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公開番号
2025121498
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024016914
出願日
2024-02-07
発明の名称
大都市防災設備
出願人
個人
代理人
主分類
E02B
3/04 20060101AFI20250813BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】都市防災設備を提供するこ
【解決手段】本発明による都市防災設備は、海岸線近傍の海中に備えられた津波対策天井川堤防を具備し海岸線天井川両端から外海に河川水を流すことを特徴とする。
複数の隣接する河川の隣接する川岸から連続して海中に備えられ比較的浅い海底の海中に備えられた埋め立て不要天井川堤防5と前記埋め立て不要天井川堤防5の外海側に備えられ両端が海岸線と接続する複数の開口7aを保持する津波対策堤防7を特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
海岸線近傍の海中に備えられた両端が海岸線と接続する複数の開口を具備する津波対策天井川堤防と、
前記複数の開口に備えられたフラップゲート式防潮堤或いは水門を具備し、
複数の前記開口から外海に河川水を流すことを特徴とする大都市防災設備。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
複数の河川の隣接する両川岸と連続して比較的浅い海底の海中まで備えられた埋め立て不要天井川堤防と、
前記埋め立て不要天井川堤防の外海側に海岸線と接続して備えられ複数の開口を具備する津波対策天井川堤防と、
複数の前記開口に備えられたフラップゲート式防潮堤或いは水門を具備し、
複数の前記開口から外海に河川水を流すことを特徴とする大都市防災設備。
【請求項3】
海岸線近傍の海中に備えられた一端に開口を有し他端は海岸線に接続する天井川堤防と、
前記天井川堤防の一端の開口と接続し他端は海岸線と接続する比較的浅い海中まで備えられた埋め立て不要天井川堤防と、
前記埋め立て不要天井川堤防の外海に備えられ両端が海岸線まで接続された複数の開口を具備する津波対策天井川堤防と、
複数の前記開口に備えられたフラップゲート式防潮堤或いは水門を具備し、
前記埋め立て不要天井川堤防と前記津波対策堤防の間を汽水域とし津波対策天井川堤防の前記開口から外海に河川水を流すことを特徴とする大都市防災装置。
【請求項4】
海峡の二本の海岸線と、
前記二本の海岸線近傍の海中に備えられ両端に開口を有する二本の海岸線天井川堤防と、
前記天井川堤防の両端で比較的浅い海中に備えられた二本の埋め立て不要天井川堤防と、
前記二本の埋め立て不要天井川堤防の外側に平行して備えられた開口を有する津波対策堤防を具備し、
前記津波対策天井川堤防7の間を運河とし前記埋め立て不要堤防と前記津波対策堤防の間を汽水域とし前記開口から外海に河川水を流すことを特徴とする大都市防災装。
【請求項5】
海峡の二本の海岸線と、
前記二本の海岸線近傍の海中に備えられ両端に開口を有する天井川堤防と、
前記天井川堤防の両端で比較的浅い海中に備えられた埋め立て不要天井川堤防と、
前記埋め立て不要天井川堤防の外側に平行して備えられた開口を有する津波対策堤防を具備し前記埋め立て不要堤防と前記津波対策堤防の間を汽水域とし前記開口から外海に河川水を流すことを特徴とする 都市防災装置。
【請求項6】
複数の河川の隣接する両川岸と連続して比較的浅い海底の海中まで備えられた第一の埋め立て不要天井川堤防と、
前記隣接する両川岸の海岸線近傍の海中に備えられた両端に開口を有する天井川堤防と前記第一の埋め立て不要天井川堤防の側面と並行して前記天井川堤防の両端から比較的浅い海中まで備えられた第二の埋め立て不要天井川堤防と両端が海岸線と接続し前記双方の埋め立て不要天井川堤防に平行して備えられた複数の開口を具備する津波対策天井川堤防と、
複数の前記開口に備えられたフラップゲート式防潮堤或いは水門 を具備し複数の前記開口から外海に河川水を流すことを特徴とする大都市防災設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は海岸線近傍或いは比較的浅い海底の海中に津波対策天井川堤防を設置し大都市防災設備を提供することを目的とする。
続きを表示(約 6,000 文字)
