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公開番号
2025123588
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024019086
出願日
2024-02-13
発明の名称
建設機械の組立方法
出願人
日本車輌製造株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02D
7/14 20060101AFI20250818BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】組立対象物とその吊り搬送に用いる吊り治具との対応関係を容易に確認できる建設機械の組立方法を提供する。
【解決手段】組立対象物を吊り搬送して組み立てる建設機械の組立方法において、リーダ部材23の吊り部と、これに対応する吊り器具34,35及び吊りロープ37とをリーダ吊り搬送に関連する色として同一色で着色し、回転駆動装置の吊り部と、これに対応する吊り器具及び吊りロープとを回転駆動装置吊り搬送に関連する色としてリーダ吊り搬送に関連する色とは異なる同一色で着色し、カウンタウエイトの吊り部と、これに対応する吊り器具及び吊りロープとをカウンタウエイト吊り搬送に関連する色としてリーダ吊り搬送、回転駆動装置吊り搬送に関連する色とは異なる同一色で着色し、組立対象物を、その吊り部に着色した色と同一色で着色した吊り器具及び吊りロープを用いて吊り搬送して組み立てる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
下部走行体と該下部走行体の上部に旋回可能に設けられた上部旋回体とからなるベースマシンと、前記上部旋回体の前部に起伏可能に設けられたリーダと、該リーダの前面に昇降可能に装着された回転駆動装置と、前記上部旋回体の後端部に搭載されたカウンタウエイトとを備えた建設機械であって、前記ベースマシンに、前記リーダ、前記回転駆動装置及び前記カウンタウエイトを組立対象物として組み立てる建設機械の組立方法において、
前記リーダの吊り部と、これに対応する吊り器具及び吊りロープと、をリーダ吊り搬送に関連する色として同一色で着色し、
前記回転駆動装置の吊り部と、これに対応する吊り器具及び吊りロープと、を回転駆動装置吊り搬送に関連する色として前記リーダ吊り搬送に関連する色とは異なる同一色で着色し、
前記カウンタウエイトの吊り部と、これに対応する吊り器具及び吊りロープと、をカウンタウエイト吊り搬送に関連する色として前記リーダ吊り搬送、前記回転駆動装置吊り搬送に関連する色とは異なる同一色で着色し、
前記組立対象物を、その吊り部に着色した色と同一色で着色した吊り器具及び吊りロープを用いて吊り搬送して組み立てることを特徴とする建設機械の組立方法。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記回転駆動装置は、高さ位置の異なる前側吊り部と後側吊り部とで前記回転駆動装置吊り搬送に関連する色を異ならせ、
前記前側吊り部に対応する前側吊り器具及び前側吊りロープを前記前側吊り部に着色した色と同一色で着色し、
前記後側吊り部に対応する後側吊り器具及び後側吊りロープを前記後側吊り部に着色した色と同一色で着色したことを特徴とする請求項1記載の建設機械の組立方法。
【請求項3】
前記リーダの吊り部に対応する吊り器具は、前記吊り部と前記吊りロープとの間の長さを手動で調整可能な長さ変更器具が含まれることを特徴とする請求項1又は2記載の建設機械の組立方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建設機械の組立方法に関し、詳しくは、構成部品の分解輸送が行われる建設機械の組立方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
杭施工用の建設機械として、例えば杭打機を工事現場で使用する場合、寸法や質量といった輸送制限をクリアするために、リーダやオーガ、カウンタウエイトなどの構造物を部品単位に分解して機体と別々に輸送し、現場でこれらを組み立てて使用する運用がなされている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-228221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
