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公開番号2025123935
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-25
出願番号2024019737
出願日2024-02-13
発明の名称作業機械
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
主分類E02F 9/00 20060101AFI20250818BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】環境負荷を低減することが可能な作業機械を提供する。
【解決手段】作作業機械は、昇降可能に支持された排土板を前方に有する走行体フレーム210に配置された電動モータと、一端が排土板に回動可能に支持され、他端側を中心に電動モータによって上下に回動する第1アーム223と、一端が排土板に回動可能に支持され、他端が第1アーム223と平行になるように回動可能に走行体フレームに支持された第2アーム224と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
昇降可能に支持された排土板を前方に有する走行体フレームと、バッテリユニットを備える作業機械であって、 前記走行体フレームに配置され、前記バッテリユニットの電力が供給される電動モータと、一端が前記排土板に設置された第1支持部に回動可能に支持され、他端側を中心に前記電動モータによって上下に回動する第1アームと、一端が前記排土板に設置された第2支持部に回動可能に支持され、他端が前記第1アームと平行になるように回動可能に前記走行体フレームに設けられた第3支持部で支持された第2アームと、を備える作業機械。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記第1支持部部が前記第2支持部の上方に配置されている、請求項1記載の作業機械。
【請求項3】
前記第3支持部の上方に、前記電動モータ駆動力によって前記第1アームを回転させる出力軸を支持する第4支持部を備える、請求項2記載の作業機械。
【請求項4】
前記出力軸の反対側に前記第1アームと対向するよう配置され、一端が前記排土板に設置された第5支持部に回動可能に支持され、他端が回動可能に前記走行体フレームに設けられた第6支持部で支持された第3アームを備える、請求項1記載の作業機械。
【請求項5】
前記出力軸の反対側に前記第2アームと対向するよう配置され、一端が前記排土板に設置された第7支持部に回動可能に支持され、他端が回動可能に前記走行体フレームに設けられた第8支持部で支持された第4アームを備える、請求項4記載の作業機械。
【請求項6】
前記走行体フレームは、前方に向けて延びる一対の縦板を有し、前記第3支持部と前記第4支持部が一方の前記縦板の前部に配置され、前記第6支持部と前記第8支持部が他方の前記縦板の前部に配置されている、請求項5記載の作業機械。
【請求項7】
前記電動モータは、一対の前記縦板の間に配置されている請求項6記載の作業機械。
【請求項8】
前記走行体フレームは、一対の前記縦板の間を架け渡す梁材を有し、前記電動モータは、前記梁材に支持される、請求項7記載の作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
関連技術として、電動モータにより油圧ポンプを駆動させ、作動油を油圧アクチュエータに圧送し、ブレード等の作業機を動作させる油圧ショベルが知られている。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-148775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
油圧ショベル等の作業機械は、近年脱炭素化の要望により、特許文献1のような電動モータで駆動する作業機械の需要が高まっている。ところが特許文献1の作業機械は、油圧アクチュエータを使用していることから、油圧配管の破損等による作動油の飛散等の問題がある。
【0005】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、その課題は、作動油の飛散などによる環境負荷を低減することが可能な作業機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る作業機械は、昇降可能に支持された排土板を前方に有する走行体フレームと、バッテリユニットを備える作業機械であって、前記走行体フレームに配置され、前記バッテリユニットの電力が供給される電動モータと、一端が前記排土板に設置された第1支持部に回動可能に支持され、他端側を中心に前記電動モータによって上下に回動する第1アームと、一端が前記排土板に設置された第2支持部に回動可能に支持され、他端が前記第1アームと平行になるように回動可能に前記走行体フレームに設けられた第3支持部で支持された第2アームと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、環境負荷を低減することが可能な作業機械を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るショベルの模式斜視図である。
本発明の実施形態に係るショベルの排土装置が装着された走行体のセンターフレームの模式斜視図である。
本発明の実施形態に係る電動モータユニットの模式側面図である。
本発明の実施形態に係るショベルの排土板が基準位置にある場合の排土装置が装着された走行体のセンターフレームの模式左側面図。
本発明の実施形態に係るショベルの排土板が最上げ位置にある場合の排土装置が装着された走行体のセンターフレームの模式左側面図。
本発明の実施形態に係るショベルの排土板が最下げ位置にある場合の排土装置が装着された走行体のセンターフレームの模式左側面図。
本発明の実施形態に係るショベルの駆動システムの模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る作業機械の代表例としてショベル100を例に挙げ添付図面を参照しつつ本発明にかかる実施形態について詳細に説明する。なお上部旋回体300が旋回することなく走行体200が直進する走行方向を前後方向とし直進する走行方向と平面上で直交する方向を左右方向とする。これらの方向は、運転室の運転座席に着座したオペレータを基準として設定された方向である。
【0010】
図1で示すようにショベル100は、自走可能な走行体200と、走行体200上に旋回可能に支持された上部旋回体300と、上部旋回体300の前方で上下に回動自在に支持された作業装置400を備え、さらにショベル100を駆動させる駆動システム500をさらに備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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