【背景技術】
【0002】
最終氷期最終期の日本列島の海岸線は東京湾、伊勢湾、大阪湾が100メートルに及ぶ海面上昇により次々と沈水し現在の海岸線になった。
本発明は先願である 洪水防止堤防又は津波防止堤防(特願2022-162288号)の関連出願である。また、本出願人は津波対策浮体装置(特開2020-76287号)を既に出願している。
なお、本出願人の発明ではないが日立造船株式会社の浮体式フラップゲートの登録特許として特許5329452号他33件がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5329452号
特許第5476209号
特許第5529001号
特許第5762882号
特許第5718732号
特許第5580785号
特許第5631818号
特許第5845025号
特開第5845051号
特許第5718792号
特許第5971956号
特許第5873743号
特許第5873759号
特許第5883756号
特許第5948206号
特許第6158503号
特許第6117280号
特許第6235403号
特許第6262608号
特許第6438282号
特許第6435455号
特許第6382094号
特許第6431401号
特許第6480221号
特許第6461699号
特許第6652409号
特許第6696681号
特許第6438555号
特許第6626180号
特許第6856487号
特許第7145102号
特許第7203710号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の第一の目的は東京湾、伊勢湾、大阪湾等日本の大都市海岸線 の海中に複数の開口7aを保持する津波対策天井川堤防7を設置して大都市防災設備を提供することである。
本発明の第二の目的は東京湾、伊勢湾、大阪湾等日本の海岸線 に埋め立て不要土地を提供することである
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は海岸線近傍或いは比較的浅い海底の海中に備えられた複数の開口7aを保持する津波対策天井川堤防7を具備し前記複数の開口7aから河川水を外海に流すことにより大都市防災設備を提供することを目的とする。
請求項1記載の大都市防災設備は、
海岸線近傍の海中に備えられた両端が海岸線と接続する複数の開口を具備する津波対策天井川堤防と
前記複数の開口に備えられたフラップゲート式防潮堤或いは水門を具備し複数の前記開口から外海に河川水を流すことを特徴とする。
請求項2に記載された大都市防災装置は、
複数の河川の隣接する両川岸と連続して比較的浅い海底の海中まで備えられた埋め立て不要天井川堤防と 前記埋め立て不要天井川堤防の外海側に海岸線と接続して備えられ複数の開口を具備する津波対策天井川堤防と 複数の前記開口に備えられたフラップゲート式防潮堤或いは水門 を具備し複数の前記開口から外海に河川水を流すことを特徴とする。
請求項3記載の大都市防災設備は、
海岸線近傍の海中に備えられた一端に開口を有し他端は海岸線に接続する天井川堤防と
前記天井川堤防の一端の開口と接続し他端は海岸線と接続する比較的浅い海中まで備えられた埋め立て不要天井川堤防と前記埋め立て不要天井川堤防の外海に備えられ両端が海岸線まで接続された複数の開口を具備する津波対策天井川堤防と
複数の前記開口に備えられたフラップゲート式防潮堤或いは水を具備し前記埋め立て不要天井川堤防と前記津波対策堤防の間を汽水域とし津波対策天井川堤防の前記開口から外海に河川水を流すことを特徴とする。
請求項4記載の大都市防災設備は、
海岸線近傍の海中に備えられた両端に開口を有する天井川堤防と 前記天井川堤防の両端から比較的浅い海中まで備えられた埋め立て不要天井川堤防と前記埋め立て不要天井川堤防の外海に備えられ両端を海岸線まで接続する複数の開口7aを有する津波対策堤防7と 複数の前開口に備えられたフラップゲート式防潮堤或いは水門を具備し前記埋め立て不要天井川堤防と前記津波対策天井川堤防の間を汽水域とし津波対策添乗川堤防の前記開口から外海に河川水を流すことを特徴とする。
請求項5記載の大都市防災設備は、
海峡の二本の海岸線と前記二本の海岸線近傍の海中に備えられ両端に開口を有する二本の海岸線天井川堤防と 前記天井川堤防の両端で比較的浅い海中に備えられた二本の埋め立て不要天井川堤防と前記二本の埋め立て不要天井川堤防の外側に平行して備えられた開口を有する津波対策堤防を具備し前記津波対策天井川堤防7の間を運河とし前記埋め立て不要堤防と前記津波対策堤防の間を汽水域とし前記開口から外海に河川水を流すことを特徴とする。
