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公開番号2025119696
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024014629
出願日2024-02-02
発明の名称作業機械
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
主分類E02F 9/22 20060101AFI20250807BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】環境負荷を低減することが可能な作業機械を提供する。
【解決手段】作業機械は、先端に排土板221が装着された一対のアーム222を昇降可能に支持する走行体200と、一対のアーム222の間で走行体200に配置され電動モータにより回転するクランク部601と、クランク部601と一端が第1枢結部604を介して枢結され、第2枢結部607を介して排土板221を上下に昇降可能に枢結するクランクロッド608と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
先端に排土板が装着された一対のアームを昇降可能に支持する走行体と、バッテリユニットを備える作業機械であって、 前記一対のアームの間にあって、前記走行体に配置され、前記バッテリユニットの電力が供給される電動モータと、 前記電動モータにより回転するクランク部と、前記クランク部と一端が第1枢結部を介して枢結され、第2枢結部を介して前記排土板を上下に昇降可能に枢結するクランクロッドと、を備える作業機械。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記クランクロッドは、前記一対のアームと平行である、請求項1記載の作業機械。
【請求項3】
前記クランクロッドは、前記一対のアームより短い、請求項2記載の作業機械。
【請求項4】
前記クランク部は、前記一対のアームの一方に向けてから突設されたクランクピンを有し、 前記クランクピンは、弾性体を介して前記第1枢結部に支持される、請求項3記載の作業機械。
【請求項5】
前記クランク部の隣には、前記第1枢結部と当接可能に前記走行体設置された当接部材を有する、請求項1から4記載の何れか1項に記載の作業機械。
【請求項6】
前記当接部材は、前記第1枢結部と一方側より当接可能な第1当接部と、前記第1枢結部と他方側より当接可能な第2当接部を有する、請求項5記載の作業機械。
【請求項7】
前記第1当接部が前記第2当接部の上方に配置されている、請求項6記載の作業機械。
【請求項8】
前記当接部材は、前記クランク部の回転中心より後方に配置されている、請求項6記載の作業機械。
【請求項9】
前記電動モータの回転角度を検知するセンサを備え、
前記センサは、前記回転中心に配置されている、請求項8記載の作業機械。
【請求項10】
前記電動モータを制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、前記第1当接部及び前記第2当接と前記第1枢結部が当接しないように前記電動モータを制御する第1制御と、前記第2当接部と前記第1枢結部を当接させ、前記排土板により、前記作業機械を支持する第2制御を切換可能に実行する、請求項7記載の作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
関連技術として、電動モータにより油圧ポンプを駆動させ、作動油を油圧アクチュエータに圧送し、ブレード等の作業機を動作させる油圧ショベルが知られている。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-148775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
油圧ショベル等の作業機械は、近年脱炭素化の要望により、特許文献1のような電動モータで駆動する作業機械の需要が高まっている。ところが特許文献1の作業機械は、油圧アクチュエータを使用していることから、油圧配管の破損等による作動油の飛散等の問題がある。
【0005】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、その課題は、作動油の飛散などによる環境負荷を低減することが可能な作業機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る作業機械は、先端に排土板が装着された一対のアームを昇降可能に支持する走行体と、バッテリユニットを備える作業機械であって、前記一対のアームの間にあって、前記走行体に配置され、前記バッテリユニットの電力が供給される電動モータと、前記電動モータにより回転するクランク部と、前記クランク部と一端が第1枢結部を介して枢結され、第2枢結部を介して前記排土板を上下に昇降可能に枢結するクランクロッドと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、環境負荷を低減することが可能な作業機械を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るショベルの模式左側面図である。
本発明の実施形態に係るショベルの模式平面図である。
本発明の実施形態に係る電動モータユニットとクランク部の模式側面図である。
本発明の実施形態に係るショベルが排土板を地面に設置した時のA-A方向のショベルの走行体の模式断面図。
本発明の実施形態に係るショベルが排土板を構造的に最も高く上げた時のA-A方向のショベルの走行体の模式断面図である。
本発明の実施形態に係るショベルが排土板を構造的に最も低く下げた時のA-A方向のショベルの走行体の模式断面図である。
本発明の実施形態に係るショベルの駆動システムの模式図である。
本発明の実施形態に係るショベルの制御方法に係るフローチャートである。
本発明の他の実施形態に係るショベルの下部走行体の模式斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る作業機械の代表例としてショベル100を例に挙げ添付図面を参照しつつ本発明にかかる実施形態について詳細に説明する。なお上部旋回体300が旋回することなく走行体200が直進する走行方向を前後方向とし直進する走行方向と平面上で直交する方向を左右方向とする。これらの方向は、運転室の運転座席に着座したオペレータを基準として設定された方向である。
【0010】
図1及び図2で示すようにショベル100は、自走可能な走行体200と、走行体200上に旋回可能に支持された上部旋回体300と、上部旋回体300の前方で上下に回動自在に支持された作業装置400を備え、さらにショベル100を駆動させる駆動システム500をさらに備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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