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公開番号2025134295
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-17
出願番号2024032118
出願日2024-03-04
発明の名称モータグレーダおよびモータグレーダのドローバ姿勢算出方法
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類E02F 3/85 20060101AFI20250909BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】識別用マーカを用いてドローバの姿勢を算出可能なモータグレーダを提供する。
【解決手段】モータグレーダは、フロントフレームと、ドローバと、ドローバの前方においてドローバをフロントフレームに対して揺動可能に連結する連結部材と、連結部材の近傍となるフロントフレームの第1の位置に取り付けられた第1の識別用マーカと、ドローバに取り付けられ、かつ、第1の識別用マーカを撮像するカメラと、撮像により得られた第1の識別用マーカの第1の画像データに基づいて、ドローバの姿勢を算出するコントローラとを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
フロントフレームと、
ドローバと、
前記ドローバの前方において前記ドローバを前記フロントフレームに対して揺動可能に連結する連結部材と、
前記連結部材の近傍となる前記フロントフレームの第1の位置に取り付けられた第1の識別用マーカと、
前記ドローバに取り付けられ、かつ、前記第1の識別用マーカを撮像するカメラと、
前記撮像により得られた前記第1の識別用マーカの第1の画像データに基づいて、前記ドローバの姿勢を算出するコントローラとを備える、モータグレーダ。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記連結部材の近傍となる前記フロントフレームの第2の位置に取り付けられた第2の識別用マーカをさらに備え、
前記カメラは、前記第1の識別用マーカと前記第2の識別用マーカとを撮像し、
前記コントローラは、前記第1の画像データと、前記撮像により得られた前記第2の識別用マーカの第2の画像データとに基づいて、前記ドローバの姿勢を算出する、請求項1に記載のモータグレーダ。
【請求項3】
前記ドローバの姿勢は、前記連結部材に対する前記ドローバの姿勢であり、
前記コントローラは、
前記第1の画像データに基づいて、前記カメラに対する前記連結部材の姿勢を算出し、
前記カメラに対する前記連結部材の姿勢に基づき、前記連結部材に対する前記ドローバの姿勢を算出する、請求項1に記載のモータグレーダ。
【請求項4】
前記カメラは、前記ドローバの上面に取り付けられている、請求項1から3のいずれか1項に記載のモータグレーダ。
【請求項5】
ブレードを支持し、かつ、前記ドローバに旋回可能に取り付けられた旋回サークルをさらに備え、
前記ドローバは、前記連結部材に接続される端部を有し、
前記カメラは、前記端部から前記旋回サークルの旋回中心に向かう方向に延びた、前記ドローバの中心軸上に位置する、請求項4に記載のモータグレーダ。
【請求項6】
モータグレーダのドローバ姿勢算出方法であって、
連結部材によってフロントフレームに対して揺動可能に連結されたドローバに取り付けられたカメラによって、前記連結部材の近傍となる前記フロントフレームの所定位置に取り付けられた識別用マーカを撮像するステップと、
前記撮像により得られた前記識別用マーカの画像データに基づいて、前記ドローバの姿勢を算出するステップとを備える、モータグレーダのドローバ姿勢算出方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、モータグレーダおよびモータグレーダのドローバ姿勢算出方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、モータグレーダが知られている。モータグレーダは、旋回サークルが取り付けられたドローバを備える。旋回サークルには、ブレードが取り付けられている。
【0003】
米国特許出願公開第2018/0061040A1号明細書(特許文献1)には、上記ブレードをトラッキング可能なモータグレーダが開示されている。具体的には、特許文献1のモータグレーダは、ブレードに動作可能に結合された第1および第2の光学ターゲットと、第1の視野内の第1の光学ターゲットの第1の撮像データを収集する第1のカメラと、第2の視野内で第2の光学ターゲットの第2の撮像データを収集する第2のカメラと、第1または第2の撮像データの少なくとも一方を選択するセレクタと、選択された撮像データに基づいてブレードの向きを決定するプロセッサとを備える。第1のカメラと第2のカメラとは、フロントフレームに設置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2018/0061040A1号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のモータグレーダでは、複数の光学ターゲット(識別用マーカ)を別々のカメラで撮像することにより、ブレードの姿勢を求めている。これに限らず、ブレードの姿勢は、ドローバの姿勢から比較的容易に求めることができる。よって、ドローバの姿勢を算出できれば、ブレードの姿勢を求めることができる。
【0006】
本開示は、識別用マーカを用いてドローバの姿勢を算出可能なモータグレーダおよびモータグレーダのドローバ姿勢算出方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係るモータグレーダは、フロントフレームと、ドローバと、ドローバの前方においてドローバをフロントフレームに対して揺動可能に連結する連結部材と、連結部材の近傍となるフロントフレームの第1の位置に取り付けられた第1の識別用マーカと、ドローバに取り付けられ、かつ、第1の識別用マーカを撮像するカメラと、撮像により得られた第1の識別用マーカの第1の画像データに基づいて、ドローバの姿勢を算出するコントローラとを備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、識別用マーカを用いてドローバの姿勢を算出可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
モータグレーダの構成を概略的に示す斜視図である。
作業機の要部を示す図である。
作業機が図2の状態にある場合に、カメラによる撮像によって得られた画像データに基づく画像を示した図である。
図2の状態からドローバを右側に移動させた状態を示した図である。
作業機が図4の状態にある場合に、カメラによる撮像によって得られた画像データに基づく画像を示した図である。
図4の状態からドローバを右上方に移動させた状態を示した図である。
作業機が図6の状態にある場合に、カメラによる撮像によって得られた画像データに基づく画像を示した図である。
モータグレーダの機能的構成を説明するブロック図である。
ドローバの姿勢を算出するためのフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態に係るモータグレーダについて、図に基づいて説明する。以下の説明では、同一部品には、同一の符号を付している。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)

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