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公開番号
2025132505
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024030127
出願日
2024-02-29
発明の名称
凍結管及び土壌凍結方法
出願人
株式会社前川製作所
,
ケミカルグラウト株式会社
代理人
SSIP弁理士法人
主分類
E02D
3/115 20060101AFI20250903BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】効率的に土壌を凍結するための凍結管及び土壌凍結方法を提供する。
【解決手段】本開示の少なくとも一実施形態に係る凍結管は、幅方向に並ぶ複数の内部流路を含む、可撓性を有するチャンネルプレート部と、幅方向においてチャンネルプレート部の両側に位置する、可撓性を有する一対の伝熱プレート部と、を備える。各々の伝熱プレート部の幅は、チャンネルプレート部の複数の内部流路が占める領域の幅の1倍以上である。
【選択図】図2A
特許請求の範囲
【請求項1】
幅方向に並ぶ複数の内部流路を含む、可撓性を有するチャンネルプレート部と、
前記幅方向において前記チャンネルプレート部の両側に位置する、可撓性を有する一対の伝熱プレート部と、
を備え、
各々の前記伝熱プレート部の幅は、前記チャンネルプレート部の前記複数の内部流路が占める領域の幅の1倍以上である
凍結管。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記一対の伝熱プレート部は、中実構造である、
請求項1に記載の凍結管。
【請求項3】
前記一対の伝熱プレート部の厚さは、前記チャンネルプレート部の厚さ以上である、
請求項1又は2に記載の凍結管。
【請求項4】
前記チャンネルプレート部、及び、前記一対の伝熱プレート部の内、前記チャンネルプレート部、及び、前記一対の伝熱プレート部の厚さ方向の一方側の面を覆う保温材、を備える、
請求項1又は2に記載の凍結管。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の凍結管を凍結対象の土壌の表面に配置するステップと、
前記凍結管に熱媒体を供給することで前記土壌を凍結させるステップと、
を備える、
土壌凍結方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、土壌の凍結に用いられる凍結管及び土壌凍結方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば土木工事を行うにあたって、土壌を凍結させて工事を工法が知られている。このような工法では、例えば土壌を凍結させるために例えばトンネル覆工用セグメント等の構造物に取り付けられた凍結管に冷媒を供給することで、土壌を凍結させるようにしている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6752062号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
凍結管が取り付けられる構造物はコンクリート製の構造物が多い。コンクリート製の構造物は熱伝導率が比較的低いため、土壌の凍結に比較的長い時間を要する。そのため、土壌の凍結に要する時間を短くすることが望まれている。
【0005】
本開示の少なくとも一実施形態は、上述の事情に鑑みて、効率的に土壌を凍結するための凍結管及び土壌凍結方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示の少なくとも一実施形態に係る凍結管は、
幅方向に並ぶ複数の内部流路を含む、可撓性を有するチャンネルプレート部と、
前記幅方向において前記チャンネルプレート部の両側に位置する、可撓性を有する一対の伝熱プレート部と、
を備え、
各々の前記伝熱プレート部の幅は、前記チャンネルプレート部の前記複数の内部流路が占める領域の幅の1倍以上である。
【0007】
(2)本開示の少なくとも一実施形態に係る土壌凍結方法は、
上記(1)の構成の凍結管を凍結対象の土壌の表面に配置するステップと、
前記凍結管に熱媒体を供給することで前記土壌を凍結させるステップと、
を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の少なくとも一実施形態によれば、効率的に土壌を凍結できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
幾つかの実施形態に係る凍結管を備える冷凍サイクル装置の一例としての土壌凍結装置の全体構成図である。
凍結管の断面の一例を示す図である。
凍結管の断面の他の一例を示す図である。
図1のIII-III矢視断面図であり、図2Aに示した凍結管を用いた場合について図示するものである。
伝熱プレート部を有していない凍結管による土壌の凍結のシミュレーションのモデルを示す図である。
図4Aのモデルによるシミュレーション結果である、温度分布を示すコンター図である。
チャンネルプレート部の厚さよりも薄い伝熱プレート部を有している凍結管による土壌の凍結のシミュレーションのモデルを示す図である。
図5Aのモデルによるシミュレーション結果である、温度分布を示すコンター図である。
チャンネルプレート部の厚さと同じ厚さの伝熱プレート部を有している凍結管による土壌の凍結のシミュレーションのモデルを示す図である。
図6Aのモデルによるシミュレーション結果である、温度分布を示すコンター図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本開示の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本開示の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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