請求項6記載の大都市防災設は、複数の河川の隣接する両川岸と連続して比較的浅い海底の海中まで備えられた第一の埋め立て不要天井川堤防と前記隣接する両川岸の
海岸線近傍の海中に備えられた両端に開口を有する天井川堤防と前記第一の埋め立て不要天井川堤防の側面と並行して前記天井川堤防の両端から比較的浅い海中まで備えられた第二の埋め立て不要天井川堤防と両端が海岸線と接続し前記双方の埋め立て不要天井川堤防に平行して備えられた複数の開口を具備する津波対策天井川堤防と 複数の前記開口に備えられたフラップゲート式防潮堤或いは水門 を具備し複数の前記開口から外海に河川水を流すことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば海岸線近或いは比較的浅い海底の海中に備えられた両端海岸線まで接続された複数の開口7aを有する津波対策堤防7の複数の前記開口から外海に河川水或いは汽水水を流す大都市防災が可能となる。
また、隣接する河川の隣接する川岸から比較的浅い海底の海中までに備えられたより埋め立て不要天井川堤防5と 前記埋め立て不要天井川堤防5の外海に平行して両端が海岸線まで備えられた複数の開口7aを保持する津波対策堤防7を具備し、前記埋立不要天井川堤防6により埋め立て不要土地が可能となり 前記埋め立て不要天井川堤防5と前記津波対策堤防7の間を汽水域とし津波対策堤防7の複数の前記から外海に河川水を流し大都市防災が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
日本列島の現在の海岸線及び氷期の海岸線を示す。
海岸線近傍傍或いは比較的浅い海底の海中に備えられ複数の開口7aを保持する津波対策堤防7の実施例を示す
大阪湾の現在の地図を示す。
東京湾の現在の地図を示す。
三河湾の現在の地図を示す。
東京の現在の埋め立てを示す。
横浜の現在の埋め立てを示す。
名古屋の現在の埋め立てを示す。
九州から東京湾までの地図を示す。
堤防壁及び堤防補強部材が堤防固定垂直柱により固定された堤防壁を示す。
海中に備えられた複数の開口7aを有する津波対策天井川堤防7の一実施例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
第1図は日本列島の現在の海岸線及び氷期の海岸線を示す。
最終氷期最終期の日本列島の海岸線は東京湾、伊勢湾、大阪湾が100メートルに及ぶ海面上昇により次々と沈水し現在の海岸線になった。
第2図は海岸線近傍傍或いは比較的浅い海底の海中に備えられ複数の開口7aを保持する津波対策堤防7の具体的実施例を示す
第2a図は海岸線近傍傍の海中に備えられ複数の開口7aを具備する津波対策天井川堤防7の実施例を示し 海岸線1、複数の河川2、複数の開口7aを具備する津波対策天井川堤防7の実施例を示す。
複数の開口7aには公知のフラップゲート式防潮堤8或いは水門9が備えられ海岸線1への津波を防止する。
第2b図は一端に開口有する天井川堤防4の他端を埋め立て不要天井川堤防5により遮断すると共に前記埋め立て不要天井川堤防5の外海に複数の開口7aを保持する津波対策堤防7を備えた実施例を示す。第2c図は海岸線近傍に備えられた両端に開口を有する天井川堤防4と前記開口の両端から比較的浅い海底の海中備えられた埋め立て不要天井川堤防5と前記埋め立て不要天井川堤防5の外海に備えられた津波対策天井川堤防7の実施例を、第2d図は複数の隣接する河川の隣接する川岸から連続して海中に備えられ比較的浅い海底の海中に備えられた埋め立て不要天井川堤防5と 前記埋め立て不要天井川堤防5の外海側に備えられ両端が海岸線と接続する複数の開口7aを保持する津波対策堤防7の実施例を示す。第2e図は一本の海岸線での都市防災設備の一実施例で海岸線近傍の海中に天井川堤防4を備え前記天井川堤防3の両端に開口bを具備し前記開口4b3bを具備する天井川堤防3を連続して具備する実施例である。
【0009】
第3a図は大阪湾、第3b図は東京湾及び第図3c図は三河湾の現在の地図を示し、第2c図の海岸線近傍に備えられた両端に開口を有する天井川堤防4と前記開口の両端から比較的浅い海底の海中備えられた埋め立て不要天井川堤防5と前記埋め立て不要天井川堤防5の外海に備えられた津波対策天井川堤防7の実施例が具体的に実施され第3b図