分解・組立作業に用いるシャックルやワイヤロープなどの吊り治具は、使用上の安全を確保するため、取扱説明書に仕様や数量、部品番号などが明記され、これにより、組立対象物の吊り搬送に必要な組み合わせが分かるようなっている。しかしながら、用意されたシャックルやワイヤロープ同士は外観がよく似ているため、一見してどの組み合わせが適切であるか判別することが難しく、万一、誤った組み合わせのものを使用した場合には強度不足による破損や想定外の重心の偏りによる荷振れが発生するおそれがあった。
【0005】
そこで本発明は、組立対象物とその吊り搬送に用いる吊り治具との対応関係を容易に確認できる建設機械の組立方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の建設機械の組立方法は、下部走行体と該下部走行体の上部に旋回可能に設けられた上部旋回体とからなるベースマシンと、前記上部旋回体の前部に起伏可能に設けられたリーダと、該リーダの前面に昇降可能に装着された回転駆動装置と、前記上部旋回体の後端部に搭載されたカウンタウエイトとを備えた建設機械であって、前記ベースマシンに、前記リーダ、前記回転駆動装置及び前記カウンタウエイトを組立対象物として組み立てる建設機械の組立方法において、前記リーダの吊り部と、これに対応する吊り器具及び吊りロープと、をリーダ吊り搬送に関連する色として同一色で着色し、前記回転駆動装置の吊り部と、これに対応する吊り器具及び吊りロープと、を回転駆動装置吊り搬送に関連する色として前記リーダ吊り搬送に関連する色とは異なる同一色で着色し、前記カウンタウエイトの吊り部と、これに対応する吊り器具及び吊りロープと、をカウンタウエイト吊り搬送に関連する色として前記リーダ吊り搬送、前記回転駆動装置吊り搬送に関連する色とは異なる同一色で着色し、前記組立対象物を、その吊り部に着色した色と同一色で着色した吊り器具及び吊りロープを用いて吊り搬送して組み立てることを特徴としている。
【0007】
また、前記回転駆動装置は、高さ位置の異なる前側吊り部と後側吊り部とで前記回転駆動装置吊り搬送に関連する色を異ならせ、前記前側吊り部に対応する前側吊り器具及び前側吊りロープを前記前側吊り部に着色した色と同一色で着色し、前記後側吊り部に対応する後側吊り器具及び後側吊りロープを前記後側吊り部に着色した色と同一色で着色したことを特徴としている。
【0008】
さらに、前記リーダの吊り部に対応する吊り器具は、前記吊り部と前記吊りロープとの間の長さを手動で調整可能な長さ変更器具が含まれることを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の建設機械の組立方法によれば、組立対象物の吊り搬送に用いる吊り部、吊り器具及び吊りロープを、組立対象物ごとに異ならせて同一色に着色し、組立対象物を吊り搬送するときに、その吊り部に着色した色と同一色で着色した吊り器具及び吊りロープを用いるので、取扱説明書のような照合手段によらずとも、一見してどの組み合わせが適切であるか判別することが容易になり、建設機械を現場で組み立てる際の部品搬送を安全かつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一形態例を示す掘削機械の側面図である。
同じく掘削機械の輸送姿勢を示す側面図である。
同じく平面図である。
同じくリーダ部材の吊り搬送状態を示す側面図である。
図4のV-V矢視図である。
図4のVI-VI矢視図である。
同じくねじ孔、リンクボルト、シャックルにおけるリーダ吊り搬送に関連する色の説明図である。
同じくレバーブロック、ワイヤロープにおけるリーダ吊り搬送に関連する色の説明図である。
同じくケリードライブの吊り搬送状態を示す側面図である。
同じく前側吊りプレート、シャックル、ワイヤロープにおけるケリードライブ吊り搬送に関連する色の説明図である。
同じく後側吊りプレート、シャックル、ワイヤロープにおけるケリードライブ吊り搬送に関連する色の説明図である。
同じく下段カウンタウエイトの吊り搬送状態を示す後面図である。
同じく中段カウンタウエイトの吊り搬送状態を示す後面図である。
同じく吊りプレート、シャックル、ワイヤロープにおけるカウンタウエイト吊り搬送に関連する色の説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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