜き落す位置まで下降することが可能に構成されている、ことが好ましい。
【0010】
[3]本発明の切断装置においては、前記刃型は、前記刃部の内側に収容される弾性を有する切断物受け部材をさらに有し、前記切断物受け部材は、前記切断対象物から切断された状態の前記切断物を吸着する吸着孔を有し、前記切断物受け部材が前記切断物を吸着した後に、前記切断物排出プレートは、前記切断下敷プレートと入れ替えることが可能に構成されている、ことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
曲線カッター
2か月前
個人
ハサミ
5か月前
個人
円弧状刃の包丁
8か月前
有限会社カルチエ
ナイフ
11か月前
個人
理美容はさみ
5か月前
個人
折り畳みナイフ
11か月前
株式会社サボテン
鋏
7か月前
コクヨ株式会社
ハサミ
12か月前
個人
2wayコーナーパンチ
9か月前
福善刃物工業株式会社
鋏
18日前
株式会社文創
切創抑制器具
12か月前
株式会社和田機械
栗切り機の刃物
3か月前
個人
自動曲機とそれに使用する刃物
1か月前
やおき工業株式会社
鋏
5か月前
個人
自動曲機とそれに使用する刃物
2か月前
株式会社フタミ
表面処理装置
7か月前
デュプロ精工株式会社
加工装置
4か月前
トヨタ自動車株式会社
切断装置
10か月前
個人
梳き鋏及び梳き鋏使用方法
1か月前
船井電機株式会社
電動器具
4か月前
株式会社日本キャリア工業
食料切断装置
5か月前
独立行政法人 国立印刷局
打ち抜き装置
3か月前
株式会社日本キャリア工業
食料切断装置
6か月前
株式会社日本キャリア工業
食料切断装置
5か月前
株式会社日本キャリア工業
食料切断装置
6か月前
株式会社日本キャリア工業
食料切断装置
10か月前
株式会社日本キャリア工業
食料切断装置
5か月前
株式会社日本キャリア工業
食料切断装置
6か月前
株式会社村田製作所
切断装置
10日前
鈴茂器工株式会社
棒状食材切断装置
9か月前
デュプロ精工株式会社
用紙積載装置
9か月前
近畿刃物工業株式会社
切断加工用刃物
5か月前
THESTANDBYME合同会社
鋏
5か月前
西川ゴム工業株式会社
薪割り具
10か月前
近畿刃物工業株式会社
切断加工用刃物
6か月前
本田技研工業株式会社
切断装置
2か月前
続きを見る
他の特許を見る