大阪湾の神戸、大阪、神戸空港及び関西空港の海岸線側側面を接続する海岸線近傍の天井川堤防4と前記空港の外海側側面と接続しで比較的浅い海中まで備えられた埋め立て不要天井川堤防5と前記埋め立て不要天井川堤防5の外海に複数の開口7aを保持する津波対策堤防7を備えた実施例を示す。
み三河湾でも中部国際空港の海岸線側側面を接続し松阪までの海岸線近傍の天井川堤防4中部国際空港付近と松阪付近の海岸線を接続して比較的浅い海中まで備えられた埋め立て不要天井川堤防5と前記埋め立て不要天井川堤防5の外海に複数の開口7aを保持する津波対策堤防7を備えた実施例で大都市防災が可能である。東京湾も浦安の海岸線から浦安の海岸線から横須賀までの海岸線近傍の天井川堤防4と木更津と横須賀の天井川堤防4の両端から比較的浅い海中まで備えられた埋め立て不要天井川堤防5と木更津と横須賀の海岸線と接続して前記埋め立て不要天井川堤防5の外海に複数の開口7aを保持する津波対策堤防7を備えた実施例を示す。第2c図は海岸線近傍に備えられた両端に開口を有する天井川堤防4と前記開口の両端から比較的浅い海底の海中に備えられた埋め立て不要天井川堤防5と前記埋め立て不要天井川堤防5の外海に備えられた津波対策天井川堤防7の実施例で大都市防災が可能である。
第4図は埋め立て地のある大都市の現在を示し、第2d図の複数の隣接する河川の隣接する川岸から連続して海中に備えられ比較的浅い海底の海中に備えられた埋め立て不要天井川堤防5と 前記埋め立て不要天井川堤防5の外海側に備えられ両端が海岸線と接続する複数の開口7aを保持する津波対策堤防7の実施例が具体的に実施され、
第複数の隣接する河川の隣接する川岸から連続して比較的浅い海底の海中まで備えられた埋め立て不要天井川堤防5と前記埋め立て不要天井川堤防の外海側に備えられ複数の開口7aを有する津波対策天井川堤防と複数の前記開口に備えられたフラップゲート式防潮堤或いは水門を具備し複数の前記開口から外海に河川水を流すことを特徴とする隣接する河川の河川水を外海に流す海岸線1及び河川2も含めた実施例を示し、
第4図の東京、横浜及び千葉の埋め立て地では例えば東京の荒川と隅田川の隣接する河川の隣接する川岸或いは近傍の海岸線から連続して比較的浅い海底の海中まで備えられた第1の埋め立て不要天井川堤防5と隅田川の対岸から鶴見川の東河岸までの海岸線近傍の天井川堤防4と 前記天井川堤防4の両端の開口と接続し前記第1の埋め立て不要天井川堤防4aの側面と平行した第2の埋め立て不要天井川堤防4bと 海岸線と両端が接続し双方の埋め立て不要天井川堤防5a及び5bの外海に平行して備えられた津波対策天井川堤防7を実施すれば東京から横浜までの埋め立て不要地6が実現可能となる。
横浜でも隣接する多摩川と鶴見川の隣接する川岸或いは近傍の海岸線から連続して比較的浅い海底の海中まで備えられた埋め立て不要天井川堤防5を実施すれば埋め立て地以外に埋め立て不要地6が実現可能となる。また、鶴見川の西側川岸或いは近傍の海岸線と横須賀近傍の海岸線を接続し比較的浅い海底の海中まで備えられた埋め立て不要天井川堤防5を実施すれば埋め立て地以外に埋め立て不要地6が実現可能となる。大阪湾の河川は複雑ではあるが同様の実施が可能である。なお、明石は加古川の東川をじっし岸から明石の東端の海岸線に接続し比較的浅い海中まで備えられた埋め立て不要天井川堤防5と前記埋め立て不要天井川堤防5の外海に複数の開口7aを保持する津波対策堤防7を備えた実施例で明石の防災と埋め立て不要土地が可能となる。
【0010】
東京湾、大阪湾,伊勢湾及び東北沿岸等の一本の海岸線での都市防災設備の一実施例は第2e図の実施例が具体的に実施可能で、複数の隣接する河川の隣接する川岸から連続して比較的浅い海底の海中まで備えられた埋め立て不要天井川堤防5と前記埋め立て不要天井川堤防の外海側に備えられ複数の開口7aを有する津波対策天井川堤防7と複数の前記開口7aに備えられたフラップゲート式防潮堤8或いは水門9 を具備し複数の前記開口7aから外海に河川水を流すことを特徴とする隣接する河川の河川水を外海に流すことを特徴とする。
この実施例では本出願人による津波対策浮体装置(特開2020-76287号)が洋上での津波対策として津波を弱めるために実施され誘導浮体部材は洋上風力発電として利用される。最終的津波対策として前記開口7aに公知の浮体式フラップゲート8或いは水門9が利用される。
(【0011】以降は省略されています)
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