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公開番号2025132626
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030308
出願日2024-02-29
発明の名称路面整備システム
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類E02F 9/26 20060101AFI20250903BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】効率的に路面整備作業を実施する。
【解決手段】走行頻度特定部は、作業現場の路面を走行する作業機械の、路面の区画ごとの走行頻度を特定する。整備路面決定部は、走行頻度に基づいて、作業現場の路面のうち整備する区画を決定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
作業現場の路面を走行する作業機械の、前記路面の区画ごとの走行頻度を特定する走行頻度特定部と、
前記走行頻度に基づいて、前記作業現場の路面のうち整備する区画を決定する整備路面決定部と、
を備える路面整備システム。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記作業機械が走行した区画の路面の粗さ情報を特定する粗さ特定部を備え、
前記整備路面決定部は、前記走行頻度と前記路面の粗さ情報とに基づいて、整備する区画を決定する
請求項1に記載の路面整備システム。
【請求項3】
前記路面の粗さ情報は、前記作業機械が備えるサスペンション圧力センサの検出値に基づいて算出される
請求項2に記載の路面整備システム。
【請求項4】
整備後の前記区画の粗さ情報を表示するための信号を生成する表示制御部、
を備える請求項2に記載の路面整備システム。
【請求項5】
前記作業現場の路面を整備する整備機械による、前記路面の区画ごとの整備頻度を特定する整備頻度特定部を備え、
前記整備路面決定部は、前記走行頻度と前記整備頻度とに基づいて、整備する区画を決定する
請求項1に記載の路面整備システム。
【請求項6】
前記作業機械は、ダンプトラックである、
前記整備機械は、モータグレーダである、
請求項5に記載の路面整備システム。
【請求項7】
前記走行頻度特定部は、前記作業機械の位置情報に基づいて前記区画ごとの走行頻度を特定する、
請求項1に記載の路面整備システム。
【請求項8】
前記整備路面決定部は、複数の区画についての整備の優先度を算出する、
請求項1または請求項2に記載の路面整備システム。
【請求項9】
前記優先度を表示するための信号を生成する表示制御部、
を備える請求項8に記載の路面整備システム。
【請求項10】
前記整備路面決定部が決定した前記整備する区画に関する情報を出力する指示部と、
を備える請求項1または請求項2に記載の路面整備システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、路面整備システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
作業現場には、ダンプトラックなどの作業機械が走行する路面が形成されている。作業機械の走行に伴い、路面が荒れるため、モータグレーダやブルドーザなどの整備機械によって路面整備を行う必要がある。特許文献1には、ブルドーザによる路面の作業に係る計画を生成する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2024-005910号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、一般的に、作業機械のオペレータの申告に基づいて路面整備作業が実施されている。そのため、オペレータから申告を受けるまで整備すべき区画が分からず、効率的な路面整備作業ができていない可能性がある。
本開示の目的は、効率的に路面整備作業を実施することができる路面整備システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第一態様によれば、路面整備システムは、作業現場の路面を走行する作業機械の、前記路面の区画ごとの走行頻度を含む前記作業機械の車体データを取得する車体データ取得部と、前記走行頻度に基づいて、前記作業現場の路面のうち整備する区画を決定する整備路面決定部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
上記態様によれば、路面整備システムは効率的に路面整備作業を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第一実施形態に係る路面整備システムの構成を示す概略図である。
第一実施形態に係る管理装置の構成を示す概略ブロック図である。
第一実施形態に係る整備指示画面の例を示す図である。
第一実施形態に係る走行頻度画面の例を示す図である。
第一実施形態に係る路面粗さ画面の例を示す図である。
第一実施形態に係る管理装置による路面整備計画の生成方法を示すフローチャートである。
第二実施形態に係る管理装置の構成を示す概略ブロック図である。
第二実施形態に係る管理装置による路面整備計画の生成方法を示すフローチャートである。
第二実施形態に係る整備実績画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
〈第一実施形態〉
《路面整備システムの構成》
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
図1は、第一実施形態に係る路面整備システム1の構成を示す概略図である。
路面整備システム1は、管理装置10と、運搬車両20と、整備機械30とを備える。運搬車両20や整備機械30などの作業機械は、作業現場において稼働する。作業現場は、例えば鉱山であってよい。作業現場には、荷を運搬する運搬車両20が走行するための路面が形成される。
【0009】
管理装置10は、運搬車両20および整備機械30から車体データを取得し、作業現場の路面のうち整備対象とする区画を決定する。車体データとは、作業機械に設けられたセンサから収集されたデータおよび当該データから計算された、作業機械の状態を示すデータである。管理装置10は、決定した整備対象とする区画の情報を作業現場の現場監督などの管理者に提示する。
【0010】
運搬車両20は、例えばダンプトラックであってよい。運搬車両20は作業現場において発生する荷を運搬する。運搬車両20が運搬する荷の例としては、砕石、土砂、岩石、石炭などが挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)

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